野口琢郎のエッセイ「京都西陣から」 第57回
桜
今年の京都は桜満開の見頃の週末がとても暖かくて、いつも夜桜を見に行くと寒いのに、とても快適に花見ができました。
見に行ったのは毎年必ず見ている円山公園の枝垂れ桜、地元の本隆寺、あと上賀茂神社です。
当たり前ですが桜は本当にイイですね、心が癒やされると同時にドキドキさせられるような。
円山公園
円山公園の枝垂れ桜
本隆寺
上賀茂神社の御所桜
上賀茂神社の御所桜2
でも、桜は絵画で表現するのって本当に難しいと思います。
木全体を描こうとすると花びらが細かすぎて、完全に見たままの具象表現はできなくて、観念的というか抽象的になり、
近づいて花びらの部分だけを描くと桜の一番の魅力が表現できないような気がするので。。
僕も昔数点作った事があるのですが、難しかったです。
桜を描いた絵画で一番良いなと思うのはやはり加山又造さんの桜かなと思います。
僕はとりあえずもう桜を描くのは諦めていますが 笑
いつかまた、これなら良いものができると思えた時にはチャレンジしてみたいと思います。
雨桜/2007
ヨザクラ/2005
(のぐち たくろう)
■野口琢郎 Takuro NOGUCHI(1975-)
1975年京都府生まれ。1997年京都造形芸術大学洋画科卒業。2000年長崎市にて写真家・東松照明の助手に就く。2001年京都西陣の生家に戻り、家業である箔屋野口の五代目を継ぐため修行に入る。その後も精力的に創作活動を続け、2004年の初個展以来毎年個展を開催している。
ホームページhttp://noguchi-takuro.com/
◆野口琢郎のエッセイ「京都西陣から」は毎月15日の更新です。
●今日のお勧め作品は、野口琢郎です。
野口琢郎 Takuro NOGUCHI
"Landscape#32"
2014年
箔画(木パネル、漆、金・銀・プラチナ箔、石炭、樹脂、透明アクリル絵具)
227.3×145.5cm
サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
●野口琢郎展カタログのご案内
野口琢郎展カタログ
2018年
ときの忘れもの発行
24ページ
テキスト:島敦彦(金沢21世紀美術館館長)
デザイン:岡本一宣デザイン事務所
本体価格800円(税込)
※送料別途250円(メールにてお申し込みください)
●ときの忘れものは〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。阿部勤設計の新しい空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。
*日・月・祝日は休廊。
桜
今年の京都は桜満開の見頃の週末がとても暖かくて、いつも夜桜を見に行くと寒いのに、とても快適に花見ができました。
見に行ったのは毎年必ず見ている円山公園の枝垂れ桜、地元の本隆寺、あと上賀茂神社です。
当たり前ですが桜は本当にイイですね、心が癒やされると同時にドキドキさせられるような。
円山公園
円山公園の枝垂れ桜
本隆寺
上賀茂神社の御所桜
上賀茂神社の御所桜2でも、桜は絵画で表現するのって本当に難しいと思います。
木全体を描こうとすると花びらが細かすぎて、完全に見たままの具象表現はできなくて、観念的というか抽象的になり、
近づいて花びらの部分だけを描くと桜の一番の魅力が表現できないような気がするので。。
僕も昔数点作った事があるのですが、難しかったです。
桜を描いた絵画で一番良いなと思うのはやはり加山又造さんの桜かなと思います。
僕はとりあえずもう桜を描くのは諦めていますが 笑
いつかまた、これなら良いものができると思えた時にはチャレンジしてみたいと思います。
雨桜/2007
ヨザクラ/2005(のぐち たくろう)
■野口琢郎 Takuro NOGUCHI(1975-)
1975年京都府生まれ。1997年京都造形芸術大学洋画科卒業。2000年長崎市にて写真家・東松照明の助手に就く。2001年京都西陣の生家に戻り、家業である箔屋野口の五代目を継ぐため修行に入る。その後も精力的に創作活動を続け、2004年の初個展以来毎年個展を開催している。
ホームページhttp://noguchi-takuro.com/
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●今日のお勧め作品は、野口琢郎です。
野口琢郎 Takuro NOGUCHI"Landscape#32"
2014年
箔画(木パネル、漆、金・銀・プラチナ箔、石炭、樹脂、透明アクリル絵具)
227.3×145.5cm
サインあり
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野口琢郎展カタログ2018年
ときの忘れもの発行
24ページ
テキスト:島敦彦(金沢21世紀美術館館長)
デザイン:岡本一宣デザイン事務所
本体価格800円(税込)
※送料別途250円(メールにてお申し込みください)
●ときの忘れものは〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。阿部勤設計の新しい空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。
*日・月・祝日は休廊。
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