“ときの忘れもの”今週のオークション 2005.04.23
いよいよ来週からゴールデン・ウィークに突入しますが、皆さんどんなご予定ですか?美術館では、いろいろな企画展が開催されています。画廊は
ほとんど閉まってしまいますので、ぜひ、この機会に美術館にお出かけ下さい。
私は、このあいだの日曜日の午後に無謀にも「ゴッホ展(東京国立近代美術館)」に出かけました。予想通り45分待ちの行列です。それならと、渋
谷BUNKAMURAミュージアムの「ベルギー象徴派展」に行くと、こちらは見渡しても数えられるほどの観客しかいません。おかげでゆっくりとクノッ
プフやロップス、そしてレオン・スピリアールトらの作品を堪能することができました。その後は、BUNKAMURA1階のギャラリーで開催中の「建築家
の版画作品展」(25日まで)で、安藤忠雄、磯崎新、石山修武、コルビュジェらの作品をじっくりと楽しみました。
それから、近代美術館に戻ると、入場締め切り10分前で「ゴッホ展」の列は15分待ちでしたが、15分も待たずに入場できました。それでも場内は込
んでいて、最初のうちは人の頭越しに作品を見ていましたが、締め切り時間が過ぎればもう後からの入場者はないので、係員の方たちに見守られな
がら、最後尾で人のいなくなった会場をゆっくり回りました。平日でも込んでいるようですので、閉館間際か、20時まで開館している木・金の夕方
が狙い目のようです。
連休は、美術館へ行こう!
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★「新潟県中越地震災害チャリティーオークション」★
新潟中越地震の被災者の皆さんは未だ厳しい状況におかれていることとお見舞い申し上げます。
ときの忘れものでは先日、各地の豪雨と新潟中越地震を対象に
「新潟県、福井県の豪雨災害チャリティーオークション」
「台風、地震災害チャリティーオークション」
を開催し、累計合計246,130円の義援金をお送りすることができました。地震発生から時間がたつにつれ、マスコミの報道も少なくなり、ともすれ
ば人々の関心も薄れがちになります。
そこで、ときの忘れものとして微力ではございますが、昨年12月から毎週、コレクション作品の中から1点を継続してヤフーオークションに提供さ
せて頂いております。
落札金額は全額を直接、各災害対策本部もしくは日本赤十字社に振り込んでいただき被災者の皆さんの一助になればと願う次第です。
今週は、堀内正和のシルクスクリーン『三つ半の直角立方体』(1981年)です。
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