「宮森敬子展 - Surfaces of Time 集められた時間と空間の表面たち」(予約制/WEB展)
会期=2020年9月25日[金]-10月17日[土]※日・月・祝日休み
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、アポイントメント制としています。
※観覧をご希望の方は前日までにメールまたは電話でご予約ください。
宮森敬子展 — Surfaces of Time 集められた時間と空間の表面たち(予約制/WEB展)
<出品作品のご案内>

No.1
"Imagine - Here and There (trasnformed) "
2020年
子供用ベッド2点、和紙、木炭、植木鉢、ワイヤー、花弁
インスタレーションサイズ:約 250×160×70cm
ベッドサイズ:134×70×70cm
Signed
「2つのベッドが向かい合い、一方は逆さ吊りにされています。両者とも、2007年にニューヨークの病院に展示されたものを、今回新しく「トランスフォーム / 変化」させたものです。上向きのベッドには、昨年、ギャラリーのある駒込周辺で採取した樹拓を「ひらひらと」つけてゆきました。そして、もう一方の(上下逆の)ベッドには、今年になって、コロナウイルスによる非常事態宣言中、ニューヨークのスタジオ近くの樹々から採集した樹拓をつけています。後者のベッドには、新しい植木鉢をつけて、そこからも和紙をひらひらさせています。和紙は大変薄い雁皮紙で、微かな空気の対流にもゆらぎます。
実は、私は過去に駒込病院で命を救われており、この地に深い思いがあります。この作品は、過去にニューヨークの病院で展示された二つのベッドを、私の個人的な思いで駒込に持ち込み、そこに、生の花弁を加えることで目には見えない「かおり」の移り変わりによって、命の時間の儚さや美しさを表現しようとしたものです。
(人間にとって) 厳しい時代になってしまいました。楽観的かもしれませんけれど、自然が、静かにたなびきながら、再生への道のりを静かに見守ってくれるかのような願いを込めてインスタレーションしました。」(宮森敬子)
No.2
"Portrait of Myself, no. 3"
2019年
和紙、木炭、アクリル、チョーク、胡粉、亜麻布
185 x 323 x 5 cm
Signed
「私が生まれた場所や、子供時代の思い出の場所、中学、高校、大学から現在に至るまでの場所を訪ねて、極薄い和紙の上に採集した樹木の拓を、亜麻布につけて、層状にしています。亜麻布や和紙の一部には、ドローイングも施されています。作品は微かな空気の対流でも表層が動き、履かない記憶の一部を表しているようでもあります。」(宮森敬子)
No.3
"Typewriter - Rose - 2000"
タイプライター、木炭、和紙
35 .6 x 30.5 x 15.2cm
Signed
「私の初期の作品で、タイトルはニューヨークの知人の文筆家がすごい勢いでタイプライターを打っていたので、彼女の名前をつけました。R、O、S、Eの文字だけ、和紙でカバーされていないので、タイトルはキーボードにも現れています。」(宮森敬子)
No.4
"Layers of Time Komagome #2"
2020年
木製額、木炭、和紙
50.0×45.0×3.0cm
(和紙部分含む:57.0×44.0×8.0cm)
Signed
「去年、駒込界隈を散策して、様々な厚みの和紙の上に採集した樹木の拓をつけています。私は20代の初めに、熱帯熱型マラリアにかかって危篤状態だったのを、駒込病院で救われた過去があります。35年ぶりに病院も訪れ、そこで採取した樹拓も含まれています。」(宮森敬子)
No.5
"ARIZONA DREAM #3"
2014年
木枝、石、木炭、和紙、銅版、合成綿
14 x 19 x 2.8 cm (In Box)
Signed ガラスケース付き
「アリゾナに旅行した時に4カ所で拾った木と石の組み合わせ、合計8個のピースでできています。それぞれのサイトで樹の拓を和紙にとり、包んでいます。カスタムの鞣革のバッキングのついた銅のプレートがつきます。」(宮森敬子)
No.6
"Transparent House with Emergency Water Reserve S-1"
2016年
ガラス、鉛、木、レジン、木炭、和紙、胡粉
13.3 x 6 x 9 cm
Signed ガラスケース付き
No.7
"Sandglass 4103"
2005年
砂時計、木炭、和紙
10.5 x 3.5 x 3.5 cm
Signed ガラスケース付き
No.8
"My Old Studio"
1998年
木、プラスチック、オイルスティック, ワックス
8.5 x 5.5 x 8.5 cm
Signed ガラスケース付き
No.9
"Mugcup"
1999年
マグカップ、木炭、和紙
13 x 8 x 10 cm
Signed ガラスケース付き
No.10
"Saw"
1999年
ノコギリ、木炭、和紙
39.5 x 12 x 2 cm
Signed ガラスケース付き
No.11
"Lathed wood/Turning wood"
1999年
木、木炭、和紙
45 x 4 x 4 cm
Signed ガラスケース付き
No.12
"Flower Pot"
2000年
植木鉢、木炭、和紙
11 (dimeter) x 10 cm
Signed ガラスケース付き
No.13
"Shoe Tree - woman -"
2000年
木製靴型、木炭、和紙
28 x 16.5 x 7.5 cm
Signed ガラスケース付き
No.14
"Harmonica 04090 West Philly 1"
2005年
ハーモニカ、木炭、和紙
9.8 x 2.7 x 2 cm
Signed ガラスケース付き
No.15
"Telescope 4109"
2007年
望遠鏡、木炭、和紙
70 x 96 x 140 (h) cm
Signed
「この度、展覧会場に2007年に作った望遠鏡を設置しました。そこから覗くと、見える風景があります。」(宮森敬子)
No.16
"Globe 4110"
2007年
地球儀、木炭、和紙
37 (diameter) x 91 (h) cm
Signed
No.17
“Bird House 20/25 2001 Hamilton SE corner Philadelphia 20/25”
2001年
リサイクルプラスチック、木炭、和紙
20 x 15 x19 cm
Signed ガラスケース付き
No.18
"Birdcage Without Roof #4"
2009年
鳥籠、レジン、穀物(キノア)、木炭、和紙
30 x 21.5 x 35 cm
Signed
No.19
"Box_ Maggi Beef Flavor Bouillon "
2015年
使用済み紙箱、木枝、木炭、和紙、アクリル、胡粉、金箔
10 x 5 x 1.5 cm
Signed ガラスケース付き
No.20
"Fish hook (3点セット)"
2015年
釣り針、木炭、和紙
7 x 3.5 x 1cm (each)
Signed ガラスケース付き
No.21
"Frame"
2016年
木製額、木炭、和紙
35 x 20 x 2.5 cm
Signed ガラスケース付き
No.22
"Sandglass Hiroshima New York"
2016年
砂時計、木炭、和紙
9.5 x 9.5 x 25 cm
Signed ガラスケース付き
No.23
"Reindeer horn"
2018年
トナカイの角、アクリル、胡粉、木炭、和紙
89 x 51 x 29 cm
Signed
No.24
"handset"
2018年
プラスチック製受話器、木炭、和紙
22 x 6 x 5.7 cm
Signed ガラスケース付き
No.25
"Cassette tape "I want" 2/2"
2018年
カセットテープ、木炭、和紙
6.3 x10.2 x 1.2 cm
Signed ガラスケース付き
No.26
"Rewinding of Time of life"
2019年
和紙、木炭、アクリル、チョーク、胡粉、亜麻布
195 x 395 cm
Signed
「Portrait of Myself 私の肖像(変化形)の後に作られた作品で、構造は同じですが、ここには三人の女性の記憶に関わる”記述”が私のドローイングが最下層に描かれています。その上に、事実に関わる場を訪ねて、極薄い和紙の上に採集した樹木の拓をつけています。」(宮森敬子)
No.27
"Layers of Time Pandemic NY #2"
2019年
木製額、木炭、和紙
44.5×32.5×3.0 cm
Signed
No.28
"Portrait of A Novelist"
2019年
木製額、木炭、和紙
50 x 40 x 5 cm
Signed
No.29
"Cane"
2020年
杖、木炭、和紙
12 x 2.5 x 92 cm
Signed
No.30
"Baby Bottle #2"
2020年
プラスチック製哺乳瓶、木炭、和紙
5.5 (daameter) x 14 cm
Signed ガラスケース付き
No.31
"Layers of Time Pandemic NY #1"
2020年
木製額、木炭、和紙
44.0×38.5×1.8cm
Signed
「ご存知のように、ニューヨークは、コロナ感染率が非常に高い時期があり、今年3月末から6初めはロックダウン(外出禁止令が出るほど、厳しく都市内の移動が規制)されてました。私は4/22から日本にゆく予定でしたが、全てキャンセル、日本へ帰ってこられたのは8/23でした。その間に採集された樹拓で構成されたのが 時間層 パンデミックニューヨーク #1、#2です。」(宮森敬子)
No.32
"Layers of Time Komagome #1"
2020年
木製額、木炭、和紙
22 x17 x 4.5 cm
Signed
No.33
"Forend Gun Stock"
2020年
銃床(フォアエンド部分)、木炭、和紙
25.5 x 4.5 x 5 cm
Signed ガラスケース付き
No.34
"I am still in NY"
2020年
木炭、和紙
approx. 7 x 5 cm/each
Signed ガラスケース付き
「4/22から日本にゆく予定でしたが、コロナウイルスのため、日本へ帰ってこられたのは8/23でした。時間層 パンデミックニューヨーク#1 と同じく、この期間(125日間)に毎日採集された小さな樹拓を手製のガラスケースに入れた作品 I am still in NY (私はまだニューヨークにいる) から、5つを選んで持ってきました。」(宮森敬子)
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
◆宮森敬子展 — Surfaces of Time 集められた時間と空間の表面たちを開催しています(予約制/WEB展)。
会期=2020年9月25日[金]—10月17日[土]*日・月・祝日休廊

宮森敬子は手透きの和紙とチャコールなどの自然の物を使って、ツリーロビング(木の表面の模様を手透きの和紙でで写し取った作品)で自然物や人工物を包み込むもの、あるいは透明樹脂(プラスチック)で自然物や自分の作品を固める作品を制作しています。現在は米ニューヨークにアトリエを構え、日本と行き来しながら、絵画、彫刻、インスタレーションの発表を行なっています。
今回、ときの忘れものの拠点である駒込を自ら歩き、駒込富士神社や東洋文庫ミュージアムにある樹木の拓本を行ないました。本展では、ときの忘れものの建物を使い、それらの拓本を層状に重ねたインスタレーションを行ないます。
会期中、宮森敬子さんによる無観客ギャラリートークを開催し、その様子をYouTubeで公開予定します。
※予約制にてご来廊いただける日時は、火曜~土曜の平日11:00~19:00となります。
※観覧をご希望の方は前日までにメール、電話にてご予約ください。
●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
会期=2020年9月25日[金]-10月17日[土]※日・月・祝日休み
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、アポイントメント制としています。
※観覧をご希望の方は前日までにメールまたは電話でご予約ください。
宮森敬子展 — Surfaces of Time 集められた時間と空間の表面たち(予約制/WEB展)
<出品作品のご案内>

No.1
"Imagine - Here and There (trasnformed) "
2020年
子供用ベッド2点、和紙、木炭、植木鉢、ワイヤー、花弁
インスタレーションサイズ:約 250×160×70cm
ベッドサイズ:134×70×70cm
Signed
「2つのベッドが向かい合い、一方は逆さ吊りにされています。両者とも、2007年にニューヨークの病院に展示されたものを、今回新しく「トランスフォーム / 変化」させたものです。上向きのベッドには、昨年、ギャラリーのある駒込周辺で採取した樹拓を「ひらひらと」つけてゆきました。そして、もう一方の(上下逆の)ベッドには、今年になって、コロナウイルスによる非常事態宣言中、ニューヨークのスタジオ近くの樹々から採集した樹拓をつけています。後者のベッドには、新しい植木鉢をつけて、そこからも和紙をひらひらさせています。和紙は大変薄い雁皮紙で、微かな空気の対流にもゆらぎます。
実は、私は過去に駒込病院で命を救われており、この地に深い思いがあります。この作品は、過去にニューヨークの病院で展示された二つのベッドを、私の個人的な思いで駒込に持ち込み、そこに、生の花弁を加えることで目には見えない「かおり」の移り変わりによって、命の時間の儚さや美しさを表現しようとしたものです。
(人間にとって) 厳しい時代になってしまいました。楽観的かもしれませんけれど、自然が、静かにたなびきながら、再生への道のりを静かに見守ってくれるかのような願いを込めてインスタレーションしました。」(宮森敬子)
No.2"Portrait of Myself, no. 3"
2019年
和紙、木炭、アクリル、チョーク、胡粉、亜麻布
185 x 323 x 5 cm
Signed
「私が生まれた場所や、子供時代の思い出の場所、中学、高校、大学から現在に至るまでの場所を訪ねて、極薄い和紙の上に採集した樹木の拓を、亜麻布につけて、層状にしています。亜麻布や和紙の一部には、ドローイングも施されています。作品は微かな空気の対流でも表層が動き、履かない記憶の一部を表しているようでもあります。」(宮森敬子)
No.3"Typewriter - Rose - 2000"
タイプライター、木炭、和紙
35 .6 x 30.5 x 15.2cm
Signed
「私の初期の作品で、タイトルはニューヨークの知人の文筆家がすごい勢いでタイプライターを打っていたので、彼女の名前をつけました。R、O、S、Eの文字だけ、和紙でカバーされていないので、タイトルはキーボードにも現れています。」(宮森敬子)
No.4"Layers of Time Komagome #2"
2020年
木製額、木炭、和紙
50.0×45.0×3.0cm
(和紙部分含む:57.0×44.0×8.0cm)
Signed
「去年、駒込界隈を散策して、様々な厚みの和紙の上に採集した樹木の拓をつけています。私は20代の初めに、熱帯熱型マラリアにかかって危篤状態だったのを、駒込病院で救われた過去があります。35年ぶりに病院も訪れ、そこで採取した樹拓も含まれています。」(宮森敬子)
No.5"ARIZONA DREAM #3"
2014年
木枝、石、木炭、和紙、銅版、合成綿
14 x 19 x 2.8 cm (In Box)
Signed ガラスケース付き
「アリゾナに旅行した時に4カ所で拾った木と石の組み合わせ、合計8個のピースでできています。それぞれのサイトで樹の拓を和紙にとり、包んでいます。カスタムの鞣革のバッキングのついた銅のプレートがつきます。」(宮森敬子)
No.6"Transparent House with Emergency Water Reserve S-1"
2016年
ガラス、鉛、木、レジン、木炭、和紙、胡粉
13.3 x 6 x 9 cm
Signed ガラスケース付き
No.7"Sandglass 4103"
2005年
砂時計、木炭、和紙
10.5 x 3.5 x 3.5 cm
Signed ガラスケース付き
No.8"My Old Studio"
1998年
木、プラスチック、オイルスティック, ワックス
8.5 x 5.5 x 8.5 cm
Signed ガラスケース付き
No.9"Mugcup"
1999年
マグカップ、木炭、和紙
13 x 8 x 10 cm
Signed ガラスケース付き
No.10"Saw"
1999年
ノコギリ、木炭、和紙
39.5 x 12 x 2 cm
Signed ガラスケース付き
No.11"Lathed wood/Turning wood"
1999年
木、木炭、和紙
45 x 4 x 4 cm
Signed ガラスケース付き
No.12"Flower Pot"
2000年
植木鉢、木炭、和紙
11 (dimeter) x 10 cm
Signed ガラスケース付き
No.13"Shoe Tree - woman -"
2000年
木製靴型、木炭、和紙
28 x 16.5 x 7.5 cm
Signed ガラスケース付き
No.14"Harmonica 04090 West Philly 1"
2005年
ハーモニカ、木炭、和紙
9.8 x 2.7 x 2 cm
Signed ガラスケース付き
No.15"Telescope 4109"
2007年
望遠鏡、木炭、和紙
70 x 96 x 140 (h) cm
Signed
「この度、展覧会場に2007年に作った望遠鏡を設置しました。そこから覗くと、見える風景があります。」(宮森敬子)
No.16"Globe 4110"
2007年
地球儀、木炭、和紙
37 (diameter) x 91 (h) cm
Signed
No.17“Bird House 20/25 2001 Hamilton SE corner Philadelphia 20/25”
2001年
リサイクルプラスチック、木炭、和紙
20 x 15 x19 cm
Signed ガラスケース付き
No.18"Birdcage Without Roof #4"
2009年
鳥籠、レジン、穀物(キノア)、木炭、和紙
30 x 21.5 x 35 cm
Signed
No.19"Box_ Maggi Beef Flavor Bouillon "
2015年
使用済み紙箱、木枝、木炭、和紙、アクリル、胡粉、金箔
10 x 5 x 1.5 cm
Signed ガラスケース付き
No.20"Fish hook (3点セット)"
2015年
釣り針、木炭、和紙
7 x 3.5 x 1cm (each)
Signed ガラスケース付き
No.21"Frame"
2016年
木製額、木炭、和紙
35 x 20 x 2.5 cm
Signed ガラスケース付き
No.22"Sandglass Hiroshima New York"
2016年
砂時計、木炭、和紙
9.5 x 9.5 x 25 cm
Signed ガラスケース付き
No.23"Reindeer horn"
2018年
トナカイの角、アクリル、胡粉、木炭、和紙
89 x 51 x 29 cm
Signed
No.24"handset"
2018年
プラスチック製受話器、木炭、和紙
22 x 6 x 5.7 cm
Signed ガラスケース付き
No.25"Cassette tape "I want" 2/2"
2018年
カセットテープ、木炭、和紙
6.3 x10.2 x 1.2 cm
Signed ガラスケース付き
No.26"Rewinding of Time of life"
2019年
和紙、木炭、アクリル、チョーク、胡粉、亜麻布
195 x 395 cm
Signed
「Portrait of Myself 私の肖像(変化形)の後に作られた作品で、構造は同じですが、ここには三人の女性の記憶に関わる”記述”が私のドローイングが最下層に描かれています。その上に、事実に関わる場を訪ねて、極薄い和紙の上に採集した樹木の拓をつけています。」(宮森敬子)
No.27"Layers of Time Pandemic NY #2"
2019年
木製額、木炭、和紙
44.5×32.5×3.0 cm
Signed
No.28"Portrait of A Novelist"
2019年
木製額、木炭、和紙
50 x 40 x 5 cm
Signed
No.29"Cane"
2020年
杖、木炭、和紙
12 x 2.5 x 92 cm
Signed
No.30"Baby Bottle #2"
2020年
プラスチック製哺乳瓶、木炭、和紙
5.5 (daameter) x 14 cm
Signed ガラスケース付き
No.31"Layers of Time Pandemic NY #1"
2020年
木製額、木炭、和紙
44.0×38.5×1.8cm
Signed
「ご存知のように、ニューヨークは、コロナ感染率が非常に高い時期があり、今年3月末から6初めはロックダウン(外出禁止令が出るほど、厳しく都市内の移動が規制)されてました。私は4/22から日本にゆく予定でしたが、全てキャンセル、日本へ帰ってこられたのは8/23でした。その間に採集された樹拓で構成されたのが 時間層 パンデミックニューヨーク #1、#2です。」(宮森敬子)
No.32"Layers of Time Komagome #1"
2020年
木製額、木炭、和紙
22 x17 x 4.5 cm
Signed
No.33"Forend Gun Stock"
2020年
銃床(フォアエンド部分)、木炭、和紙
25.5 x 4.5 x 5 cm
Signed ガラスケース付き
No.34"I am still in NY"
2020年
木炭、和紙
approx. 7 x 5 cm/each
Signed ガラスケース付き
「4/22から日本にゆく予定でしたが、コロナウイルスのため、日本へ帰ってこられたのは8/23でした。時間層 パンデミックニューヨーク#1 と同じく、この期間(125日間)に毎日採集された小さな樹拓を手製のガラスケースに入れた作品 I am still in NY (私はまだニューヨークにいる) から、5つを選んで持ってきました。」(宮森敬子)
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
◆宮森敬子展 — Surfaces of Time 集められた時間と空間の表面たちを開催しています(予約制/WEB展)。
会期=2020年9月25日[金]—10月17日[土]*日・月・祝日休廊

宮森敬子は手透きの和紙とチャコールなどの自然の物を使って、ツリーロビング(木の表面の模様を手透きの和紙でで写し取った作品)で自然物や人工物を包み込むもの、あるいは透明樹脂(プラスチック)で自然物や自分の作品を固める作品を制作しています。現在は米ニューヨークにアトリエを構え、日本と行き来しながら、絵画、彫刻、インスタレーションの発表を行なっています。
今回、ときの忘れものの拠点である駒込を自ら歩き、駒込富士神社や東洋文庫ミュージアムにある樹木の拓本を行ないました。本展では、ときの忘れものの建物を使い、それらの拓本を層状に重ねたインスタレーションを行ないます。
会期中、宮森敬子さんによる無観客ギャラリートークを開催し、その様子をYouTubeで公開予定します。
※予約制にてご来廊いただける日時は、火曜~土曜の平日11:00~19:00となります。
※観覧をご希望の方は前日までにメール、電話にてご予約ください。
●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
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