◆第34回瑛九展/瑛九と池田満寿夫
会期:2024年7月3日(水)~7月13日(土)11時~19時 *日・月・祝日休廊
戦前から抽象絵画のパイオニアとして制作活動を行なった瑛九と、瑛九のアトリエに通い交流した池田満寿夫の二人の銅版画代表作をご覧いただきます。
瑛九は1951年に大阪で結成されたデモクラート美術家協会を主導し、反公募を大きく掲げ、個人の創造性を重視した活動が行われました。池田満寿夫は、靉嘔を通じて、瑛九や美術評論家の久保貞次郎を知り、デモクラートに参加します。瑛九に勧められて銅版画制作に取り組み、靉嘔と同じく1950年代に久保が提唱した美術教育の運動[創造美育運動]から起こった「小コレクターの会」のために多数の版画作品を制作し、生涯1000点あまりの版画をのこしました。
今年は池田満寿夫の生誕90年の年にあたります。
瑛九の自刷り銅版画「春」「鳥の精」、池田満寿夫の自刷り銅版画「タエコの朝食」「聖なる手」など代表作をご覧いただきます。
また、浦和にあった瑛九のアトリエ(没後都夫人が守ってきた。2023年に取壊し)の庭の檀の木と瑛九や池田満寿夫たちが踏みしめた敷石を、ときの忘れものの庭に移植しましたので、合わせてご覧ください。
※クリックすると再生します。
※右下の「全画面」ボタンをクリックすると動画が大きくなります。
No.1 瑛九《南風》

1954年 キャンバスに油彩
46.0×38.0cm(F8)
自筆サイン・年記あり
No.2 瑛九《題不詳 水彩》

1958年 水彩
イメージサイズ25.0×18.0cm シートサイズ38.0×29.0cm
自筆サインあり
No.3 瑛九《三人のバレリーナ》

1953年 フォト・デッサン 27.3x21.9cm
*裏面にタイトルと年記あり
No.4 瑛九《公園》

1951年 エッチング(作家自刷り)
イメージサイズ:7.0×9.5cm シートサイズ:31.5×23.5cm
限定1部乃至数部 自筆サインあり
*林グラフィックプレス・カタログNo.143(自刷りなしと記載)
No.5 瑛九《春》

1951年 エッチング(作家自刷り)
イメージサイズ:12.0×8.8cm シートサイズ:22.0×14.5cm
限定15部(4/15)
自筆サインあり
*林グラフィックプレス・カタログNo.122(自刷りなしと記載)
No.6 瑛九《海辺の朝》
1951年 エッチング(作家自刷り)
イメージサイズ:9.0×12.5cm シートサイズ:17.0×23.5cm
限定1部乃至数部 自筆サインあり
*林グラフィックプレス・カタログNo.133(自刷りなしと記載)
No.7 瑛九《鳥の精》

1952 エッチング(作家自刷り)
イメージサイズ:12.0×9.0cm
シートサイズ:27.5×16.5cm
限定8部 自筆サインあり
*都夫人による私家版目録No.31
*林グラフィックプレス・カタログNo.171
No.8 瑛九《人形》

1956 エッチング(作家自刷り)
イメージサイズ:18.0×12.0cm
シートサイズ:37.5×28.0cm
限定3部 自筆サインあり
*都夫人による私家版目録No.177
*林グラフィックプレス・カタログNo.98
No.9 瑛九《ささやき》

1958 エッチング(作家自刷り)
イメージサイズ:11.5×8.5cm
シートサイズ:28.0×18.5cm
E.P.(限定は1部乃至数部か)
自筆サインあり
*林グラフィックプレス・カタログNo.238(自刷りなしと記載)
No.10 瑛九《風景・C》

1958年 エッチング(作家自刷り)
イメージサイズ:11.5×9.0cm
シートサイズ:27.5×16.5cm
E.P.(限定は数部か)
自筆サインあり
*1972年に刊行された『瑛九画集』限定特装版(久保貞次郎刊・限定200部)に本作の後刷りが挿入された。ときの忘れものでは本作自刷りを今まで2点扱っており、生前の瑛九自刷りは少なくとも数部はあったと思われる。
~~~~~~~~
No.11 池田満寿夫《白い岩石》
1957年 エッチング、アクアチント
イメージサイズ:11.7×18.0cm シートサイズ:24.5×32.2cm
限定20部 自筆サインあり *レゾネNo.18
No.12 池田満寿夫《女・動物たち》

1960年 ドライポイント、アクアチント
イメージサイズ:23.5×17.7cm
限定15部 自筆サインあり *レゾネNo.144
No.13 池田満寿夫《戸口へ急ぐ貴婦人たち》

1963年 ドライポイント、ルーレット
イメージサイズ:36.0×33.5cm フレームサイズ61.5×55.0cm
限定20部 自筆サインあり *レゾネNo.260
No.14 池田満寿夫《タエコの朝食》

1963年 ドライポイント、ルーレット、エッチング
イメージサイズ:36.0×37.0cm シートサイズ:54.6×37.0cm
限定20部 自筆サインあり *レゾネNo.278
No.15 池田満寿夫《聖なる手Ⅰ》

1965年 ドライポイント、ルーレット
イメージサイズ:36.0×33.4cm シートサイズ:57.0×38.5cm
限定20部 自筆サインあり *レゾネNo.376
No.16 池田満寿夫《ニューヨークから来た女》

1966年 リトグラフ
イメージサイズ:68.8×53.8cm シートサイズ:84.5×69.8cm
限定20部 自筆サインあり *レゾネNo.421
No.17 池田満寿夫《ブダペストからの自画像》

1968年 リトグラフ
イメージサイズ:56.3×44.8cm
限定25部(アルシュ紙)、20部(ジャーマン・エッチング紙)
自筆サインあり *レゾネNo.456
No.18 池田満寿夫《少し長い指をもったスフィンクス》

1970年 エッチング、ルーレット、メゾチント、ドライポイント、アクアチント
イメージサイズ:29.0×25.5cm
限定60部 自筆サインあり *レゾネNo.508
No.19 池田満寿夫《パラボラ》

1973年 メゾチント
イメージサイズ:22.1×19.6cm
限定60部 自筆サインあり *レゾネNo.580
No.20 池田満寿夫《スポットライト》

1981年 ドライポイント、アクアチント、ソフトグランド・エッチング
イメージサイズ:35.5×29.0cm
限定80部 自筆サインあり *レゾネNo.724
No.21 池田満寿夫《ペーパーヴィナス》

1985年 エッチング、ドライポイント、アクアチント
イメージサイズ:35.6×28.9cm
限定50部 自筆サインあり *レゾネNo.789
No.22 池田満寿夫《ルナパーク》

1988年 リトグラフ
イメージサイズ:65.0×40.3cm シートサイズ:89.5×62.5cm
限定50部 自筆サインあり *レゾネNo.855
◆ル・コルビュジエ「モデュロール展」は本日最終日です
会期:2024年6月26日(水)~6月29日(土)11時~19時 *日・月・祝日休廊

建築家・ル・コルビュジエによる版画作品を特別頒布いたします。
ル・コルビュジエは「近代建築の五原則」を提唱し、ライトやミースと並ぶ20世紀建築界の巨匠と呼ばれ数々の名建築を残していますが、一方で油彩、彫刻、版画を情熱を持って制作していました。大倉集古館で6月25日から開催される展覧会「大成建設コレクション もうひとりのル・コルビュジエ~絵画をめぐって」とあわせて、ぜひご高覧ください。
先日、槇文彦、磯崎新のちょっと珍しい版画作品が入ってきたので併せてご紹介します。

●ときの忘れものの建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS ときの忘れもの
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
会期:2024年7月3日(水)~7月13日(土)11時~19時 *日・月・祝日休廊
戦前から抽象絵画のパイオニアとして制作活動を行なった瑛九と、瑛九のアトリエに通い交流した池田満寿夫の二人の銅版画代表作をご覧いただきます。瑛九は1951年に大阪で結成されたデモクラート美術家協会を主導し、反公募を大きく掲げ、個人の創造性を重視した活動が行われました。池田満寿夫は、靉嘔を通じて、瑛九や美術評論家の久保貞次郎を知り、デモクラートに参加します。瑛九に勧められて銅版画制作に取り組み、靉嘔と同じく1950年代に久保が提唱した美術教育の運動[創造美育運動]から起こった「小コレクターの会」のために多数の版画作品を制作し、生涯1000点あまりの版画をのこしました。
今年は池田満寿夫の生誕90年の年にあたります。
瑛九の自刷り銅版画「春」「鳥の精」、池田満寿夫の自刷り銅版画「タエコの朝食」「聖なる手」など代表作をご覧いただきます。
また、浦和にあった瑛九のアトリエ(没後都夫人が守ってきた。2023年に取壊し)の庭の檀の木と瑛九や池田満寿夫たちが踏みしめた敷石を、ときの忘れものの庭に移植しましたので、合わせてご覧ください。
※クリックすると再生します。
※右下の「全画面」ボタンをクリックすると動画が大きくなります。
No.1 瑛九《南風》

1954年 キャンバスに油彩
46.0×38.0cm(F8)
自筆サイン・年記あり
No.2 瑛九《題不詳 水彩》

1958年 水彩
イメージサイズ25.0×18.0cm シートサイズ38.0×29.0cm
自筆サインあり
No.3 瑛九《三人のバレリーナ》

1953年 フォト・デッサン 27.3x21.9cm
*裏面にタイトルと年記あり
No.4 瑛九《公園》

1951年 エッチング(作家自刷り)
イメージサイズ:7.0×9.5cm シートサイズ:31.5×23.5cm
限定1部乃至数部 自筆サインあり
*林グラフィックプレス・カタログNo.143(自刷りなしと記載)
No.5 瑛九《春》

1951年 エッチング(作家自刷り)
イメージサイズ:12.0×8.8cm シートサイズ:22.0×14.5cm
限定15部(4/15)
自筆サインあり
*林グラフィックプレス・カタログNo.122(自刷りなしと記載)
No.6 瑛九《海辺の朝》
1951年 エッチング(作家自刷り)イメージサイズ:9.0×12.5cm シートサイズ:17.0×23.5cm
限定1部乃至数部 自筆サインあり
*林グラフィックプレス・カタログNo.133(自刷りなしと記載)
No.7 瑛九《鳥の精》

1952 エッチング(作家自刷り)
イメージサイズ:12.0×9.0cm
シートサイズ:27.5×16.5cm
限定8部 自筆サインあり
*都夫人による私家版目録No.31
*林グラフィックプレス・カタログNo.171
No.8 瑛九《人形》

1956 エッチング(作家自刷り)
イメージサイズ:18.0×12.0cm
シートサイズ:37.5×28.0cm
限定3部 自筆サインあり
*都夫人による私家版目録No.177
*林グラフィックプレス・カタログNo.98
No.9 瑛九《ささやき》

1958 エッチング(作家自刷り)
イメージサイズ:11.5×8.5cm
シートサイズ:28.0×18.5cm
E.P.(限定は1部乃至数部か)
自筆サインあり
*林グラフィックプレス・カタログNo.238(自刷りなしと記載)
No.10 瑛九《風景・C》

1958年 エッチング(作家自刷り)
イメージサイズ:11.5×9.0cm
シートサイズ:27.5×16.5cm
E.P.(限定は数部か)
自筆サインあり
*1972年に刊行された『瑛九画集』限定特装版(久保貞次郎刊・限定200部)に本作の後刷りが挿入された。ときの忘れものでは本作自刷りを今まで2点扱っており、生前の瑛九自刷りは少なくとも数部はあったと思われる。
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No.11 池田満寿夫《白い岩石》
1957年 エッチング、アクアチントイメージサイズ:11.7×18.0cm シートサイズ:24.5×32.2cm
限定20部 自筆サインあり *レゾネNo.18
No.12 池田満寿夫《女・動物たち》

1960年 ドライポイント、アクアチント
イメージサイズ:23.5×17.7cm
限定15部 自筆サインあり *レゾネNo.144
No.13 池田満寿夫《戸口へ急ぐ貴婦人たち》

1963年 ドライポイント、ルーレット
イメージサイズ:36.0×33.5cm フレームサイズ61.5×55.0cm
限定20部 自筆サインあり *レゾネNo.260
No.14 池田満寿夫《タエコの朝食》

1963年 ドライポイント、ルーレット、エッチング
イメージサイズ:36.0×37.0cm シートサイズ:54.6×37.0cm
限定20部 自筆サインあり *レゾネNo.278
No.15 池田満寿夫《聖なる手Ⅰ》

1965年 ドライポイント、ルーレット
イメージサイズ:36.0×33.4cm シートサイズ:57.0×38.5cm
限定20部 自筆サインあり *レゾネNo.376
No.16 池田満寿夫《ニューヨークから来た女》

1966年 リトグラフ
イメージサイズ:68.8×53.8cm シートサイズ:84.5×69.8cm
限定20部 自筆サインあり *レゾネNo.421
No.17 池田満寿夫《ブダペストからの自画像》

1968年 リトグラフ
イメージサイズ:56.3×44.8cm
限定25部(アルシュ紙)、20部(ジャーマン・エッチング紙)
自筆サインあり *レゾネNo.456
No.18 池田満寿夫《少し長い指をもったスフィンクス》

1970年 エッチング、ルーレット、メゾチント、ドライポイント、アクアチント
イメージサイズ:29.0×25.5cm
限定60部 自筆サインあり *レゾネNo.508
No.19 池田満寿夫《パラボラ》

1973年 メゾチント
イメージサイズ:22.1×19.6cm
限定60部 自筆サインあり *レゾネNo.580
No.20 池田満寿夫《スポットライト》

1981年 ドライポイント、アクアチント、ソフトグランド・エッチング
イメージサイズ:35.5×29.0cm
限定80部 自筆サインあり *レゾネNo.724
No.21 池田満寿夫《ペーパーヴィナス》

1985年 エッチング、ドライポイント、アクアチント
イメージサイズ:35.6×28.9cm
限定50部 自筆サインあり *レゾネNo.789
No.22 池田満寿夫《ルナパーク》

1988年 リトグラフ
イメージサイズ:65.0×40.3cm シートサイズ:89.5×62.5cm
限定50部 自筆サインあり *レゾネNo.855
◆ル・コルビュジエ「モデュロール展」は本日最終日です
会期:2024年6月26日(水)~6月29日(土)11時~19時 *日・月・祝日休廊

建築家・ル・コルビュジエによる版画作品を特別頒布いたします。
ル・コルビュジエは「近代建築の五原則」を提唱し、ライトやミースと並ぶ20世紀建築界の巨匠と呼ばれ数々の名建築を残していますが、一方で油彩、彫刻、版画を情熱を持って制作していました。大倉集古館で6月25日から開催される展覧会「大成建設コレクション もうひとりのル・コルビュジエ~絵画をめぐって」とあわせて、ぜひご高覧ください。
先日、槇文彦、磯崎新のちょっと珍しい版画作品が入ってきたので併せてご紹介します。

●ときの忘れものの建築空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS ときの忘れもの
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
http://www.tokinowasuremono.com/
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JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
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