<外苑前 ときの忘れもの 小野隆生展(〜3/25) 画廊のコレクション展で旧作のみだが油彩・テンペラ・ドローイングと大作もあり懐かしい展示だった。小野は油彩のコレクションの原点と言える作家で懐かしい。裸婦は初期に数点描いていてそれを買ったのが版画から油彩なども買う様になったきっかけ>
(小泉清さんのtwitterより)
<昨日行った、ときの忘れものの小野隆生さんのコレクション展。
初めてこちらを訪れたのは大学4年の時、教わっていた福田毅先生が「僕の親しい画家が個展やってるから見に行ったらいいよ」と、小野隆生さんの個展DMをくれたのがきっかけでした。>
(寺林武洋さんのtwitterより)
3月7日から画廊で開催してきた「小野隆生コレクション展」ですが、明日で終了です。
久しぶりのコレクション展なので、この機会にと小野作品を時代別、技法別にご紹介してきました。
3月12日「小野隆生のテンペラによる大作」
3月13日「小野隆生の初期1970~80年代の作品」
3月14日「小野隆生のテンペラ作品」
3月16日「小野隆生の切り抜き作品」
3月18日「小野隆生の素描作品」
最後となる今日は、小野隆生の版画作品をご紹介します。
●版画掌誌『ときの忘れもの 第1号 小野隆生/三上誠』

版画掌誌『ときの忘れもの 第1号 小野隆生/三上誠』
1999年
ときの忘れもの 発行
24ページ
32.0x26.0cm
A版(限定28部):小野隆生のリトグラフ2点・三上誠の銅版後刷り2点 計4点挿入
B版(限定100部):小野隆生のリトグラフ1点挿入
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●版画集『小野隆生 銅版画集1995』
銅版画4点組
《いちごを見つけた日に》
版画集『小野隆生 銅版画集1995』より
1995年
銅版画
Image size:19.5x14.5cm
Sheet size: 36.8x26.5cm
Ed. 35
サインあり
《解読できない手紙》
版画集『小野隆生 銅版画集1995』より
1995年
銅版画
Image size:19.5x14.5cm
Sheet size: 36.8x26.5cm
Ed. 35
サインあり
《6月5日の断片》
版画集『小野隆生 銅版画集1995』より
1995年
銅版画
Image size:19.5x14.5cm
Sheet size: 36.8x26.5cm
Ed. 35
サインあり
《真夜中の訪問者》
版画集『小野隆生 銅版画集1995』より
1995年
銅版画
Image size:19.5x14.5cm
Sheet size: 36.8x26.5cm
Ed. 35
サインあり
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●版画集『小野隆生 銅版画集1996 今日もレコードの雑音だけが聞こえる』
銅版画8点組
《小像 96-1》
版画集『小野隆生 銅版画集1996 今日もレコードの雑音だけが聞こえる』より
1996年
銅版画
Image size:19.5x14.5cm
Sheet size: 50.5x34.8cm
Ed. 35サインあり
《小像 96-2》
版画集『小野隆生 銅版画集1996 今日もレコードの雑音だけが聞こえる』より
1996年
銅版画
Image size:19.5x14.5cm
Sheet size: 50.5x34.8cm
Ed. 35
サインあり
《小像 96-3》
版画集『小野隆生 銅版画集1996 今日もレコードの雑音だけが聞こえる』より
1996年
銅版画
Image size:19.5x14.5cm
Sheet size: 50.5x34.8cm
Ed. 35
サインあり
《小像 96-4》
版画集『小野隆生 銅版画集1996 今日もレコードの雑音だけが聞こえる』より
1996年
銅版画
Image size:19.5x14.5cm
Sheet size: 50.5x34.8cm
Ed. 35
サインあり
《窓ガラスに反射した肖像 1》
版画集『小野隆生 銅版画集1996 今日もレコードの雑音だけが聞こえる』より
1996年
銅版画
Image size:19.5x14.5cm
Sheet size: 50.5x34.8cm
Ed. 35
サインあり
《窓ガラスに反射した肖像 2》
版画集『小野隆生 銅版画集1996 今日もレコードの雑音だけが聞こえる』より
1996年
銅版画
Image size:19.5x14.5cm
Sheet size: 50.5x34.8cm
Ed. 35
サインあり
《今日もレコードの雑音だけが聞こえる》
版画集『小野隆生 銅版画集1996 今日もレコードの雑音だけが聞こえる』より
1996年
銅版画
Image size:19.5x14.5cm
Sheet size: 50.5x34.8cm
Ed. 35
サインあり
《小像 96-5》
版画集『小野隆生 銅版画集1996 今日もレコードの雑音だけが聞こえる』より
1996年
銅版画
Image size:19.5x14.5cm
Sheet size: 50.5x34.8cm
Ed. 35
サインあり
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●版画集『小野隆生 版画集 壱千九百九拾九年』
リトグラフ4点組
《砂が降る朝》
版画集『小野隆生 版画集 壱千九百九拾九年』より
1999年
リトグラフ
50.0x65.0cm
Ed. 35
サインあり
《赤い風の吹いた方角》
版画集『小野隆生 版画集 壱千九百九拾九年』より
1999年
リトグラフ
50.0x65.0cm
Ed. 35
サインあり
《壱千九百九拾九年》
版画集『小野隆生 版画集 壱千九百九拾九年』より
1999年
リトグラフ
50.0x65.0cm
Ed. 35
サインあり
《解読された暗号》
版画集『小野隆生 版画集 壱千九百九拾九年』より
1999年
リトグラフ
50.0x65.0cm
Ed. 35
サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
●「小野隆生の絵を銀座の資生堂ギャラリーで見たのは、もう10年ほども前だろうか。覚えているのは絵を目にした瞬間に私の足が、すこし震えたことである。」
(大倉宏『「貴種」に正対する目』より)
●「オブジェと人物。私はある時、小野作品に対して、この双方に同じような眼差しを向けていたことに気付かされたのです。たしかに、人物を描いたものは、肖像画の体裁を成しています。でも、ある特定の人物の姿をとらえた、いわゆる肖像画とはちがってモデルがなく、その人物の性格や感情が見る側に直接的に伝わることはありません。そのためか、画家の頭の中で静かに熟成された人物像は、どこか凛とした佇まいの静物画(オブジェ)を思わせるのです。」
(池上ちかこのエッセイより、2009年05月09日)
●「小野作品には、キャンバス作品にも何処か未完成な感じがあるが、この未完成さが日本絵画の伝統を継承する最大の特徴ではないかと思う。」
(小泉清のエッセイより)
●「久しぶりにコレクションの肖像画を並べてみた。ふと、これから「小野隆生はどこへ行くのだろうか?」との想いがよぎった。イタリアの片田舎のゆったりとした時間のなかで描き続けられる肖像画が、グローバル経済の中で揺れ、少子高齢化社会を迎え閉塞感のある日本とどのように関わるのか?また、日本のアイデンティティが問われ、日本にとって文化こそ最後の砦になるかもしれない時代にどのように関わるのか?・・・私にとって興味津々だ。コレクターの一人として、こらからも小野隆生という風に吹かれて、今という時代を一緒にゆっくり歩いていこうと思う。」
(荒井由泰のエッセイより、2007年4月26日)
小泉清さんはじめ、コレクターの皆さんには心より御礼申し上げます。
◆「小野隆生コレクション展」は明日までです。
会期:2017年3月7日[火]―3月25日[土] *日・月・祝日休廊

岩手県に生まれた小野隆生は、1971年イタリアに渡ります。国立ローマ中央修復研究所絵画科を卒業し、1977~1985年にイタリア各地の教会壁画や美術館収蔵作品の修復に携わり、ジョットやティツィアーノらの作品に直接触れ、古典技法を習得しました。1976年銀座・現代画廊で初個展開催。資生堂ギャラリー[椿会展]に出品。「ライバルは500年前のルネサンスの画家たち」との揺るぎない精神でテンペラ画による肖像画を制作をしています。2008年には池田20世紀美術館で「描かれた影の記憶 小野隆生展 イタリアでの活動 30年」 を開催しました。
本展では、小野の1970年代の初期作品から2000年代の近作まで、油彩・テンペラ・素描など約15点をご覧いただきます。
(小泉清さんのtwitterより)
<昨日行った、ときの忘れものの小野隆生さんのコレクション展。
初めてこちらを訪れたのは大学4年の時、教わっていた福田毅先生が「僕の親しい画家が個展やってるから見に行ったらいいよ」と、小野隆生さんの個展DMをくれたのがきっかけでした。>
(寺林武洋さんのtwitterより)
3月7日から画廊で開催してきた「小野隆生コレクション展」ですが、明日で終了です。
久しぶりのコレクション展なので、この機会にと小野作品を時代別、技法別にご紹介してきました。
3月12日「小野隆生のテンペラによる大作」
3月13日「小野隆生の初期1970~80年代の作品」
3月14日「小野隆生のテンペラ作品」
3月16日「小野隆生の切り抜き作品」
3月18日「小野隆生の素描作品」
最後となる今日は、小野隆生の版画作品をご紹介します。
●版画掌誌『ときの忘れもの 第1号 小野隆生/三上誠』

版画掌誌『ときの忘れもの 第1号 小野隆生/三上誠』
1999年
ときの忘れもの 発行
24ページ
32.0x26.0cm
A版(限定28部):小野隆生のリトグラフ2点・三上誠の銅版後刷り2点 計4点挿入
B版(限定100部):小野隆生のリトグラフ1点挿入
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●版画集『小野隆生 銅版画集1995』
銅版画4点組
《いちごを見つけた日に》版画集『小野隆生 銅版画集1995』より
1995年
銅版画
Image size:19.5x14.5cm
Sheet size: 36.8x26.5cm
Ed. 35
サインあり
《解読できない手紙》版画集『小野隆生 銅版画集1995』より
1995年
銅版画
Image size:19.5x14.5cm
Sheet size: 36.8x26.5cm
Ed. 35
サインあり
《6月5日の断片》版画集『小野隆生 銅版画集1995』より
1995年
銅版画
Image size:19.5x14.5cm
Sheet size: 36.8x26.5cm
Ed. 35
サインあり
《真夜中の訪問者》版画集『小野隆生 銅版画集1995』より
1995年
銅版画
Image size:19.5x14.5cm
Sheet size: 36.8x26.5cm
Ed. 35
サインあり
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●版画集『小野隆生 銅版画集1996 今日もレコードの雑音だけが聞こえる』
銅版画8点組
《小像 96-1》版画集『小野隆生 銅版画集1996 今日もレコードの雑音だけが聞こえる』より
1996年
銅版画
Image size:19.5x14.5cm
Sheet size: 50.5x34.8cm
Ed. 35サインあり
《小像 96-2》版画集『小野隆生 銅版画集1996 今日もレコードの雑音だけが聞こえる』より
1996年
銅版画
Image size:19.5x14.5cm
Sheet size: 50.5x34.8cm
Ed. 35
サインあり
《小像 96-3》版画集『小野隆生 銅版画集1996 今日もレコードの雑音だけが聞こえる』より
1996年
銅版画
Image size:19.5x14.5cm
Sheet size: 50.5x34.8cm
Ed. 35
サインあり
《小像 96-4》版画集『小野隆生 銅版画集1996 今日もレコードの雑音だけが聞こえる』より
1996年
銅版画
Image size:19.5x14.5cm
Sheet size: 50.5x34.8cm
Ed. 35
サインあり
《窓ガラスに反射した肖像 1》版画集『小野隆生 銅版画集1996 今日もレコードの雑音だけが聞こえる』より
1996年
銅版画
Image size:19.5x14.5cm
Sheet size: 50.5x34.8cm
Ed. 35
サインあり
《窓ガラスに反射した肖像 2》版画集『小野隆生 銅版画集1996 今日もレコードの雑音だけが聞こえる』より
1996年
銅版画
Image size:19.5x14.5cm
Sheet size: 50.5x34.8cm
Ed. 35
サインあり
《今日もレコードの雑音だけが聞こえる》版画集『小野隆生 銅版画集1996 今日もレコードの雑音だけが聞こえる』より
1996年
銅版画
Image size:19.5x14.5cm
Sheet size: 50.5x34.8cm
Ed. 35
サインあり
《小像 96-5》版画集『小野隆生 銅版画集1996 今日もレコードの雑音だけが聞こえる』より
1996年
銅版画
Image size:19.5x14.5cm
Sheet size: 50.5x34.8cm
Ed. 35
サインあり
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●版画集『小野隆生 版画集 壱千九百九拾九年』
リトグラフ4点組
《砂が降る朝》版画集『小野隆生 版画集 壱千九百九拾九年』より
1999年
リトグラフ
50.0x65.0cm
Ed. 35
サインあり
《赤い風の吹いた方角》版画集『小野隆生 版画集 壱千九百九拾九年』より
1999年
リトグラフ
50.0x65.0cm
Ed. 35
サインあり
《壱千九百九拾九年》版画集『小野隆生 版画集 壱千九百九拾九年』より
1999年
リトグラフ
50.0x65.0cm
Ed. 35
サインあり
《解読された暗号》版画集『小野隆生 版画集 壱千九百九拾九年』より
1999年
リトグラフ
50.0x65.0cm
Ed. 35
サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
●「小野隆生の絵を銀座の資生堂ギャラリーで見たのは、もう10年ほども前だろうか。覚えているのは絵を目にした瞬間に私の足が、すこし震えたことである。」
(大倉宏『「貴種」に正対する目』より)
●「オブジェと人物。私はある時、小野作品に対して、この双方に同じような眼差しを向けていたことに気付かされたのです。たしかに、人物を描いたものは、肖像画の体裁を成しています。でも、ある特定の人物の姿をとらえた、いわゆる肖像画とはちがってモデルがなく、その人物の性格や感情が見る側に直接的に伝わることはありません。そのためか、画家の頭の中で静かに熟成された人物像は、どこか凛とした佇まいの静物画(オブジェ)を思わせるのです。」
(池上ちかこのエッセイより、2009年05月09日)
●「小野作品には、キャンバス作品にも何処か未完成な感じがあるが、この未完成さが日本絵画の伝統を継承する最大の特徴ではないかと思う。」
(小泉清のエッセイより)
●「久しぶりにコレクションの肖像画を並べてみた。ふと、これから「小野隆生はどこへ行くのだろうか?」との想いがよぎった。イタリアの片田舎のゆったりとした時間のなかで描き続けられる肖像画が、グローバル経済の中で揺れ、少子高齢化社会を迎え閉塞感のある日本とどのように関わるのか?また、日本のアイデンティティが問われ、日本にとって文化こそ最後の砦になるかもしれない時代にどのように関わるのか?・・・私にとって興味津々だ。コレクターの一人として、こらからも小野隆生という風に吹かれて、今という時代を一緒にゆっくり歩いていこうと思う。」
(荒井由泰のエッセイより、2007年4月26日)
小泉清さんはじめ、コレクターの皆さんには心より御礼申し上げます。
◆「小野隆生コレクション展」は明日までです。
会期:2017年3月7日[火]―3月25日[土] *日・月・祝日休廊

岩手県に生まれた小野隆生は、1971年イタリアに渡ります。国立ローマ中央修復研究所絵画科を卒業し、1977~1985年にイタリア各地の教会壁画や美術館収蔵作品の修復に携わり、ジョットやティツィアーノらの作品に直接触れ、古典技法を習得しました。1976年銀座・現代画廊で初個展開催。資生堂ギャラリー[椿会展]に出品。「ライバルは500年前のルネサンスの画家たち」との揺るぎない精神でテンペラ画による肖像画を制作をしています。2008年には池田20世紀美術館で「描かれた影の記憶 小野隆生展 イタリアでの活動 30年」 を開催しました。
本展では、小野の1970年代の初期作品から2000年代の近作まで、油彩・テンペラ・素描など約15点をご覧いただきます。
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