先日オリンピックがらみで、いじめが問題になったOさんについて、ふと「彼は、マヒナスターズのリードボーカルの息子さんでしょ」と話したら、そこにいたスタッフ全員(若い)、きょとんとしていた。
つまり、誰一人マヒナスターズを知らなかった・・・・
国民全員が知っていると思いこんでた亭主もアホですが、万人が共有できる記憶なんてそうはないのですね。
なぜマヒナスターズのことを話したのかというと、ときの忘れものの重要な取り扱い作家である駒井哲郎先生の交通事故にからんでのことがあったのですが、これを書き出すときりがないので取り合えず横に置いておいて、物故作家たちについて、つい昨日も会ったかのようにしゃべっている自分の足元が揺らぐ思いでした。
画商の仕事は、己がいいと思った作家、作品の魅力を繰り返し語り継ぎながら、次代のコレクターに手渡してゆくことだとあらためて思ったことでした。
亭主が関わった展覧会は数多くありますが、最も印象深かったといえば、38年前の夏、宇都宮市大谷石にある巨大地下空間で開催したウォーホル展でした。
この年、初めてパスポートを取った亭主(37歳)はNYでウォーホルに会い、「KIKU」「LOVE」連作の契約を交わして全国各地で「ウォーホル全国展」を開催しました。
大谷石での同展は1983年6月7日(火曜)渋谷パルコPart3での全国展オープニングに続く大イベントでした。
「巨大地下空間のウォーホル展」
会期:1983年7月24日~8月20日
会場:宇都宮市大谷町・屏風岩アートポイント
主催:地下空間とウォーホル展実行委員会(渡辺興平)
協力:屏風岩、現代版画センター、他
初日の前日(7月23日)に開いたオープニングには東京からバスを仕立て多くの方が参加しました。会場は屏風岩石材店(渡辺興平さん所有)の地下巨大空間、会場構成は関根伸夫先生でした。

撮影:村井修

撮影:村井修

撮影:村井修

撮影:村井修
●石田了一さん(KIKU.LOVEを刷った刷り師)撮影のオープニング当日の様子です。
6:39~渡辺興平さんの主催者挨拶
8:16~関根伸夫先生の挨拶
10:53~大島清次先生(栃木県立美術館館長)の祝辞
16:20~プレス発表における主催者・渡辺興平さんのスピーチ
17:27~プレス発表における関根伸夫先生のスピーチ
19:38~プレス発表における綿貫不二夫のスピーチ
会場が靄っているのは、外の温度が30数度の猛暑、会場の地下空間は年間平均温度8~9度という極端な温度差から霧が渦巻いているためです。
●雑誌「とらばーゆ」に掲載された現代版画センターの女性スタッフたち。右端が社長です。

●酒井猛さん撮影のオープニングの様子






左から4人目が屏風岩石材店の渡辺興平さん。
記者発表にて、左から亭主、石田了一さん、セラデザインアート研究所の斎藤さん、関根伸夫先生。
●ウォーホルのポスター特別頒布
大谷石のウォーホル展はじめ、レアなポスターを特別頒布します。
1)「巨大地下空間とウォーホル展」ポスター

「巨大地下空間とウォーホル展」ポスター
1983年7月 オフセット
シートサイズ:84.0×59.4cm
デザイン:セラデザインアート研究所
会場:宇都宮市大谷町屏風岩の地下空間
制作:地下空間とウォーホル展実行委員会(渡辺興平)
2)「1983-1984 アンディ・ウォーホル展 KIKUポスター」

1983-1984アンディ・ウォーホル展 KIKUポスター
1983年 オフセット
103x72.5cm
デザイン:浪漫堂
制作:現代版画センター
3)「1983-1984アンディ・ウォーホル展 ミッキーマウス」ポスター

1983-1984アンディ・ウォーホル展 ミッキーマウスポスター
1983年 オフセット
103x72.5cm
デザイン:浪漫堂
制作:現代版画センター
4)「アンディ・ウォーホル展 WARHOLセンセーション'83 パルコ」ポスター(大)

「アンディ・ウォーホル展 WARHOLセンセーション'83 パルコ」ポスター
1983年 オフセット
103x72.5cm
デザイン・制作:パルコ
5)田名網敬一「1983~1984 アンディ・ウォーホル展」ポスター

田名網敬一
「1983~1984 アンディ・ウォーホル展」ポスター
1983年 オフセット
103x72.5cm
デザイン:田名網敬一
制作:現代版画センター
6)栗山豊「ANDY WARHOL'S PORTRAIT」ポスター

栗山豊
「ANDY WARHOL'S PORTRAIT」
1977年 オフセット
シートサイズ:54.5×79.0cm
※シート上部に「Apr 5, 1977。860 Broadway, New York City。Photo by Yutaka Kuriyama。」と記載あり。
デザイン・制作:栗山豊
7)「Elvis I and II」ポスター
「Elvis I and II」ポスター
1978年 オフセット
シートサイズ:58.5×107.0cm
※シート右下に「Andy Warhol,American,born 1930 Elvis I and II,1964 two panels,each 82x82 in./ 208.3x208.3 cm; left panel: silk screen on acrylic on canvas; right panel: silk screen on aluminum on canves. Collection Art Gallery of Ontario, Gift from the Women's Committee Fund.1966」と記載あり
※シート左下に「Reproduction after original painting 🄫 Art Gallery of Ontario, 1978 Printed in Canada by Holland & Neil Ltd., 」と記載あり
8)「アンディ・ウォーホル展」ポスター
「アンディ・ウォーホル展」ポスター
(マツヤレディスB2アンダーグラウンド・ギャラリー)
1983年 オフセット
シートサイズ:103x72.5cm
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※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
つまり、誰一人マヒナスターズを知らなかった・・・・
国民全員が知っていると思いこんでた亭主もアホですが、万人が共有できる記憶なんてそうはないのですね。
なぜマヒナスターズのことを話したのかというと、ときの忘れものの重要な取り扱い作家である駒井哲郎先生の交通事故にからんでのことがあったのですが、これを書き出すときりがないので取り合えず横に置いておいて、物故作家たちについて、つい昨日も会ったかのようにしゃべっている自分の足元が揺らぐ思いでした。
画商の仕事は、己がいいと思った作家、作品の魅力を繰り返し語り継ぎながら、次代のコレクターに手渡してゆくことだとあらためて思ったことでした。
亭主が関わった展覧会は数多くありますが、最も印象深かったといえば、38年前の夏、宇都宮市大谷石にある巨大地下空間で開催したウォーホル展でした。
この年、初めてパスポートを取った亭主(37歳)はNYでウォーホルに会い、「KIKU」「LOVE」連作の契約を交わして全国各地で「ウォーホル全国展」を開催しました。
大谷石での同展は1983年6月7日(火曜)渋谷パルコPart3での全国展オープニングに続く大イベントでした。
「巨大地下空間のウォーホル展」
会期:1983年7月24日~8月20日
会場:宇都宮市大谷町・屏風岩アートポイント
主催:地下空間とウォーホル展実行委員会(渡辺興平)
協力:屏風岩、現代版画センター、他
初日の前日(7月23日)に開いたオープニングには東京からバスを仕立て多くの方が参加しました。会場は屏風岩石材店(渡辺興平さん所有)の地下巨大空間、会場構成は関根伸夫先生でした。

撮影:村井修

撮影:村井修

撮影:村井修

撮影:村井修
●石田了一さん(KIKU.LOVEを刷った刷り師)撮影のオープニング当日の様子です。
6:39~渡辺興平さんの主催者挨拶
8:16~関根伸夫先生の挨拶
10:53~大島清次先生(栃木県立美術館館長)の祝辞
16:20~プレス発表における主催者・渡辺興平さんのスピーチ
17:27~プレス発表における関根伸夫先生のスピーチ
19:38~プレス発表における綿貫不二夫のスピーチ
会場が靄っているのは、外の温度が30数度の猛暑、会場の地下空間は年間平均温度8~9度という極端な温度差から霧が渦巻いているためです。
●雑誌「とらばーゆ」に掲載された現代版画センターの女性スタッフたち。右端が社長です。

●酒井猛さん撮影のオープニングの様子






左から4人目が屏風岩石材店の渡辺興平さん。
記者発表にて、左から亭主、石田了一さん、セラデザインアート研究所の斎藤さん、関根伸夫先生。●ウォーホルのポスター特別頒布
大谷石のウォーホル展はじめ、レアなポスターを特別頒布します。
1)「巨大地下空間とウォーホル展」ポスター

「巨大地下空間とウォーホル展」ポスター
1983年7月 オフセット
シートサイズ:84.0×59.4cm
デザイン:セラデザインアート研究所
会場:宇都宮市大谷町屏風岩の地下空間
制作:地下空間とウォーホル展実行委員会(渡辺興平)
2)「1983-1984 アンディ・ウォーホル展 KIKUポスター」

1983-1984アンディ・ウォーホル展 KIKUポスター
1983年 オフセット
103x72.5cm
デザイン:浪漫堂
制作:現代版画センター
3)「1983-1984アンディ・ウォーホル展 ミッキーマウス」ポスター

1983-1984アンディ・ウォーホル展 ミッキーマウスポスター
1983年 オフセット
103x72.5cm
デザイン:浪漫堂
制作:現代版画センター
4)「アンディ・ウォーホル展 WARHOLセンセーション'83 パルコ」ポスター(大)

「アンディ・ウォーホル展 WARHOLセンセーション'83 パルコ」ポスター
1983年 オフセット
103x72.5cm
デザイン・制作:パルコ
5)田名網敬一「1983~1984 アンディ・ウォーホル展」ポスター

田名網敬一
「1983~1984 アンディ・ウォーホル展」ポスター
1983年 オフセット
103x72.5cm
デザイン:田名網敬一
制作:現代版画センター
6)栗山豊「ANDY WARHOL'S PORTRAIT」ポスター

栗山豊
「ANDY WARHOL'S PORTRAIT」
1977年 オフセット
シートサイズ:54.5×79.0cm
※シート上部に「Apr 5, 1977。860 Broadway, New York City。Photo by Yutaka Kuriyama。」と記載あり。
デザイン・制作:栗山豊
7)「Elvis I and II」ポスター
「Elvis I and II」ポスター1978年 オフセット
シートサイズ:58.5×107.0cm
※シート右下に「Andy Warhol,American,born 1930 Elvis I and II,1964 two panels,each 82x82 in./ 208.3x208.3 cm; left panel: silk screen on acrylic on canvas; right panel: silk screen on aluminum on canves. Collection Art Gallery of Ontario, Gift from the Women's Committee Fund.1966」と記載あり
※シート左下に「Reproduction after original painting 🄫 Art Gallery of Ontario, 1978 Printed in Canada by Holland & Neil Ltd., 」と記載あり
8)「アンディ・ウォーホル展」ポスター
「アンディ・ウォーホル展」ポスター(マツヤレディスB2アンダーグラウンド・ギャラリー)
1983年 オフセット
シートサイズ:103x72.5cm
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
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