
「Poeme No.22 A Leaf and Clouds
葉っぱと雲」
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◆恩地孝四郎は創作版画のあまたの作家の中では別格的存在です。にもかかわらず生前は売れなかった。特に戦前は装幀(恩地は装幀家としても近代日本を代表する大作家です)の仕事で生計をたてていました。従って自刷りの部数はどれも極端に少ない。
この作品は、没後、遺族によって後刷りされたものですが、恩地のオリジナル技法であるマルチブロックプリントによる佳作です。
◆恩地孝四郎(おんち こうしろう)は、1891(明治24)年
7月2日東京に生まれた(因に私と誕生日が同じです)。日本創作版画協会(1918年)、日本版画協会(1931年)、日本版画奉公会(1943年)の創立に参加、文字通り近代日本の版画のパイオニアとして大きな足跡を残した。1994(平成
6)年秋、恩地の本格的な回顧展が横浜美術館で開催されたが、初期から晩期にいたる版画作品をはじめ、本の装丁、オブジェ、写真作品などを網羅して、この画家の才能がいかに時代に先駆けていたかを改めて再認識させる好企画であった。既に大正時代、田中恭吉、藤森静雄と同人誌『月映』を作り、カンディンスキーの影響を受けて制作された繊細でシャープな抽象作品は、創作版画のみならず日本における抽象表現の先駆として高く評価される。1955年、63歳で死去。
画廊主のエッセイもあわせてお読みいただければ幸いです。 |
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「抒情・あかるい時」 |
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「Poem Winter」 |
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「Compositin No.2 文字」
1949年(刷り1968年、平井摺)
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「中国風景」
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「失題」(踊り―リヒャルト・シュトラウスによるサロメ)
1917年 素描(水彩、鉛筆) 16.0×12.0cm
*1994年 横浜美術館「恩地孝四郎展」に出品 |
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「抒情 私は信ずる」
1932年 木版
19.8×12.2cm 限定500部
*形象社レゾネNo.150、版画雑誌『版芸術』1932年4月創刊号に挿入 |
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「Poeme No.8 蝶の季節」
1948年 木版 37.0×30.0cm
*形象社レゾネNo.297、没後の後刷り(刷り・恩地邦郎)
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「失題」
1915年 ペン・紙 18.1×13.0cm
恩地邦郎の証明書貼付
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作品名不詳
1917年頃か?
木版 23.7×20.7cm
*形象社レゾネ未収録作品。レゾネNo.74「静物」(1917年)に似ており、この前後の制作か。 |
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画廊主のエッセイ
恩地孝四郎と創作版画運動1995年 3月
展覧会
2008年
第156回) フォーゲラーとその時代展 2008年4月4日〜4月19日
2007年
第151回) 恩地孝四郎と創作版画の作家たち 12月14日〜12月29日
2006年
画廊コレクションより 恩地孝四郎、O Jun、内間安王星 11月21日〜11月29日
2003年
第101回) 恩地孝四郎展 1月10日〜1月25日
1998年
第44回) 和空間の現代美術?(屏風と掛軸)/駒井哲郎、初山滋、草間彌生、水船六州、内間安王星、難波田龍起、靉嘔、恩地孝四郎、萩原英雄、山口源、長谷川潔、谷中安規、山中現、大沢昌助、黒崎彰、日和崎尊夫、前田常作、北川民次、J・ジョ−ンズ、R・リキテンシュタイン、A・ウォ−ホル、他 6月
5日〜6月20日
1997年
第35回) 久保貞次郎と作家たち1 −追悼集『久保貞次郎を語る』刊行記念展/瀧口修造、北川民次、瑛九、泉茂、桂ゆき、加藤正、山城隆一、内間俊子、ヘンリ−・ミラ−、オノサトトシノブ、恩地孝四郎、森義利、他 10月24日〜11月
1日
第31回) 抽象木版の系譜/恩地孝四郎、山口源、萩原英雄、吉田政次、内間安王星、黒崎彰、柿崎兆、山中現、他
1996年
第14回) 第2回創作版画の作家たち/織田一磨、山村耕花、前川千帆、永瀬義郎、恩地孝四郎、勝平得之、品川工、他 6月12日〜6月29日
1995年
第7回) 第1回創作版画の作家たち/戸張孤雁、山本鼎、竹久夢二、恩地孝四郎、今純三、谷中安規、他 12月8日〜12月17日
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