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<<ギャラリーときの忘れものだより>>
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写真展「都市への視線」は今日までです。ドアノーの「パリ市庁舎前のキス」、カーシュの「ジョージア・オキーフ」、ケルテスの「おどけた踊り子」、ウィージーの「コニー・アイランド」など、時代のアイコンとも言える作品を直にご覧いただけます。まだ間に合います、お出でください。
次の企画展は12月1日からの「草間彌生展」ですが、それまでの間、画廊コレクション展として恩地孝四郎、O
Jun、内間安王星らの作品を展示いたします。普段ご覧いただけないよ
うな作品を奥のほうから出してまいります。お楽しみに!
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<<今週の話題~肖像画の魅力>>
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六本木ヒルズ森アーツセンターギャラリーの「クリーブランド美術館展」を見てまいりました。そして思ったのは、肖像画は目が命であるということです。クロード・モネの「モネ夫人の肖像」。ガラス戸の向こうで、雪景色をバックにこちらを振り返り、何気ないまなざしを向けるカミーユを描いた作品で、2年後に亡くなる彼女への愛情を感じさせ、不覚にも目頭が熱くなりました。ルノワールの描いた女の子の肖像画「ロメーヌ・ラコー」。1864年の作品で、緻密に描写された大人びた顔の目はまっすぐこちらを見ており、強さを感じます。ピカソの1901年の作品「ケープを纏った女」は、荒っぽい筆遣いの背景や衣装のなかに顔だけが描き込みが細かく、目がこちらをキッと見ています。モディリアーニの「女の肖像」の目も哀愁を帯びていて魅力的な絵でした。全体の点数は多くありませんでしたが、印象に残る絵が多く、良い展覧会でした。
そういえば、小野隆生先生の肖像画も目力が強いせいか、一度見ると忘れられません。
(スタッフ 三浦次郎)
<<ギャラリーときの忘れものだより>>
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写真展「都市への視線」は今日までです。ドアノーの「パリ市庁舎前のキス」、カーシュの「ジョージア・オキーフ」、ケルテスの「おどけた踊り子」、ウィージーの「コニー・アイランド」など、時代のアイコンとも言える作品を直にご覧いただけます。まだ間に合います、お出でください。
次の企画展は12月1日からの「草間彌生展」ですが、それまでの間、画廊コレクション展として恩地孝四郎、O
Jun、内間安王星らの作品を展示いたします。普段ご覧いただけないよ
うな作品を奥のほうから出してまいります。お楽しみに!
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<<今週の話題~肖像画の魅力>>
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六本木ヒルズ森アーツセンターギャラリーの「クリーブランド美術館展」を見てまいりました。そして思ったのは、肖像画は目が命であるということです。クロード・モネの「モネ夫人の肖像」。ガラス戸の向こうで、雪景色をバックにこちらを振り返り、何気ないまなざしを向けるカミーユを描いた作品で、2年後に亡くなる彼女への愛情を感じさせ、不覚にも目頭が熱くなりました。ルノワールの描いた女の子の肖像画「ロメーヌ・ラコー」。1864年の作品で、緻密に描写された大人びた顔の目はまっすぐこちらを見ており、強さを感じます。ピカソの1901年の作品「ケープを纏った女」は、荒っぽい筆遣いの背景や衣装のなかに顔だけが描き込みが細かく、目がこちらをキッと見ています。モディリアーニの「女の肖像」の目も哀愁を帯びていて魅力的な絵でした。全体の点数は多くありませんでしたが、印象に残る絵が多く、良い展覧会でした。
そういえば、小野隆生先生の肖像画も目力が強いせいか、一度見ると忘れられません。
(スタッフ 三浦次郎)
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