スタッフSの海外ネットサーフィン No.91
「安藤忠雄:挑戦&BEYOND:ANDO TADAO and ART」
復星芸術センター(Fosun Foundation)、上海&和美術館(He Art Museum、広東省仏山市
読者の皆様こんにちは。日中の気温が平均して20℃を超え、道行く人々の服装も春めいてきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。春の大型連休を前に再び発令された緊急事態宣言に対し、「また晩飯の確保が面倒になるなぁ」などとしか思考が働らいていない、スタッフSこと新澤です。
世界規模で収まる気配が見えないコロナ禍ですが、そんな状況に負けじと、先月から中国では2か所で日本が世界に誇る建築家・安藤忠雄の企画展が開催されています。

上海の復星芸術センター(Fosun Foundation)では、2017年に東京の国立新美術館からスタートし、パリやイタリアを巡回した「安藤忠雄:挑戦」が3月19日から6月6日まで開催中です。日本で開催した当時は光の教会を敷地内に再現して来場者の度肝を抜いたこの回顧展ですが、今回も安藤忠雄建築設計事務所が会場の特徴に合わせて空間を再設計し、代表作である「水の教会」を原寸大で再現しています。


建築家としての安藤忠雄を主軸としたこの展覧会では、他にも建築模型やスケッチ、ドローイング、映像、写真、旅行記などが展示されています。

もう一方、広東省仏山市にある、こちらは建物自体を安藤が設計した和美術館(He Art Museum)では、作家としての安藤忠雄にフォーカスした「BEYOND:ANDO TADAO and ART」が3月30日から8月1日まで開催されています。
「芸術を超えて」「光を超えて」「安藤を超えて」の3章構成の展覧会の中で、来場者はパブロ・ピカソやエルズワース・ケリー、アレクサンダー・カルダーなど安藤の作品に多大な影響を与えた巨匠たちの作品や、安藤の代表的な仕事の一つである地中美術館の模型展示を通して、新たな視点から安藤のアートに対する考え方や創造性を探ることができるようになっています。

このご時世にどうぞ気軽にお出かけくださいと書くのは流石に無責任に過ぎますので、代わりに以下のYouTube動画をご紹介させていただきます。公式ではありませんが、「一条」という、アートや伝統工芸、建築、食、人物取材といったテーマをメインコンテンツとし、日本の芸術家も数多く取り上げながら非常に高いクオリティの動画を無料で提供している中国のメディアチャンネルです。タイムリーなことに、今回紹介している2つの展覧会を一つの動画で紹介されていましたので、是非ご覧ください。
(しんざわ ゆう)
●本日のお勧めは安藤忠雄です。
安藤忠雄 ANDO Tadao
《光の教会》
1998年
シルクスクリーン(刷り:石田了一)
イメージサイズ:28.6×75.2cm
シートサイズ:60.0×90.0cm
Ed.35 サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
●ときの忘れものが青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転して3年が経ちました。もともと住宅だった阿部勤設計の建物LAS CASASを使って、毎月展覧会(Web展)を開催しています。
WEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>の特集も是非ご覧ください。
ときの忘れものはJR及び南北線の駒込駅南口から徒歩約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
「安藤忠雄:挑戦&BEYOND:ANDO TADAO and ART」
復星芸術センター(Fosun Foundation)、上海&和美術館(He Art Museum、広東省仏山市
読者の皆様こんにちは。日中の気温が平均して20℃を超え、道行く人々の服装も春めいてきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。春の大型連休を前に再び発令された緊急事態宣言に対し、「また晩飯の確保が面倒になるなぁ」などとしか思考が働らいていない、スタッフSこと新澤です。
世界規模で収まる気配が見えないコロナ禍ですが、そんな状況に負けじと、先月から中国では2か所で日本が世界に誇る建築家・安藤忠雄の企画展が開催されています。

Courtesy of Fosun Foundation
上海の復星芸術センター(Fosun Foundation)では、2017年に東京の国立新美術館からスタートし、パリやイタリアを巡回した「安藤忠雄:挑戦」が3月19日から6月6日まで開催中です。日本で開催した当時は光の教会を敷地内に再現して来場者の度肝を抜いたこの回顧展ですが、今回も安藤忠雄建築設計事務所が会場の特徴に合わせて空間を再設計し、代表作である「水の教会」を原寸大で再現しています。

北海道勇払郡占冠村にある、オリジナルの「水の教会」 (C) Tadao Ando Architect & Associates

会場に再現された「水の教会」 (C) 一条
建築家としての安藤忠雄を主軸としたこの展覧会では、他にも建築模型やスケッチ、ドローイング、映像、写真、旅行記などが展示されています。

和美術館 (C) HEM
もう一方、広東省仏山市にある、こちらは建物自体を安藤が設計した和美術館(He Art Museum)では、作家としての安藤忠雄にフォーカスした「BEYOND:ANDO TADAO and ART」が3月30日から8月1日まで開催されています。
「芸術を超えて」「光を超えて」「安藤を超えて」の3章構成の展覧会の中で、来場者はパブロ・ピカソやエルズワース・ケリー、アレクサンダー・カルダーなど安藤の作品に多大な影響を与えた巨匠たちの作品や、安藤の代表的な仕事の一つである地中美術館の模型展示を通して、新たな視点から安藤のアートに対する考え方や創造性を探ることができるようになっています。

「BEYOND:ANDO TADAO and ART」展示風景より、《ANDO BOX VI》 (C) HEM
このご時世にどうぞ気軽にお出かけくださいと書くのは流石に無責任に過ぎますので、代わりに以下のYouTube動画をご紹介させていただきます。公式ではありませんが、「一条」という、アートや伝統工芸、建築、食、人物取材といったテーマをメインコンテンツとし、日本の芸術家も数多く取り上げながら非常に高いクオリティの動画を無料で提供している中国のメディアチャンネルです。タイムリーなことに、今回紹介している2つの展覧会を一つの動画で紹介されていましたので、是非ご覧ください。
(しんざわ ゆう)
●本日のお勧めは安藤忠雄です。
安藤忠雄 ANDO Tadao《光の教会》
1998年
シルクスクリーン(刷り:石田了一)
イメージサイズ:28.6×75.2cm
シートサイズ:60.0×90.0cm
Ed.35 サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
●ときの忘れものが青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転して3年が経ちました。もともと住宅だった阿部勤設計の建物LAS CASASを使って、毎月展覧会(Web展)を開催しています。
WEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>の特集も是非ご覧ください。
ときの忘れものはJR及び南北線の駒込駅南口から徒歩約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
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