今日から永井桃子展が始まり、17時からオープニング。永井さんとお母様がサンドウィッチと煮物、お新香を作って持って来てくださった。私は、クリームチーズやサーモンが挟まったサンドウィッチをパクパク食べた。綿貫さんが永井桃子さんに質問をしていた。「どうして油絵なのにテカテカしていないの?」「どこの顔料を使っているの?」とか。油は少なめに使用しているらしくニスを塗っておらず、顔料は外国のものも日本のものも使っていると言う。キャンバスは自分で作っているが、市販のキャンバスも試してみたそうだ。タイトルは出来上がって最後に決めるそう。
オープニングも19時半頃には閉めて、永井さんと綿貫さんと令子さんと雄高さんと三浦さんと、外苑西通りにある「セカンド・ラジオ」に飲みに行った。ここは残念ながら6月いっぱいで閉めてしまうという。地下への階段を下りると、高価なグラスやボトルに囲まれた大人な雰囲気のバー。大きな木のテーブルに浅く腰掛け、覚えられそうにない横文字のお酒を注文した。背後からカタカタと音が聞えるので振り返るとマスター尾崎浩司さんがシェイカーを振っていた。5種類のドライフルーツとカシューナッツと松の実とひまわりの種をつまみながら、フレッシュなカクテルを戴いた。尾崎さんは、「ほどよく緊張してお酒を飲むのは心地のいいものなんですよ。」と言っていた。バーの雰囲気は、店やバーテンダーだけでなく、お客様ひとりひとりも作るものなのだという。このバーの雰囲気に適応したいと思い背伸びをしたくなる、そんなバーでした。
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