“ときの忘れもの”今週のオークション　2005.04.30

連休でお出かけの方は、出先でこのニュースレターをご覧いただいているのでしょうか。なら良いのですが．．．。
このニュースレターをご購読くださっている方は、当然ヤフーのオークションには参加されていらっしゃると思いますが、ヴァーチャルではない、実際のオークションには参加されたご経験はおありでしょうか。

ヤフーの締め切り時間間際の攻防もスリルがありますが、実際に競る相手を目の前にしてパドルを上げるのもなかなかドキドキして、アドレナリンの分泌がぐんとあがります。そういったオークションは、会員制の場合が多いですが、住所と氏名を登録すればその場で参加できるオークションもありますので、実際に競りに参加しなくても、その場にいるだけで結構楽しめます。インターネットで日程などは調べることができますので、一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
また、オークションの下見会というのが競りの前に数日間あり、出品作品の現物を見ることが出来ます。普段見ることの出来ないような作品、個人から個人へ渡り、一般の目に触れることの少ない作品などを見ることが出来るチャンスなので、私は結構それだけを楽しみに出かけたりしています。それはそれとして、ヤフオクの方もよろしくお願いします。
さて、今週のオークションは！
◆恩地孝四郎が創刊し、書物への思いを込めて編集した『書窓』をご紹介します。
◎恩地孝四郎の木版画『花』が挿入された出版創作特輯の13号（1936年4・5月合併号）
◎谷中安規の代表的な木版画『月のロケーション』が挿入された新聞小説挿絵特輯の9号（1935年12月号）
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◆セザンヌの銅版画、 ピエール・ボナール、エデュアール・ヴュイヤール、モーリス・ドニ、アンリ・マチス、ケル＝グザヴィエ・ルーセル、アリスティド・マイヨールらのリトグラフ6点入りの豪華稀少画集。セザンヌの銅版は、セザンヌ最後の銅版画です。◎「CEZANNE
セザンヌ」（1914年）

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★「新潟県中越地震災害チャリティーオークション」★
新潟中越地震の被災者の皆さんは未だ厳しい状況におかれていることとお見舞い申し上げます。ときの忘れものでは先日、各地の豪雨と新潟中越地震を対象に「新潟県、福井県の豪雨災害チャリティーオークション」「台風、地震災害チャリティーオークション」を開催し、累計合計246,130円の義援金をお送りすることができました。地震発生から時間がたつにつれ、マスコミの報道も少なくなり、ともすれば人々の関心も薄れがちになります。
そこで、ときの忘れものとして微力ではございますが、昨年12月から毎週、コレクション作品の中から１点を継続してヤフーオークションに提供させて頂いております。
落札金額は全額を直接、各災害対策本部もしくは日本赤十字社に振り込んでいただき被災者の皆さんの一助になればと願う次第です。
今週は、元永定正のシルクスクリーン『きいろとあかいろ』（1981年）です。