静岡県掛川市へ一泊二日の出張。
8日、新幹線で駅弁を食べながら掛川へ向う。新幹線の中から磯崎新先生設計の「静岡コンベンションアーツセンター(1998 グランシップ)」が見えるというので、しばらく外を眺めていると、軍艦のような巨大なセンターを発見!
12時半過ぎに掛川駅到着。駅のお土産屋さんに目を奪われながら綿貫さんの後を付いて行き、資生堂企業資料館へ向かう。
HOUSE OF SHISEIDOで新春1月9日から開催される「椿会の春 60年の輝き」の資料パネル制作のため、今日と明日は資料館で調べものをするための出張。仕事を始める前に、まずは探検から。
谷口吉生・高宮真介氏設計の資生堂アートハウスへ。MoMAと違って高さがグッと押さえられた建物。エントランスに伸びるアプローチを進み、中に入って7段くらいの階段をのぼると、ガラスの先に短く刈られた芝生が見える。左に進むと、巻貝のように時計回りにぐるっと回り込む絵画の展示空間がある。円になった中庭を囲んでいるガラスは、作品に気を遣ってのことだろうか、真上から差し込む日の光を遮るためのフィルムが貼られていて少し残念。片面ガラス張りの企画展スペースは、外からの光が足元に入り込む。今度は大きく時計回りに進むと、彫刻から工芸まで展示品が変わっていく。建物が弧を描いているので、先が見えない面白さがある。
この気持ちのよい空間を楽しんだ後は、窓がひとつもない空調の利いた資料室で、暗くなるまで資料を探した。
翌日、朝から資料探し。お昼は「のら」というご飯屋さんに連れて行ってもらった。メニューには「花子」とか「たまえ」とか書いてあるので何料理か分からぬまま掘り炬燵に座っていると、笑っちゃうくらい大きな大きな、きっと世界一大きな“お椀”が運ばれてきた。大きな蓋を開けると、色鮮やかな和食創作料理がのっている。新鮮でバランスも良く、ヘルシーで美味しい。デザートも6種類くらい付いていて、大満足したら少し眠くなった。このまま掛川散策したい気持ちになったが、資料館に連れ戻された。 (おだちれいこ)




2007年1月9日(火)―3月11日(日)
「椿会の春 60年の輝き」会場=HOUSE OF SHISEIDO
8日、新幹線で駅弁を食べながら掛川へ向う。新幹線の中から磯崎新先生設計の「静岡コンベンションアーツセンター(1998 グランシップ)」が見えるというので、しばらく外を眺めていると、軍艦のような巨大なセンターを発見!
12時半過ぎに掛川駅到着。駅のお土産屋さんに目を奪われながら綿貫さんの後を付いて行き、資生堂企業資料館へ向かう。
HOUSE OF SHISEIDOで新春1月9日から開催される「椿会の春 60年の輝き」の資料パネル制作のため、今日と明日は資料館で調べものをするための出張。仕事を始める前に、まずは探検から。
谷口吉生・高宮真介氏設計の資生堂アートハウスへ。MoMAと違って高さがグッと押さえられた建物。エントランスに伸びるアプローチを進み、中に入って7段くらいの階段をのぼると、ガラスの先に短く刈られた芝生が見える。左に進むと、巻貝のように時計回りにぐるっと回り込む絵画の展示空間がある。円になった中庭を囲んでいるガラスは、作品に気を遣ってのことだろうか、真上から差し込む日の光を遮るためのフィルムが貼られていて少し残念。片面ガラス張りの企画展スペースは、外からの光が足元に入り込む。今度は大きく時計回りに進むと、彫刻から工芸まで展示品が変わっていく。建物が弧を描いているので、先が見えない面白さがある。
この気持ちのよい空間を楽しんだ後は、窓がひとつもない空調の利いた資料室で、暗くなるまで資料を探した。
翌日、朝から資料探し。お昼は「のら」というご飯屋さんに連れて行ってもらった。メニューには「花子」とか「たまえ」とか書いてあるので何料理か分からぬまま掘り炬燵に座っていると、笑っちゃうくらい大きな大きな、きっと世界一大きな“お椀”が運ばれてきた。大きな蓋を開けると、色鮮やかな和食創作料理がのっている。新鮮でバランスも良く、ヘルシーで美味しい。デザートも6種類くらい付いていて、大満足したら少し眠くなった。このまま掛川散策したい気持ちになったが、資料館に連れ戻された。 (おだちれいこ)




2007年1月9日(火)―3月11日(日)
「椿会の春 60年の輝き」会場=HOUSE OF SHISEIDO
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