出勤したら、3時半に受信されている日記のことを言われた。同情心を抱いてくれているみたいだ。作戦成功!ちゃちゃっと日記を仕上げたはいいが、次なる山は溜め込んだ4日分の仕事“今日まで”という仕事をボンッと渡され、何度も「今日までですか?」と確かめる。「今日まで!」と譲らない綿貫さん。
日和崎尊夫句集と版画掌誌第5号は11月11日発行。11月頭には印刷所へ送らねばならないし、時間がない。句集のゲラを受け取り校正する。私の棚には版画掌誌第5号のゲラが手を付けられずに放置されている・・・今日は句集の日!と決め、元原と画像データとレゾネと睨めっこ。何度も繰り返し校正してきたはずなのに、日が違えば視点も変わるからだろうか、元原と照らし合わせると以前私が作成したデータがだいぶ違うではないかー。人の字は読みにくいという難点もあるのだが、勝手な解釈で俳句を作っている私もいる。その時は何とも思わなかったのに、急にある字に疑問を抱く。コノ字、ナンテカイテアル??と。作家の永井桃子さんが来廊され、「お茶にしよう!」という声に反応できないでいたが、リラックスしている状態の綿貫さんに、コノ字、ナンテカイテアル??話を持ち込んだ。永井さんも巻き込んで皆で睨めっこ。辞書で調べてみるがこんな字は存在しない。手偏に見えるが木偏か?とか、滲んでいる文字のせいで“筆”と思い込んでいた字が“竿”にも見えてきて、もう大変。色んな角度で見ると取り留めのない問題だ。わからないからこの俳句は却下、却下、却下。どんどん俳句が減っていく~。明日、一緒に校正しようという話で今日は帰宅。