今日は15時に、『トリシャ・ブラウン――思考というモーション』をビーケーワンでどのように取り扱ってもらえるか、話をつめに行くことになっていた。
何を聞いてくるかなどを綿貫さんに聞き、心細さを感じながら言われたことを頭の中で再生し、トボトボ向った。
会議室に通され、ビーケーワンの辻さんと仕入部の方を前に、『トリシャ・ブラウン――思考というモーション』の束見本とゲラを見せて、仕入部の方にどういう本なのか説明をした。辻さんも補足説明をしてくださったので伝わったはず。以前、辻さんと話をした際に、購入して戴いた方に特典をする方法がいいと例を挙げてもらっていたので、その特典についても話し合った。どういう風に取引を行なうかをしっかり頭に叩き込んだ。
画廊に戻ると、植田実先生が来廊されていた。植田先生と、磯崎新連刊画文集『百二十の見えない都市』事務局通信のインターンに応募してくださった方の履歴書を見て戴いた。じっくり考えるとのこと。
フォトグラファーのエージェンシーから届いたメールを中井悠さんが訳したメールが届いていた。著作権協会に、『トリシャ・ブラウン――思考というモーション』に使用する写真の申請書を提出しなければならないらしい。著作権に振り回されるこのごろ。でも、今しっかり著作権のことを知っておけば、今後きっと役に立つんだろうな。