今日は雄高さんと三浦さんはオノサト・トシノブ、大沢昌助 O氏旧蔵30点特別セールの作品の展示作業を行った。壁面の高さが5mもあるので脚立に上りいつも命懸けの展示だ。
私は、HP掲載用のオブジェ展に出品するオブジェたちを撮影した。そのオブジェの置き方を見て、そんな風に置く人を初めて見たよ・・・と三浦さんは驚きの様子。
今日は表参道ヒルズ(旧同潤会青山アパート)の内覧会だったので、17時頃三浦さんと出掛けた。帰宅途中、毎日のように表参道を見てきたが、ここ1ヶ月この通りはいつになく人と車で溢れている。
表参道ヒルズに入ると、空間が広いことを知り、まずどこから攻めていけばいいのか迷った。とりあえず2階へ向かい上から全体を見渡すと、そこはファサードからは全く想像のつかない巨大な豪華客船を想わせる大空間だった。地下3階から地上3階まで清々しいほどの吹き抜けで、地下3階から始まる大階段には、穏やかな波のような、風に揺すられているケヤキ並木の影のような映像が映し出され、演出も施されていた。表参道の高低差と表参道ヒルズのスロープが上手い具合にスパイラル状になっており、収容されているショップはまるで同潤会アパートの部屋番号のように「M114」・・・と振られている。コンクリート打ちっぱなしは決して出しゃばりな印象を与えないため、個々のショップが確立されて見える。色々な所に目を向けるとコンクリート打ちっぱなしの丸い柱など安藤忠雄さんが得意とするあのコンクリート打ちっぱなしを見ることができ、嬉しくなる。
1時間程で画廊に戻り、トリシャ・ブラウンさんの作品のキャプションを作成した。作品と今日出来上がってきたポジを確認しながらキャプションを貼り付け、終わったのは20時を回っていた。
表参道ヒルズ表参道ヒルズ2表参道ヒルズ3