午後１時に綿貫さん宅の最寄の駅で待ち合わせをした。メンバーは5人、植田実先生、刷り師の石田了一さん、刷り師の白井四子男さん、綿貫令子さん、そして私です。石田さんの運転で軽井沢へ。
軽井沢に16時頃入り、7月にオープンした「星のや」という温泉を一目見ようと敷地に入るが、人があまりにも多いので、写真だけ撮って出た。
それから、セゾン現代美術館へ行くことになった。そこは、深緑の中に川が流れ、スローな時間が流れる静寂な空間だった。外には彫刻が、そして、展示品は、現代アート。アンディ・ウォーホル、ジャスパー・ジョーンズ、マイ・レイなど、どれも大きい作品ばかりで、ポップ・アートが目に飛び込んでくる。
アートを堪能した後は、旧軽銀座付近に車を止め、昭和10年にアントニン・レイモンドが設計した、聖パウロカトリック教会に向かった。教会の中に入り、植田先生に説明をして戴き、柱や梁の一風変わった構造を知り、観光客とは違った見方ができた。
おなかも空く時刻になり、夕食をとることに。旧軽銀座のお蕎麦屋さんに入り、山菜や天ぷら、お蕎麦を注文。長野の野菜があんなにも瑞々しく新鮮なことに感激した。野沢菜はみんなのお気に入りで、旅館で飲むつもりの酒の肴として、持ち帰ることにした。
宿泊する小瀬温泉旅館に着き、温泉に入り、みんなでお酒を嗜んだ。石田さんは気功ができるそうで、皆さんよくやってもらうそうで、私もやって戴きました。すごく体が熱くなり、すっきりした。
画廊で留守番をしている三浦さんには申し訳ないが、仕事というよりは娯楽の一日といった感じだった。気功もやって戴いたことだし、明日の打ち合わせはスムーズにできことを願いたい。