建築家の光嶋裕介さんが長野県中川村にある毛綱毅曠設計の《アンフォルメル中川村美術館》で本日4月20日から個展を開催します。
東京からだとちょっと遠いのですが、大連休を使ってぜひお出かけください。

Landscape of Light
『光嶋裕介展~光のランドスケープ』

会期:2019年4月20日(土)~5月19日(日)
会場:アンフォルメル中川村美術館
[開館時間]火・木・土・日曜日 祝日 9時~16時
[入館料]一般400円・小中高生100円 ※上伊那地区の小中高生は無料
〒399-3801 長野県上伊那郡中川村大草2124番地
TEL:0265-88-2680
E-mail:museuminf@cek.ne.jp
http://www.informelmuseum.com

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世界を見渡せば、木々の緑、大地の赤、空の青…
目に見える風景は美しい<色>に満ちあふれている。
そんな風景を構成する物質を色付けているのは<光>である。
人間にとって、建築とは<記憶>の器といえる。
その物語を彩るのもまた、光ではないか。
実在しない、しかしあったかもしれない幻想都市風景。
あらゆる造形が、雑多な素材が、自然と建築が混ざり合う。
空間を創造する建築家が描くということは、
他者への想像力を育む詩的な営み。

2018年、夏。
中川村に《森の生活》という家が完成した。
敬愛する建築家の毛綱毅曠が設計した《アンフォルメル中川村美術館》の空間に、
描く建築家・光嶋裕介が今まで制作してきた版画やシルクスクリーン、
ドローイングや建築模型に加え、初めて挑戦する油絵も展示する。
幻想都市風景を描き続ける先に、「生命力の高い空間」の本質があるのだろうか。
色鮮やかな<光>のランドスケープを捉える挑戦。
そこにまた、新しい記憶が重ねられていく。

●イベント/光嶋裕介ギャラリートーク
参加費:無料(入館料は必要です)※事前申込不要
日程:4月29日(月)10時~11時/4月30日(火)10時~11時

●同時開催:中川村アートセッション2019
「光嶋裕介設計による《森の生活》(根津邸)オープンハウス」
参加費:無料 ※事前申込不要
日程:4月29日(月)11時~16時/4月30日(火)11時~16時
アクセス:JR飯田線「伊那田島」駅より線路東側道路を北へ約200m東側(右手)
〒399-3802 長野県上伊那郡中川村片桐2520-18

●出品作品をご紹介します。
koshima_landscape_001光嶋裕介
"Landscape at Night NO.001"
2008年 エッチング、アクアチント
イメージサイズ:12.0x30.0cm
シートサイズ :27.0x39.5cm
Ed.8+20 サインあり


koshima_landscape_007光嶋裕介
"Landscape at Night NO.007"
2009年 エッチング、アクアチント
イメージサイズ:12.0x30.0cm
シートサイズ :27.0x39.5cm
Ed.8+20 サインあり


koshima_2-4光嶋裕介
"Urban Landscape Fantasia #1" (4)
2013年
カンバスにシルクスクリーン、手彩色
90.0×90.0cm
Ed.1
サインあり


koshima_7_work光嶋裕介
《幻想都市風景-EARTH》
2014年
和紙に色鉛筆
シートサイズ:21.0×29.7cm(×9枚)
フレームサイズ:74.5×100.5cm
サインあり


koshima_3_ulf2014-1光嶋裕介
《幻想都市風景2014-1》
2014年
紙に水彩、ペン
25.1×34.2cm
サインあり


Wonder City 2015_3_600光嶋裕介
"Wonder City 2015"(3)
2015年
紙に水彩、ペン
シートサイズ:32.8x41.9cm
サインあり


Wonder City 2015_7_600光嶋裕介
"Wonder City 2015"(7)
2016年
紙に水彩、ペン
シートサイズ:32.8x41.9cm
サインあり


koshima_2018-01光嶋裕介
"幻想都市風景2018-01"
2018年
和紙にインク
45.0×90.0cm
サインあり


koshima_2018-03光嶋裕介
"幻想都市風景2018-03"
2018年
和紙にインク、箔画
45.0×90.0cm
サインあり

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◆ときの忘れものでは「第310回企画◆Tricolore2019―中村潤・尾崎森平・谷川桐子展 」を開催しています。
会期:2019年4月12日[金]―4月27日[土]11:00-19:00 ※日・月・祝日休廊
4月27日(土)に予定していた谷川桐子×小松崎拓男さんのトークは、作家の体調が思わしくなく中止します。またの機会に開催しますので、悪しからずご了承ください。
告知画像
ときの忘れものが期待する1980年代生まれの若手作家の三人展を開催します。それぞれが選んだメディアは異なりますが、表現したいものをどのように創るかに、強いこだわりを持った三人です。
中村潤はトイレットペーパーを編んで造形したものや方眼紙を刺したオブジェ作品を京都で制作しています。
尾崎森平は環境心理学に触発され、生まれ育った東北の現代の風景を描いています。
谷川桐子は油彩という古典的材料を使いながら、緻密に描いた砂利や地面の上にハイヒールやブラジャーなどを配した作品を創り続けています。
今回の三人展では大作を含め、それぞれ数点を出品します。

●ときの忘れものは〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。阿部勤設計の新しい空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
駒込外観1TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 
E-mail:info@tokinowasuremono.com 
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。
*日・月・祝日は休廊。