神田神保町のちょっと路地を入ったところにあるビルの扉を押して、えっちらこっちら三階まで上る。
社長に「いつぶり?」と訊くと、「30年ぶりかなあ・・・」。
美学校のドアを開けたらクーラーが入っているので驚いた、昔はなかった。
●50周年展「美学校クロニクル 1969-2019 ~51年目の現在~」が開催されています。
会 期:2019年8月9日(金)~8月25日(日)[休み:月曜、火曜、水曜]
時 間:12:00~20:00
会 場:美学校
東京都千代田区神田神保町2-20 第二富士ビル3F
入場料:無料
美学校は1969年、現代思潮社によって設立。開校当初の講師には、赤瀬川原平、中村宏、中西夏之、松澤宥、菊畑茂久馬、木村恒久、澁澤龍彦、巖谷國士、埴谷雄高らが名を連ね、以降も、小杉武久、鈴木清順、木村威夫、吉田克朗など、一線の表現者が教壇に立ってきました。
2000年以降は、小沢剛、会田誠、久住昌之、菊地成孔らを講師に迎え、現代美術、マンガ、ファッション、音楽などの講座を新設。2019年現在、7科32教程を開講しています。年齢・性別・国籍・学歴不問を掲げ、今日までの受講生は4000名を超えます。
そうした幾多の講師や受講生が行き交った校舎もまた50年を迎えます。この50年で東京の街は様変わりましたが、雑居ビル3Fに位置する美学校だけは、今も変わらず開校当時のしつらえを残しています。そんな美学校の校舎を創立50年を機に展覧会として一般公開します。過去の資料や現役講師の作品とともに、積み重ねられてきた50年の歴史をぜひご覧ください。
出展作家:生西康典+実作講座「演劇 似て非なるもの」受講生、池田晶紀、上原修一、遠藤一郎、大原大次郎+本多伸二+宮添浩司、OJUN、岡田裕子、小田島等、岸井大輔、清野耕一、倉重迅、古藤寛也、斎藤美奈子、佐々木良枝、佐藤直樹、田嶋徹、田中偉一郎、都築潤、中ザワヒデキ、鍋田庸男、西村陽一郎、根本敬、濱田謙一、マジック・コバヤシ、間島秀徳、増山吉明、松蔭浩之、松田修、松村宏、丸亀ひろや、ミシェル・ザカライアス、水野健一郎、三田村光土里、宮嶋葉一 他(同校のHPより)
50周年を記念してクラウドファンディングを使って記念誌が刊行されました。
義理も縁もある私たちも些少ですが、参加させていただきました。
『美学校 1969-2019-自由と実験のアカデメイア』
2019年8月15日 美学校編 晶文社発行 2700円+税



●1982年3月「美学校第3回シルクスクリーンプリントシンポジウム」ポスター
(シルクスクリーン:刷りは美学校シルクスクリーン工房 79.0×54.5cm)

「美学校第3回シルクスクリーンプリントシンポジウム」
会期:1982年3月22日~27日
会場:東京神田神保町・美学校
主催:美学校シルクスクリーン工房(岡部徳三)
後援:現代版画センター
招待作家:関根伸夫、吉田克朗、堀浩哉、柏原えつとむ、松本旻、高橋雅之による公開制作、パネル討論会、エディション発表展(渋谷・ギャラリー方寸)が開催されました。
●公開制作の様子
以下の写真は37年前の美学校ですが、今も内部はほとんどかわっていませんでした。
右端)高橋雅之

右)堀浩哉
●パネル討論会(1982年4月3日)

左から、岡部徳三、赤瀬川原平、柏原えつとむ、高橋雅之、堀浩哉、松本旻


第三回プリントシンポジウムには吉田克朗、関根伸夫、柏原えつとむ、高橋雅之、堀浩哉、松本晃の6人が参加。それぞれが制作した版画作品は現代版画センターのエディションとして発表された。

美学校での公開制作、作品完成後のパネル・ディスカッション、そして渋谷のギャラリー方寸における発表展開催の記録は、現代版画センターの機関誌「Print Communication 版画センターニュース」に掲載されているので、再録します(画面を二度クリックすると拡大されて読みやすくなります)。
●「Print Communication 版画センターニュース」No.80




●「Print Communication 版画センターニュース」No.81




●本日のお勧め作品は吉田克朗です。

吉田克朗 Katsuro YOSHIDA
"Work 117" 1982年 シルクスクリーン(刷り:美学校・宮川正臣)
イメージサイズ:42.0x56.0cm
シートサイズ :50.0x65.1cm
Ed.50 サインあり
*現代版画センターエディション
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
社長に「いつぶり?」と訊くと、「30年ぶりかなあ・・・」。
美学校のドアを開けたらクーラーが入っているので驚いた、昔はなかった。
●50周年展「美学校クロニクル 1969-2019 ~51年目の現在~」が開催されています。
会 期:2019年8月9日(金)~8月25日(日)[休み:月曜、火曜、水曜]
時 間:12:00~20:00
会 場:美学校
東京都千代田区神田神保町2-20 第二富士ビル3F
入場料:無料
美学校は1969年、現代思潮社によって設立。開校当初の講師には、赤瀬川原平、中村宏、中西夏之、松澤宥、菊畑茂久馬、木村恒久、澁澤龍彦、巖谷國士、埴谷雄高らが名を連ね、以降も、小杉武久、鈴木清順、木村威夫、吉田克朗など、一線の表現者が教壇に立ってきました。
2000年以降は、小沢剛、会田誠、久住昌之、菊地成孔らを講師に迎え、現代美術、マンガ、ファッション、音楽などの講座を新設。2019年現在、7科32教程を開講しています。年齢・性別・国籍・学歴不問を掲げ、今日までの受講生は4000名を超えます。
そうした幾多の講師や受講生が行き交った校舎もまた50年を迎えます。この50年で東京の街は様変わりましたが、雑居ビル3Fに位置する美学校だけは、今も変わらず開校当時のしつらえを残しています。そんな美学校の校舎を創立50年を機に展覧会として一般公開します。過去の資料や現役講師の作品とともに、積み重ねられてきた50年の歴史をぜひご覧ください。
出展作家:生西康典+実作講座「演劇 似て非なるもの」受講生、池田晶紀、上原修一、遠藤一郎、大原大次郎+本多伸二+宮添浩司、OJUN、岡田裕子、小田島等、岸井大輔、清野耕一、倉重迅、古藤寛也、斎藤美奈子、佐々木良枝、佐藤直樹、田嶋徹、田中偉一郎、都築潤、中ザワヒデキ、鍋田庸男、西村陽一郎、根本敬、濱田謙一、マジック・コバヤシ、間島秀徳、増山吉明、松蔭浩之、松田修、松村宏、丸亀ひろや、ミシェル・ザカライアス、水野健一郎、三田村光土里、宮嶋葉一 他(同校のHPより)
50周年を記念してクラウドファンディングを使って記念誌が刊行されました。
義理も縁もある私たちも些少ですが、参加させていただきました。
『美学校 1969-2019-自由と実験のアカデメイア』
2019年8月15日 美学校編 晶文社発行 2700円+税



●1982年3月「美学校第3回シルクスクリーンプリントシンポジウム」ポスター
(シルクスクリーン:刷りは美学校シルクスクリーン工房 79.0×54.5cm)

「美学校第3回シルクスクリーンプリントシンポジウム」
会期:1982年3月22日~27日
会場:東京神田神保町・美学校
主催:美学校シルクスクリーン工房(岡部徳三)
後援:現代版画センター
招待作家:関根伸夫、吉田克朗、堀浩哉、柏原えつとむ、松本旻、高橋雅之による公開制作、パネル討論会、エディション発表展(渋谷・ギャラリー方寸)が開催されました。
●公開制作の様子
以下の写真は37年前の美学校ですが、今も内部はほとんどかわっていませんでした。
右端)高橋雅之
右)堀浩哉
●パネル討論会(1982年4月3日)

左から、岡部徳三、赤瀬川原平、柏原えつとむ、高橋雅之、堀浩哉、松本旻


第三回プリントシンポジウムには吉田克朗、関根伸夫、柏原えつとむ、高橋雅之、堀浩哉、松本晃の6人が参加。それぞれが制作した版画作品は現代版画センターのエディションとして発表された。

美学校での公開制作、作品完成後のパネル・ディスカッション、そして渋谷のギャラリー方寸における発表展開催の記録は、現代版画センターの機関誌「Print Communication 版画センターニュース」に掲載されているので、再録します(画面を二度クリックすると拡大されて読みやすくなります)。
●「Print Communication 版画センターニュース」No.80




●「Print Communication 版画センターニュース」No.81




●本日のお勧め作品は吉田克朗です。

吉田克朗 Katsuro YOSHIDA
"Work 117" 1982年 シルクスクリーン(刷り:美学校・宮川正臣)
イメージサイズ:42.0x56.0cm
シートサイズ :50.0x65.1cm
Ed.50 サインあり
*現代版画センターエディション
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
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