＜ときの忘れものさま
お初にお目にかかります。私は京都でコンテンポラリーダンスをしている大谷と申します。突然のお便りをご了承ください。
私はずっとコンテンポラリーダンスをしてきましたが、ここ10年ほどはトリシャ・ブラウンに心底ほれております。トリシャ・ブラウンダンスカンパニーの元メンバーが1年に1度、京都でワークショップをするのでそこで目を穴にして呼吸したりしてきました。そして御社の「トリシャ・ブラウン 思考というモーション」はまさしく寄り処となる1冊でした。
この本を出していただき、本当にありがとうございます。今は亡き黒沢美香さんの文章や、岡田利規さんの考察も刺激になります。特に巻末の年表は素晴らしく、YouTubeでトリシャの作品を観ては年表を開いています。
長らく控えめなファンでしたが、この度、「Dear Trisha」というタイトルでトリシャ・ブラウンに触発されてできたオリジナル作品のオムニバス公演をすることにいたしました。御社の本がトリシャファンの1人の支えになっていることをお伝えしたく、筆をとった次第です。
末尾になりましたが、季節の変わり目とこのご時世、どうぞご自愛いただき春をお迎えください。失礼いたしました。
（2020.3.4. 大谷悠）＞
●公演のお知らせ
【Dear Trisha】
トリシャ・ブラウンに触発されてできたオリジナル作品のオムニバス公演
日時 2020年3月20日（金・祝）13時～/18時～
料金 予約2000円/当日2500円
会場 Space bubu
定員 各回15席
ご予約・お問い合わせ bubu6038166@gmail.com
〈プログラム〉
・『れっつ☆ぷれい』（2018年初演）
振付・出演 益田さち
・『ブラウニー』（2019年初演）
振付・出演 益田さち
・新作（タイトル未定）
振付・出演 大谷悠
出演 益田さち
＊画廊亭主敬白
なんということだろう、亭主の盟友だったデザイナー北澤敏彦さんが亡くなって３年経つ。彼の牙城だったディスハウスが表参道の木造一軒家から立ち退くことになり、さよなら展が11日から21日まで事務所をギャラリーにして開催されるというお知らせを８日のブログに掲載したばかりだった。
明後日3月18日はトリシャ・ブラウンさんの命日でもある。
そんなときに京都の大谷悠さんという方から突然のお手紙をいただいた。
2006年刊行の『トリシャ・ブラウン―思考というモーション』への熱いメッセージに担当だった尾立麗子は心ふるえたに違いない。
前年春に新卒で入社した尾立を教育したのは亭主ではなく、北澤さんだった。ある事情で亭主は当時腑抜け状態で、とても新卒社員の面倒などみていられなかった。尾立が編集した第一冊が『日和崎尊夫句集 雅なる きみのちぶさに 芽はふきぬ』、二冊目が『トリシャ・ブラウン―思考というモーション』だった。このときの教育係りは北澤さんに加え、ぱくきょんみさんだった。もったいないほどの幸運だろう。
あれから15年、トリシャ・ブラウンさんも既に亡いがコンテンポラリーダンスのバイブルとして本は生き続けている。嬉しい。
大谷悠さんの公演が成功するよう、祈っています。
2006年3月 於・ときの忘れもの（青山の二階）著書にサインするトリシャ・ブラウンさん、手伝うのは入社間もない尾立麗子。
●本日のお勧め作品はトリシャ・ブラウンです。
『トリシャ・ブラウン―思考というモーション』
2006年
ときの忘れもの 発行
112ページ A5判
執筆：トリシャ・ブラウン、岡崎乾二郎、スティーヴ・パクストン、マース・カニングハム、ウィリアム・フォーサイス、ジョナス・メカス、中谷芙ニ子、石井達朗、黒沢美香、岡田利規
翻訳：木下哲夫、中井悠
編集：ぱくきょんみ、尾立麗子、綿貫不二夫
デザイン：北澤敏彦（DIX-HOUSE）
価格： 2,619円（税込み）
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先（住所）」を明記してください。
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◎昨日読まれたブログ（archive）／2018年04月24日｜北村淳子のエッセイ「最初と最後ー舟越直木さんのことを少しだけ」
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●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込５丁目４の１ LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン＜コラージ2017年12月号18～24頁＞に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間＝火曜～土曜の平日11時～19時。＊日・月・祝日は休廊。
お初にお目にかかります。私は京都でコンテンポラリーダンスをしている大谷と申します。突然のお便りをご了承ください。
私はずっとコンテンポラリーダンスをしてきましたが、ここ10年ほどはトリシャ・ブラウンに心底ほれております。トリシャ・ブラウンダンスカンパニーの元メンバーが1年に1度、京都でワークショップをするのでそこで目を穴にして呼吸したりしてきました。そして御社の「トリシャ・ブラウン 思考というモーション」はまさしく寄り処となる1冊でした。
この本を出していただき、本当にありがとうございます。今は亡き黒沢美香さんの文章や、岡田利規さんの考察も刺激になります。特に巻末の年表は素晴らしく、YouTubeでトリシャの作品を観ては年表を開いています。
長らく控えめなファンでしたが、この度、「Dear Trisha」というタイトルでトリシャ・ブラウンに触発されてできたオリジナル作品のオムニバス公演をすることにいたしました。御社の本がトリシャファンの1人の支えになっていることをお伝えしたく、筆をとった次第です。
末尾になりましたが、季節の変わり目とこのご時世、どうぞご自愛いただき春をお迎えください。失礼いたしました。
（2020.3.4. 大谷悠）＞
●公演のお知らせ
【Dear Trisha】
トリシャ・ブラウンに触発されてできたオリジナル作品のオムニバス公演
日時 2020年3月20日（金・祝）13時～/18時～
料金 予約2000円/当日2500円
会場 Space bubu
定員 各回15席
ご予約・お問い合わせ bubu6038166@gmail.com
〈プログラム〉
・『れっつ☆ぷれい』（2018年初演）
振付・出演 益田さち
・『ブラウニー』（2019年初演）
振付・出演 益田さち
・新作（タイトル未定）
振付・出演 大谷悠
出演 益田さち
＊画廊亭主敬白
なんということだろう、亭主の盟友だったデザイナー北澤敏彦さんが亡くなって３年経つ。彼の牙城だったディスハウスが表参道の木造一軒家から立ち退くことになり、さよなら展が11日から21日まで事務所をギャラリーにして開催されるというお知らせを８日のブログに掲載したばかりだった。
明後日3月18日はトリシャ・ブラウンさんの命日でもある。
そんなときに京都の大谷悠さんという方から突然のお手紙をいただいた。
2006年刊行の『トリシャ・ブラウン―思考というモーション』への熱いメッセージに担当だった尾立麗子は心ふるえたに違いない。
前年春に新卒で入社した尾立を教育したのは亭主ではなく、北澤さんだった。ある事情で亭主は当時腑抜け状態で、とても新卒社員の面倒などみていられなかった。尾立が編集した第一冊が『日和崎尊夫句集 雅なる きみのちぶさに 芽はふきぬ』、二冊目が『トリシャ・ブラウン―思考というモーション』だった。このときの教育係りは北澤さんに加え、ぱくきょんみさんだった。もったいないほどの幸運だろう。
あれから15年、トリシャ・ブラウンさんも既に亡いがコンテンポラリーダンスのバイブルとして本は生き続けている。嬉しい。
大谷悠さんの公演が成功するよう、祈っています。
2006年3月 於・ときの忘れもの（青山の二階）著書にサインするトリシャ・ブラウンさん、手伝うのは入社間もない尾立麗子。●本日のお勧め作品はトリシャ・ブラウンです。
『トリシャ・ブラウン―思考というモーション』2006年
ときの忘れもの 発行
112ページ A5判
執筆：トリシャ・ブラウン、岡崎乾二郎、スティーヴ・パクストン、マース・カニングハム、ウィリアム・フォーサイス、ジョナス・メカス、中谷芙ニ子、石井達朗、黒沢美香、岡田利規
翻訳：木下哲夫、中井悠
編集：ぱくきょんみ、尾立麗子、綿貫不二夫
デザイン：北澤敏彦（DIX-HOUSE）
価格： 2,619円（税込み）
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※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先（住所）」を明記してください。
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阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン＜コラージ2017年12月号18～24頁＞に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
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営業時間＝火曜～土曜の平日11時～19時。＊日・月・祝日は休廊。
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