ときの忘れもの亭主が美術業界に入ったのは1974年、それからちょうど半世紀。
たくさんの作家の皆さんと協働してきましたが、90歳を超えてなおお元気なのが1930年生まれのガストン・プチさんです。
1974年3月31日_高輪プリンスホテル第一回オークション_2_31974年3月31日「現代版画センター旗揚げ/第一回東京オークション」にて、
ガストン・プチさん(右)と、ノーマン H. トールマンさん
会場:高輪プリンスホテル

亭主は昨年末、長年の難聴問題を解決すべく補聴器を付け始めたのですが、突然あらゆる音が聞こえるようになった途端、急に昔が懐かしくなり、創業の地渋谷に赴き、南平台にお住まいのアーティストであり神父さんのプチさんを訪ねました。
私たちの創業時からの大恩人です。

IMG_1057 20231205プチさんアトリエ入口 - コピー渋谷区南平台の閑静な住宅街にカトリック系ドミニコ会教会があります。
その敷地内にあるプチさんのアトリエ。

20231205プチさんアトリエこの直ぐ近く(渋谷区桜が丘)に現代版画センターがありました。
英語ができない亭主は、プチさんを通訳代わりに酷使し、手紙の代筆はもちろん、海外とのやり取りに困るとここに駆け付けて助けを乞いました。

20231205ガストン・プチさん1961年に来日されたガストン・プティさん。綺麗に整頓されたお住まいで一人で自炊しながらいまなお旺盛な制作活動に励んでいます。日本で芸術的才能を大きく開花させた最初のカナダ人です。

20231205ガストン・プチさん書斎プティさんの書斎。パソコンを駆使しネットでの発信も続けています。

20231205ガストン・プチさん最新作実は先年渋谷の交差点で転倒し、膝を大けがされたのですが、なんと一日二時間のスクワットを敢行、いまは杖も使わず歩いています。
プチさんのますますのご健勝とご活躍を祈っています。

・2021年08月26日|ガストン・プチコレクション@大英博物館
・2015年06月16日|作家に定年退職はない
・2009年03月10日|修道士で画家/ガストン・プチさん
・2007年11月24日|カナダ大使館でガストン・プチ展
・1983年04月26日|「ジャン・ベルト・ヴァンニ展」巡回展とイタリア大使館レセプション
・1980年10月01日|ガストン・プチ版画集「輝く影」/現代版画センターエディション
・1979年12月01日|ガストン・プチ「静物」/現代版画センターエディション
197912ガストンプチ静物ガストン・プチ
「静物」
1979年 
リトグラフ
(刷り:アトリエ・プチ)
限定100部

・1976年08月01日|特別賛助会員のお願い

●冬季休暇のお知らせ
2023年12月29日(金)~2024年1月4日(木)まで、冬季休暇のため休廊いたします。
新年の営業は2024年1月5日(金)からです。

●ときの忘れものの建築は阿部勤先生の設計です。
14
建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 
E-mail:info@tokinowasuremono.com 
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。