10月6日から建築家・石山修武先生の二年ぶりのドローイング新作展を開催する。
随分前から決まっていたのだが、オリンピックに立候補した福岡市の招致計画の制作に磯崎新先生とともに没頭されており、展覧会どころではなかったのが実情。
ようやく一段落して、後は今月末のJOCの投票を待つばかりとなったので、一昨日の10日、展覧会の共同企画者Sさんと社長の三人で早稲田大学理工学部の石山研究室を訪ねた。
数十枚のドローイング用紙はとっくにお届けしているのだが、どうやらまだ着手されていないらしい・・・(困、できてますよね、なんて怖くてとても聞けません)。
展覧会と同時にSさんが編集する絵本のようなものを出版したいと考えており、先日のチベット旅行のスケッチブックを前に打合せ。面白いものになりそうだ。
石山先生との打合せで精力を使い果たし、ふらふらと夕闇せまる早稲田の街に出たら、急に空腹を覚え、さかえ通りに向かう。
久しぶりに「宮内庁御用なし、まずい魚」と看板に大書する某名店でまずは一献、酒よし、魚よし、さんまの刺身が絶品、いわしのつみれもよかった。
おなかがくちくなったところで、私の新聞社時代の盟友Hが経営する会員制による私設雑誌図書館「六月社」に行き、Sさんを紹介する。Hは現代版画センターの創立メンバーでそもそもの命名者だ。
1983年以来の蓄積された10万冊を超える膨大な雑誌が迷路のごとく林立する本棚にびっしりと並ぶ。大宅文庫と違い、すべて開架式、どの雑誌も手にとって読める。ただし、現在は法人会員のみで、個人会員の受付はしていないとのこと。
Hの相変わらずの生真面目な(ラジカルな)接客ぶりですっかり酔いを覚まして(それは六月社のホームページをご覧になればすぐにご理解いただけるでしょう)、さてもう一軒。
写真家の女性が経営するバー&ギャラリー「26日の月」に行きました。写真好きな方はぜひ寄ってください。とてもいい店です。
以上、ご報告まで。
石山先生、オープニングは4日ではなく、10月6日です!(石山日記をご参照ください)
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