こんにちわ、スタッフMです。
世田谷美術館の「倉俣史朗のデザインー記憶の中の小宇宙」展がはじまりました。
さっそく、初日11月18日(土)10時に世田谷美術館へ行ってまいりました。
倉俣ファン必見の展覧会です。
12月8日(金)からはときの忘れものでも「倉俣史朗展」を開催いたします。
また静岡のバー・コンブレ(倉俣史朗がデザイン)でもイベントをやるそうです!

倉俣史朗展 世田谷美術館 (18)左が『倉俣史朗のデザインー記憶のなかの小宇宙』図録(朝日新聞社、2023年)。
美術館のショップには、可愛らしいメモ帳や付箋などのグッズがたくさんありました。(中央、右)
倉俣史朗展 世田谷美術館 (19)『倉俣史朗のデザインー記憶のなかの小宇宙』図録(朝日新聞社、2023年)。帯を取ると表紙の色はミス・ブランチの脚の色!

『倉俣史朗のデザインー記憶のなかの小宇宙』

会期:2023年11月18日(土)~2024年1月28日(日)
開館時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
休館日:毎週月曜日、12月29日(金)~1月3日(水) ※1月8日(月・祝)は開館、翌1月9日(火)は休館
会場:世田谷美術館 1階展示室
主催:世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)、朝日新聞社
後援:世田谷区、世田谷区教育委員会
助成:公益財団法人花王 芸術・科学財団
特別協力:クラマタデザイン事務所

入り口に"How High the Moon"復刻版に座れて写真撮れるコーナーあり。
世田谷美術館1階が会場。最初の1フロアのみ撮影可能でした。

チラシ表
世田谷美術館「倉俣史朗展」 (1)
チラシ裏
世田谷美術館「倉俣史朗展」 (2)
<展示風景>
倉俣史朗展 世田谷美術館 (1)
倉俣史朗展 世田谷美術館 (2)
倉俣史朗展 世田谷美術館 (3)
倉俣史朗展 世田谷美術館 (4)
倉俣史朗展 世田谷美術館 (5)
倉俣史朗展 世田谷美術館 (8)
倉俣史朗展 世田谷美術館 (12)
倉俣史朗展 世田谷美術館 (14)
倉俣史朗展 世田谷美術館 (15)
倉俣史朗展 世田谷美術館 (16)
世田谷美術館のご案内はここまで。
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静岡のバー・コンブレさんでもイベントが開催されるそうです。
IMG_8035ときの忘れもの松下撮影(2023年5月)

以下の案内は、静岡市美術館のHPからの引用です。
静岡 バー 倉俣史朗 コンブレ (1)
静岡 バー 倉俣史朗 コンブレ (2)
Shizubi Research+ 倉俣史朗と静岡 プレ企画
倉俣史朗(1934-1991)は、椅子や照明機器などのプロダクトやインテリアデザインの分野で革新的な活動を展開した、戦後日本を代表するデザイナーです。アクリル、ガラス、アルミニウム、FRPなど、それまで家具や内装で使用されることのなかった素材を積極的に取り入れ、透明感や浮遊感に満ちた独創性あふれる作品で世界的にも高い評価を得ました。
戦中、愛鷹村(現・静岡県沼津市)に疎開していたというだけでなく、倉俣と静岡は深い関係にありました。彼がそのキャリアをスタートさせた60年代半ばから80年代にかけて静岡の数多くの商業空間が手がけられ、当館が位置する静岡駅前に限っても、トンボヤ(衣料品/1966、70)、タカラ堂(宝飾品/1965、69、70、71)、COMBLE(バー/1988)などがあげられます。なかでも、天井の曲面と柔らかな色彩で人を包み込むCOMBLE(コンブレ)は、倉俣の空間が体感できる、数少ない現存例です(一部改装済)。さらに静岡市が1988年に主催した「家具産地イメージアップ事業」では、倉俣と静岡の職人がオリジナルのイスとテーブルを共同制作しています。
当館では、2024年度に倉俣史朗の静岡での仕事をまとめた小企画アーカイブ展を計画しています。本年度はプレ企画として、トークイベントやパネル展示を通じて当時の記憶を掘り起こしていきます。この「Shizubi Research+」は、美術館の調査を出発点に、開かれた研究の場として関係者や研究者、市民の方々から得られた情報も活かしていく試みです。今は失われてしまった店舗の所在地や内観の詳細など不明な点も多く、皆さまからの情報を広く募集しています。よくお店に通っていた、お店の中で撮った写真を持っているなど、どんな些細な情報でも構いません。是非皆さんが知っていることを美術館までお寄せください。

連続トークイベント
倉俣史朗が内装を手掛けたバーCOMBLEを会場に、当時の関係者や研究者からお話を伺い、倉俣史朗のデザインについて考えます。トーク後は簡単な懇話会(1時間程度・500円で追加ドリンク可)も予定していますので、是非お時間に余裕をもってご参加ください。

①2023年12月3日(日)
14:30-16:00(14:00開場)※すでにチケット完売したそうです。
「バーCOMBLEができるまで」
ゲスト:五十嵐久枝(イガラシデザインスタジオ、武蔵野美術大学教授、元クラマタデザイン事務所勤務)
勝俣震一(勝俣銘木工業)
中山昌彦(COMBLEオーナー)

②2024年1月14日(日)
14:30-16:00(14:00開場)
「家具産地イメージアップ事業と倉俣史朗」
ゲスト:町田光(デーシーエスデザイン研究所、《静岡ファニコンの椅子》製作)

③2024年2月4日(日)
14:30-16:00(14:00開場)
「倉俣史朗のショップ・インテリア」
ゲスト:橋本啓子(近畿大学建築学部准教授)

【会 場】COMBLE(静岡県静岡市葵区呉服町2-7 静専ビル2F)
【参加料】各回1,000円 ※チケット制 ※ワンドリンク付き(通常メニューとは異なります)
【定 員】各回 20歳以上25名
【申 込】セブンチケットにて各日10:00~販売(なくなり次第販売終了)
①11月3日(金・祝)~[セブンコード 103-217]※すでにチケット完売したそうです。
②12月14日(木)~[セブンコード 103-227]
③1月4日(木)~[セブンコード 103-229]


■パネル展示■
2023年11月11日(土)-12月24日(日)
静岡市美術館 エントランスホール
※休館日、開館時間は美術館HPをご確認ください

【主催】 静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団
*本事業は、静岡市文化振興財団アフターコロナ事業の一環として実施します。

ぜひみなさん、世田谷美術館に行った後は、静岡のコンブレへ行きましょう!

12月8日~23日にはときの忘れものでも「倉俣史朗展」を開催します。
スタッフM

●本日のお勧め作品は倉俣史朗です。
kuramata-18_vase5
"Flower Vase #1302"
アクリル、ガラス管
W11.0×D11.0×H21.0cm
撮影:桜井ただひさ
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください

「倉俣史朗展」
会期=2023年12月8日(金)~23日(土)11:00-19:00 日曜・月曜・祝日休み
会場:ときの忘れもの
倉俣史朗展案内状_表面1200倉俣史朗展案内状_宛名面1200
ときの忘れものは2017年に青山から駒込に移転しましたが、偶然にも倉俣史朗はこの街で生まれ、近くの昭和小学校を卒業されました。来年生誕90年を迎える倉俣史朗のゆかりの地で「倉俣史朗展」を開催します。
出品作品と価格については11月25日ブログに掲載しました。現在エディション進行中のシルクスクリーン作品集『倉俣史朗 Shiro Kuramata Cahier』1集2集3集、1979年東京国際版画ビエンナーレ出品の貴重なオリジナル版画《無極Ⅱ》、1983年磯崎新設計の筑波第一ホテルの客室用鏡、1989年パリの個展のために制作した"Cabinet de Curiosite"はじめ、椅子《How High the Moon》、香水瓶やフラワーベース、オブジェ《薔薇の封印》などを展示します。

●ときの忘れものの建築は阿部勤先生の設計です。
photo (2)
建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 
E-mail:info@tokinowasuremono.com 
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。