ただいま開催中の「紙の上の建築展」では、フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー、ル・コルビュジエ、マイケル・グレイヴス、磯崎新、安藤忠雄、六角鬼丈の6人の建築家のドローイングや版画を展示しています。

今日ご紹介するのは、フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサーです。
フンデルトヴァッサー1987年フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー《あの世との対話》  
1987年  カラーエッチング
イメージサイズ:39.8x53.5cm
シートサイズ:62.0x76.0cm
Ed. 207  Signed

1970年代、私たちが知っていたのはフンデルトヴァッサーではなく「フンデルトワッサー」、号は「百水」。日本に滞在し、浮世絵版画のシステムで、彫り師(Horishi)と摺り師(Surishi)と協働して色鮮やかな木版画を制作していました。
後年、下に紹介したような建築を手がけるとは思いもよりませんでした。
いまや、画家というより、個性的なデザインで注目された建築家としての方が有名かも知れません。

今までに25万人以上が見学に訪れたという大阪のゴミ処理場「舞洲工場」は、フンデルトヴァッサーのデザインで1997年に着工、2001年4月に竣工しました。
20190808フンデルト・ヴァッサー
大阪市・八尾市・松原市環境施設組合 舞洲工場
(画像は大阪市・八尾市・松原市環境施設組合のホームページより)
HPの写真を掲載させていただきましたが、もっと魅力的な画像は
キナリノさんのサイトを参照してください。

◆ときの忘れものは紙の上の建築展を開催しています。
会期:2019年7月26日(金)~8月10日(土) *日・月・祝日休廊
201907紙の上の建築展DMハガキフリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサール・コルビュジエマイケル・グレイヴス磯崎新安藤忠雄六角鬼丈ら建築家のドローイングや版画を展示します。

●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 
E-mail:info@tokinowasuremono.com 
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。