本日28日(月)は休廊です。
開催中の没後70年 松本竣介展は連日多くのお客様が来られ、おかげさまで好評です。
駒込には初めて来られたKさんの「今日は買う気できました」というセリフにはしびれました(笑)。

○<ギャラリー〈ときの忘れもの〉の松本竣介展へ。駒込のギャラリー、想像以上に素敵だった。松本竣介の素描もとてもよかった。おまけに梱包作業中の難波田龍起の絵を偶然目にすることが出来て、とにかく心拍数上がりまくりのギャラリー鑑賞となった。
20180524/noriminakさんのtwitterより) >

○<ギャラリー ときの忘れもので、『没後70年 松本竣介展』をやっているのを知る。観に行こう。松本竣介、好きなんだよなあ。6月2日まで、と、忘れないように書いておく。
(20180513/koharuteisyokuさんのtwitterより)>

○<昨日行った「ときの忘れもの」の松本竣介展。販売目録No.2の人物像、サインはないみたいだが、よく見ると、松本竣介の文字が逆文字でうっすら書かれている部分があった。竣介が何かに署名した後、まだ乾いていないインクの上に素描を重ねて置いたのだろうか。左側にも2行、何かが書かれている。
(20180513/ouro1008さんのtwitterより)>
3出品No.2)
松本竣介
《人物像》
(裏面にも作品あり)
1946年頃
紙にインク
Image size: 24.0x13.0cm
Sheet size: 27.2x19.0cm
※『松本竣介没後50年展―人と街の風景―』(1997年、南天子画廊)p.16所収 No.39


○<今日は本駒込のギャラリー「ときの忘れもの」へ。「松本竣介展」開催中(6月2日迄、日月祝休み)。前回の竣介展の時は手頃な価格の素描があったが、今回は高額な素描が殆ど。私は買えないので眼の肥やしにしてきた。気に入ったのは、構図(1)194万4000円。うーん、やっぱり買えない>_<
(20180512/ouro1008さんのtwitterより)>
8出品No.4)
松本竣介
《構図(1)》

1940年頃
紙にインク、鉛筆、墨
Image size: 16.8c21.0cm
Sheet size: 23.5x32.0cm
※『松本竣介没後50年展―人と街の風景―』(1997年、南天子画廊)p.14所収 No.25
※朝日晃『松本竣介』(1977年、株式会社日動出版部)p.57所収


○<素描は計画であり、決意決心を意味する.
松本竣介展
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(20180512/Takashi Mafuneさんのtwitterより)>

○<駒込のギャラリー「ときの忘れもの」にて開催中の「没後70年 松本竣介展」へ。魅力的な素描作品がたくさん展示されていて興奮!資料室には珍しい図録や画集多数あり、閲覧できて嬉しかったです。6月2日まで(日月祝は休)。みなさま是非。
(20180512/敷島書房さんのtwitterより)>
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○<近所のギャラリー「ときの忘れもの」で「没後70年松本竣介展」が開かれている。散歩帰りにのぞき、芳名帳を見たら大学で一学年上の友達の名前があってびっくりした。35年ぶりくらいだけれどすれ違いだった。最後に会った頃は美術系出版社に勤めていたが、検索したら今は美術評論家になっているらしい。
(20180511/Masahiko ISHIHARAさんのtwitterより)>

○<今日は青山から駒込に移転したギャラリー「ときの忘れもの」へ行く。移転してかなりたつが、松本竣介展があるということで、ようやく初めて行った。
六義園のそばで南北線を使えば予想よりはるかに便利だったし、バスで早稲田、御茶ノ水、秋葉原にもでられる。
竣介の作品は勿論だが、建物も面白く小さな個人美術館のようだ。久しぶりに綿貫さんの奥さんともお話しして帰ってきた。
ついでに六義園に寄るのも良い散策コースになる。

(20180510/山本冬彦さんのfacebookより)>

○<今日はお昼からお世話になってる人と会食と言う名の飲み会があって、そのあとときの忘れものさんの「没後70年 松本竣介展」を見てきました(6月2日(土)まで、日・月・祝日休廊)。綿貫さんや松本竣介さんのご子息の莞さんと沢山話せて楽しかったです。
(20180508/画家木原千春 さんのtwitterより)>

○<明日、駒込のときの忘れものに行くけれども、松本竣介の素描の展示がやっているらしく、実はそれが楽しみでならない
(20180507/佐藤研吾さんのtwitterより)>

松本竣介の作品を収蔵している美術館
僅か36年の生涯、大谷省吾先生の論考(昨日のブログに掲載)を読めば、竣介が一枚のタブローを完成するためにいかに素描制作を繰り返し、時間をかけていたかがよくわかります。
極端に数が少なく、市場に出ることのほとんどない竣介の作品ですが、油彩、素描を収蔵している美術館はたくさんあります。
いつ行っても見られるのは、岩手県立美術館、大川美術館、宮城県美術館あたりでしょうか。

岩手県立美術館:「自画像」「黒い花」「建物と人」「婦人像(素描)」他(所蔵品検索すると203点の画像とデータが閲覧できます)

花巻市博物館:「丸内風景」

宮城県美術館:「婦人像」「郊外」「ニコライ堂」「白い建物」「画家の像」「人」

福島県立美術館:「赤い建物」「駅」

宇都宮美術館:「街」

大川美術館:「青の風景」「街」「建物(青)」「人物」「少年(子供の顔)」「自画像」「「運河(汐留近く)」「婦人像」「「ニコライ堂の横の道」「晩夏」「 静物(果物)」「盛岡郊外」

神奈川県立近代美術館:「山王山風景」「都会:黒い線」「立ち話」「建物」「橋(東京駅裏)」「R夫人像」「構図」「自画像」「立てる像」「工場」「像」「牛」「電気機関車」「北村氏肖像」「北村氏夫人肖像」「少女」

横須賀美術館:「お濠端」

東京国立近代美術館:「ニコライ堂と聖橋」「並木道」「Y市の橋」「裸婦」「建物」

板橋区立美術館:素描「鉄橋近く」

府中市美術館:「ビルの横」「顔」

メナード美術館:「塔のある風景」

三重県立美術館:「建物」「駅の裏」

京都国立近代美術館:「子供」

中野美術館:「焼跡風景」

島根県立美術館:「鉄橋付近」

大原美術館:「都会」

広島県立美術館:「車庫近く」「ニコライ堂」

玉川近代美術館(今治市、設計:松本莞)油彩、素描

下関市立美術館:「街にて」

福岡市美術館:「彫刻と女」

北九州市立美術館:「建物」

気になるアート.comの情報を元に作成しました

参考までに、ときの忘れものでは、いつ来廊されても竣介作品をご覧になれます。

●ときの忘れものブログに掲載した松本竣介の記事
2009年2月22日 瑛九展~時を超えて/松本竣介
2012年8月3日 宮城県美術館他で「生誕100年 松本竣介展」
2012年8月24日 深野一朗のエッセイ「ヤノベさんと松本竣介」
2012年11月27日 「生誕100年 松本竣介展」世田谷美術館
2012年12月16日 松本竣介展カタログを制作しました
2012年12月17日 松本竣介の希少画集、限定本のご案内
2012年12月18日 松本竣介と瑛九
2012年12月23日 松本竣介の一点だけの版画
2013年1月18日 亭主の画商人生事始
2013年4月19日 松本竣介の誕生日です
2014年4月27日 ヨコハマトリエンナーレ2014に殿敷侃と松本竣介が選ばれました
2016年8月7日 上田浩司さん(MORIOKA第一画廊)逝く(阿部稔哉氏の文章を再録)
2016年9月20日 上田浩司さんを偲んで、ウォーホルのあるラーメン屋さん
2016年10月30日 中村光紀のエッセイ「追悼 企画展画廊を貫いた上田浩司さんのこと」
2016年11月7日 神奈川近美・鎌倉別館で「松本竣介 創造の原点」
2016年11月29日 喜夛孝臣のエッセイ「花束の如く美しく―<松本竣介と野田英夫―大川美術館収蔵品を中心に―>展を見て―
2016年11月30日 通りすぎるもの
2017年6月8日 松本竣介と野田英夫
2018年4月18日 4月19日は松本竣介の誕生日
2018年5月8日 今日から「没後70年 松本竣介展」、カタログ刊行しました
2018年5月12日 「没後70年 松本竣介展」開催中
2018年5月16日 松本竣介の画集、カタログ
2018年5月27日 大谷省吾「松本竣介の素描について」

植田実のエッセイ「生きているTATEMONO 松本竣介を読む」(2012年5月~2013年7月まで連載)
第1回 盛岡市紺屋町界隈
第2回 こちらと向こう
第3回 建物の設計
第4回 背後の世界
(番外) 第4回の追記
第5回 建築という死と、生
第6回 建築という死と、生(承前)
第7回 ≪Y市の橋≫
第8回 巡回展が終わった
第9回 「残骸東京」
第10回 建物からの風景
第11回 『人間風景』から
第12回 「デッサン」と「エッセエ」
第13回 「デッサン」と「エッセエ」(承前)
第14回(最終回)「とりあえず一区切り」

◆ときの忘れものは没後70年 松本竣介展を開催しています。
会期:2018年5月8日[火]―6月2日[土]
11:00-19:00  ※日・月・祝日休廊

ときの忘れものは生誕100年だった2012年に初めて「松本竣介展」を前期・後期にわけて開催しました。あれから6年、このたびは素描16点による「没後70年 松本竣介展」を開催します。
201804MATSUMOTO_DM

「没後70年 松本竣介展」出品作品を順次ご紹介します
13出品No.6)
松本竣介
《作品》

1946年2月
紙にペン、墨、水彩、コラージュ
Image size: 15.5x29.5cm
Sheet size: 23.5x32.3cm
サインあり
※『松本竣介素描』(1977年、株式会社綜合工房)口絵


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※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください

●本展の図録を刊行しました
MATSUMOTO_catalogue『没後70年 松本竣介展』
2018年
ときの忘れもの 刊行
B5判 24ページ 
テキスト:大谷省吾(東京国立近代美術館美術課長)
作品図版:16点
デザイン:岡本一宣デザイン事務所
税込800円 ※送料別途250円


●ときの忘れものは昨年〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
阿部勤設計の新しい空間についてはWEBマガジン<コラージ12月号18~24頁>に特集されています。
2018年から営業時間を19時まで延長します。
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
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