近くの古本屋BOOKS青いカバさんをのぞいたら、珍しく店主の小国貴司さんが在店していて立ち話をしました。
「大崎さんが萩原朔太郎賞をもらったんですよ!」
大崎清夏さんは、ブログにもご寄稿いただいている詩人です。

<優れた現代詩に贈られることしの萩原朔太郎賞に、大崎清夏さんの詩集「暗闇に手をひらく」が選ばれました。 萩原朔太郎賞は、前橋市出身の詩人・萩原朔太郎の功績を称え、まいとし優れた現代詩の作品に贈られるものです。33回目を数えることしは、推薦作品約150点のなかから、大崎清夏さんの詩集「暗闇に手をひらく」が選ばれました。大崎さんは、神奈川県出身の43歳で、2014年には中原中也賞を受賞しています。 受賞作の「暗闇に手をひらく」は、戦争や自然災害、社会の困難な状況を経験した人々に寄り添い、口ずさむと力になるような詩で構成されています。選考委員のひとりで詩人の松浦寿輝さんは、「自然な言葉使いで、誰にでも届く柔らかな詩情を表現した清冽な叙情詩」と、高く評価しました。大崎さんは、「敬愛する詩人の名を冠した賞をいただき本当に光栄です」とコメントしています。 朔太郎賞の贈呈式は、11月1日に行われます。>
(20250905/群馬テレビの配信ニュースより)
萩原朔太郎は明治19年(1886)前橋市に生まれ、口語自由詩を確立し日本近代詩に大きな足跡を残した詩人です。
前橋市では市制施行100周年を記念し、萩原朔太郎の業績を永く顕彰し、日本文化の発展に寄与するとともに、市民文化の向上に資することを目的として、現代詩における最も優れた作品に贈る「萩原朔太郎賞」を平成4年(1992)に制定しました。
■大崎清夏 Sayaka Osaki
詩人。2011年、ユリイカの新人としてデビューし、第一詩集『地面』を刊行。14年、第二詩集『指差すことができない』が第19回中原中也賞受賞。近著に詩集『新しい住みか』(青土社)など。19年、第50回ロッテルダム国際詩祭に招聘。https://osakisayaka.com/
●お詫び
本日は8日ですので、本来は杣木浩一さんの連載「宮脇愛子さんとの出会い」の第11回を載予定でしたが、私ども(ときの忘れもの)の都合で、8月と9月は休載とさせていただきます。
筆者の杣木さんと読者の皆さんにはお詫び申し上げます。
杣木さんだけではなく他の連載も同様で、二ヶ月ほど休載させていただきます。
先日少しご報告しましたが、ホームページを全面的に改変し、連動してブログその他も全く今までとは異なるサイトでの公開作業にかかっています。
思ったより手間で、いまだに道半ばというところで、スタッフも喘ぎながら作業を進めています。
ご理解のほどお願い申し上げます。
◆「生誕120年 難波田龍起展」
会期:2025年9月3日(水)~9月20日(土)11:00-19:00 ※日・月・祝日休廊
出品作品リストはこちらをご覧ください。
ギャラリートーク:9月13日(土)16時~17時半
難波田武男さん(龍起三男)×福士理さん(東京オペラシティ アートギャラリー シニア・キュレーター)
※満席となりました。
●ときの忘れものの建築空間(阿部勤 設計)についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。
〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS ときの忘れもの
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

コメント