“ときの忘れもの”今週のオークション　2005.10.29

＜＜ギャラリーときの忘れものだより・・・ジョナス・メカス展開催中！＞＞
ときの忘れものが企画した「弘前建築ツアー」に23日から25日の3日間行ってまいりました。私は建築は門外漢なので、その良し悪しはわかりませんが、初めて行った弘前の町をバスで巡り、地元の方たちと交流できて、たいへん有意義な旅行でした。その詳細は、スタッフの尾立麗子がときの忘れものブログに書いておりますのでご覧下さい。また、私も掲示板に「盛岡デビュー」というタイトルで記事を書いていますので、そちらも併せてご覧下さい。
ギャラリーで開催中のジョナス・メカス展には連日お客様がおおぜい（ときの忘れものにしては、という意味です）お出でいただいております。お蔭様で、メカスさんにサインしていただいた数十冊の著作はすべて売切れてしまいました。作品はまだまだございますので、これからでも間に合います。ぜひお出かけ下さい。

＜＜今週の話題・・・ブルース・ウェーバー写真展＞＞
いつも会期終了間際のご紹介で申し訳ありませんが、今日、ようやくブルース・ウェーバーの写真展に行ってまいりました。表参道の紀伊國屋跡地に建てられた特設会場で、30日まで開催中です。私は、コレクションを写真から始めたくらいで、写真が好きですが、ブルース・ウェーバーは大好きな写真家の一人で、真っ先に行くつもりが今週で終わることに気がつき、あわてて駆けつけました。
狭い会場ですが、約270点の作品が展示され、他の国で行った展覧会よりも点数が多いそうです。ジャズ・トランペッターのチェット・ベイカーを撮った「レッツ・ゲット・ロスト」からの作品群や、ブラッド・ピットやディカプリオなどのハリウッド・スターたち、名もない黒人の人々の写真、そしてブルースの愛する犬達の写真と、彼の写真の素晴らしさを充分に堪能できる内容となっています。
作品を販売しているというので価格を聞いたところ、60万から100万円ですと言われ、「ああ、やはりそんなにするのか」と少しがっかりしましたが、それならカタログだけでもと思い、ショップで価格を聞くと、「21,000円です」と追い打ちをかけられました。
でも、展覧会は最高でした。

さて、今週のオークションです！
◆難波田龍起特集・・・12月に舟越保武先生との二人展をときの忘れもので開 催予定です。
◎難波田龍起特集1 初期銅版「海の風」シート
◎難波田龍起特集3 初期銅版「海辺」シート
◎「難波田龍起・難波田史男」画集2冊セット・1999年

◆彫刻家・舟越保武の版画作品
◎清らかなリトグラフ「St.Crara」シート