今週末、アメリカはメモリアルデイウイークエンドです。
この週末が終わるとアメリカでは皆、夏が始まると自分たちで決めているところがあります。
去年の今頃も同じ様に前回の個展用の最終作業をしていたなあと思い出します。
最近、妙に時間が経つのが早く感じます。
それは何かに没頭しているからなのか、
ただ時間の経過を気にしていないからなのかは分かりませんが、
毎日いつの間にか日が暮れています。
今日は近所のどのお店に入っても、皆週末のバーベキューやお墓参りの準備をする人たちでいっぱいです。
週末には、皆それぞれ田舎の方や海、山の家に向かっていきます。
こんなとき、ＮYの街はがらっと人が少なくなり静かになります。
お店はほとんどやっていませんが、なんだかのんびり過ごせるNYの街もすごく素敵です。
そんな中、今度の週末、5/29/日曜日にニューヨークのSaturdays surf NYCというお店では、日本への震災救済バザーを日本人モデル、タオさんの呼び掛けで開催します。NYのファッション関係者や、一流のモデル達の私物などをフリーマッケット形式で販売するそうです。
まだまだ、日本をサポートする気持ちは、皆さんNYでもいっぱいです。
うまくいく事、心から応援しております！

http://savejapanproject.com/en/ragtag/

日時：5/29/日曜日　
時間：12時〜18時
開催場所：Saturdays Surf NYC (地下ショールーム)
　　　　　31 Crosby Street NY 10013

私もボランティアで会場の雰囲気、来場者、ゲストの方達の撮影をしております。

その会場を提供してくださっているサタデイズというお店は、マンハッタンのソーホーにある、ダウンタウン唯一のサーフィンショップです。
東海岸でサーフィンなどできるのかと思われるかもしれませんが、冬は頭までの分厚いウエットスーツを着て、グローブに手袋をして皆さんサーフィンをしています。そんな方達のある意味、憩いの場のような場所になっています。
美味しい珈琲とサーフィン商品、そしてオリジナルのウエアーを取り揃えた素敵なお店です。
この夏、日本でもたくさん取り扱うお店があるようです。
ぜひチェックしてみてください。
Saturdays Surf NYC http://www.saturdaysnyc.com/

そう言っている私も１ヶ月前から、以前からお誘いいただいていた友人達に連れて行っていただき、その後はなんだか素直にのめり込んでいる状態です。
大きな自然を体いっぱいに体感できる感覚はなんだか日頃の都会での生活を忘れさせてくれて、とっても良い気分転換になります。

気分転換を自分なりに作っていく事がある意味、都会で長く暮らしていく事のバロメーターになるような気がします。
そのようなことをして、なおかつ毎日の仕事に没頭していれば、
時間が早く経ってしまうのは必然ですよね。

早くも私自身の個展まであと1ヵ月になりました。
現在、最終のプリント段階です。
その後、すぐに梱包、郵送、そしてお知らせのはがきを皆さんへ送る。
もう少し没頭しなくてはいけないようです。
(やまだ　あきら）

■山田陽　Akira YAMADA
神奈川県川崎市に生まれる。文化服装学院でファッションデザインを学ぶ。1998年渡米。ニューヨークで6年間ブティック、レストラン、プライベートパーティのために高級フラワーアレンジメントを提供するフローラルデザイナーとして活躍。2004年その創造的な関心は「写真」に向けられた。
ポートレートやルポルタージュが『ヴォーグニッポン』や『ヴォーグチャイナ』、『マダムフィガロ』、『ハーパースバザージャパン』、『ウィメンズウェアデイリージャパン』、『カーサブルータス』、『メンズノンノ』、『ギンザ』、『ポパイ』に掲載される。 ポートレートやルックブック（スタイル見本）を撮影し、「デレク・ラム」や「3.1　フィリップ・リム」、「トッズ」、「バンドオブアウトサイダーズ」などのファッション会社と仕事をする。
ファッションやデザインをあらためて学んだことで、どんなものにも美しさを見出し、洗練されたイメージを創り出すようになる。記録や探検、そして、他の文化からインスピレーションを得るために世界を旅する。現在、ニューヨークを拠点に活動。
作者公式サイト http://www.akirayamada.com/

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