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<<ギャラリーときの忘れものだより>>
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来週の2月2日(金)より「和を楽しむ小品軸装展」を10日まで開催いたします。
出品予定作家は、榎倉康二、野田哲也、靉嘔、磯崎新、野見山暁治、安藤真司、小田襄、大沼映夫、中林忠良、粟津潔、井上公三、堀内正和、戸張孤雁、元永定正、吉原英雄、渡辺達正、難波田龍起、利根山光人、原健、小川芋銭、鈴木信吾、日和崎尊夫、他といった方々です。
和室に限らず、ちょっと掛けてみたいと思ってしまう「ミニ軸装」に仕立てられた小品版画作品34点を出品します。各作品はシルクスクリーン、木版、銅版などですが、それぞれ異なったデザインの軸装は、一点ものとも言える魅力があります。どうぞ足をお運びください。
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<<今週の話題~写真展をふたつ>>
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六本木に国立新美術館がオープンしました。まだ行っておりませんが、所蔵作品を持たず、器だけの美術館というのは、何だか日本の文化施策を象徴しているようにも思えます。
先日、東京都現代美術館で二つの展示を見ました。ひとつは「中村宏・図画事件」展、もうひとつは「MOTアニュアル2007 等身大の約束」展です。
「中村宏展」のほうは、1932年生まれの作者が、最初社会派的な「ルポルタージュ絵画」を描いていたのが、どんどん自分の世界を深耕して行き、汽車と一つ目のセーラー服の女子学生が登場する独特な作風に至る様子がよくわかる展示です。よくわかるといっても、作品は一般人の理解を超えたところを行っていますが。
「MOTアニュアル2007 等身大の約束」展は、秋山さやか、加藤泉、しばたゆり、千葉奈穂子、中山ダイスケという5名の作家による展示です。現代における他者と自分のかかわりといった共通のテーマを持った作家たちです。そのコンセプトや作品に共感するかしないかは見る側の環境にもよるので、あえてコメントは致しませんが、中山ダイスケさんの作品には、本能的な不安を感じさせるものがあり、コンセプトとは関係なく、作品自体の持つ力を感じさせました。どちらも4月1日までの開催です。
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<<今週のオークションから>>
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◎彫刻家・舟越保武 清冽な銅版画「少女(裸婦)」額付
貴重な資料といえる様々な目録です。
◎第二回 欧亜古美術展覧会 目録1937年日本橋白木屋
◎明治・大正・昭和美術回顧展目録 1959年安井、小磯、堂本
◎仏蘭西現代美術展覧会 目録 1925年モロー、モディリアニ他
◎第三回 一水会展覧会目録 1939年石井柏亭、安井曽太郎
◎仏蘭西絵画展覧会目録 1935年青樹社
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◆ペシャワール会支援チャリティー・オークション!
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ときの忘れものでは、2006年今年1月よりペシャワール会支援のためのチャリティー・オークション出品を行っております。今年も引き続き行いますので、趣旨をご理解いただき、コレクションをしつつ、支援活動ができるというチャリティー・オークションにご協力くださいますようお願い申し上げます。
ぺシャワール会は、1983年9月、中村哲医師のパキスタン北西辺境州ならびにアフガニスタンでの医療活動を支援する目的で結成されました。2000年夏からは戦乱についで今世紀最悪の干ばつに見舞われたアフガニスタンの村々で約1,000カ所以上の水源(井戸、カレーズ)確保作業を継続しています。
その活動の支援として、2006年1月から毎週、コレクション作品を継続してヤフーオークションに提供します。落札者の方には、落札金額の全額を「ぺシャワール会」の郵便振替口座に振り込んでいただきます。目標は、1,000万円です!どうぞご協力よろしくお願いいたします。
★先週ご協力いただいた金額 0円
★目標まであと 9,805,190円 ご協力よろしくお願いいたします!
◎ペシャワール会支援チャリティ 堀内正和シルク シート
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■現在活躍中の作家と物故作家を組み合わせ、オリジナル作品を挿入した「版画掌誌」のご紹介。
「版画掌誌第1号」B版
特集1:イタリア在住の画家『小野隆生』《リトグラフ「日付けのないカレンダー」を挿入》
特集2:パンリアル美術協会を創立し日本画の革新に挑んだ『三上誠』(1919~1972)
「版画掌誌第2号」B版
特集1:建築のみならず歴史、芸術、文化への深い洞察に支えられた発言を続ける
『磯崎新』《銅版画「ファテプール・シクリ3」を挿入》
特集2:グラフィックデザインの先駆者『山名文夫』
《シルクスクリーンによるリプロダクション作品を挿入》
「版画掌誌第3号」B版(完売)
特集1:『草間彌生』
特集2:『リュバルスキー』
「版画掌誌第4号」B版
特集1:テラコッタによる人物表現で現代の具象彫刻を先導する『北郷悟』
《銅版「くり返される呼吸-日常」を挿入》
特集2:伝統木版にモダンな色彩感覚を吹き込んだ『内間安王星』
《銅版「Rose One(B)」(後刷り)を挿入》
「版画掌誌第5号」B版
特集1:前衛映画のパイオニア『ジョナス・メカス』
《シルクスクリーン『わが街ニューヨークに捧げるラブ・レター』を挿入》
特集2:闇を刻む詩人『日和崎尊夫』
《生前制作された木口木版『たがねの花』『殖』2点挿入》
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
<<ギャラリーときの忘れものだより>>
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来週の2月2日(金)より「和を楽しむ小品軸装展」を10日まで開催いたします。
出品予定作家は、榎倉康二、野田哲也、靉嘔、磯崎新、野見山暁治、安藤真司、小田襄、大沼映夫、中林忠良、粟津潔、井上公三、堀内正和、戸張孤雁、元永定正、吉原英雄、渡辺達正、難波田龍起、利根山光人、原健、小川芋銭、鈴木信吾、日和崎尊夫、他といった方々です。
和室に限らず、ちょっと掛けてみたいと思ってしまう「ミニ軸装」に仕立てられた小品版画作品34点を出品します。各作品はシルクスクリーン、木版、銅版などですが、それぞれ異なったデザインの軸装は、一点ものとも言える魅力があります。どうぞ足をお運びください。
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<<今週の話題~写真展をふたつ>>
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六本木に国立新美術館がオープンしました。まだ行っておりませんが、所蔵作品を持たず、器だけの美術館というのは、何だか日本の文化施策を象徴しているようにも思えます。
先日、東京都現代美術館で二つの展示を見ました。ひとつは「中村宏・図画事件」展、もうひとつは「MOTアニュアル2007 等身大の約束」展です。
「中村宏展」のほうは、1932年生まれの作者が、最初社会派的な「ルポルタージュ絵画」を描いていたのが、どんどん自分の世界を深耕して行き、汽車と一つ目のセーラー服の女子学生が登場する独特な作風に至る様子がよくわかる展示です。よくわかるといっても、作品は一般人の理解を超えたところを行っていますが。
「MOTアニュアル2007 等身大の約束」展は、秋山さやか、加藤泉、しばたゆり、千葉奈穂子、中山ダイスケという5名の作家による展示です。現代における他者と自分のかかわりといった共通のテーマを持った作家たちです。そのコンセプトや作品に共感するかしないかは見る側の環境にもよるので、あえてコメントは致しませんが、中山ダイスケさんの作品には、本能的な不安を感じさせるものがあり、コンセプトとは関係なく、作品自体の持つ力を感じさせました。どちらも4月1日までの開催です。
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<<今週のオークションから>>
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◎彫刻家・舟越保武 清冽な銅版画「少女(裸婦)」額付
貴重な資料といえる様々な目録です。
◎第二回 欧亜古美術展覧会 目録1937年日本橋白木屋
◎明治・大正・昭和美術回顧展目録 1959年安井、小磯、堂本
◎仏蘭西現代美術展覧会 目録 1925年モロー、モディリアニ他
◎第三回 一水会展覧会目録 1939年石井柏亭、安井曽太郎
◎仏蘭西絵画展覧会目録 1935年青樹社
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◆ペシャワール会支援チャリティー・オークション!
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ときの忘れものでは、2006年今年1月よりペシャワール会支援のためのチャリティー・オークション出品を行っております。今年も引き続き行いますので、趣旨をご理解いただき、コレクションをしつつ、支援活動ができるというチャリティー・オークションにご協力くださいますようお願い申し上げます。
ぺシャワール会は、1983年9月、中村哲医師のパキスタン北西辺境州ならびにアフガニスタンでの医療活動を支援する目的で結成されました。2000年夏からは戦乱についで今世紀最悪の干ばつに見舞われたアフガニスタンの村々で約1,000カ所以上の水源(井戸、カレーズ)確保作業を継続しています。
その活動の支援として、2006年1月から毎週、コレクション作品を継続してヤフーオークションに提供します。落札者の方には、落札金額の全額を「ぺシャワール会」の郵便振替口座に振り込んでいただきます。目標は、1,000万円です!どうぞご協力よろしくお願いいたします。
★先週ご協力いただいた金額 0円
★目標まであと 9,805,190円 ご協力よろしくお願いいたします!
◎ペシャワール会支援チャリティ 堀内正和シルク シート
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■現在活躍中の作家と物故作家を組み合わせ、オリジナル作品を挿入した「版画掌誌」のご紹介。
「版画掌誌第1号」B版
特集1:イタリア在住の画家『小野隆生』《リトグラフ「日付けのないカレンダー」を挿入》
特集2:パンリアル美術協会を創立し日本画の革新に挑んだ『三上誠』(1919~1972)
「版画掌誌第2号」B版
特集1:建築のみならず歴史、芸術、文化への深い洞察に支えられた発言を続ける
『磯崎新』《銅版画「ファテプール・シクリ3」を挿入》
特集2:グラフィックデザインの先駆者『山名文夫』
《シルクスクリーンによるリプロダクション作品を挿入》
「版画掌誌第3号」B版(完売)
特集1:『草間彌生』
特集2:『リュバルスキー』
「版画掌誌第4号」B版
特集1:テラコッタによる人物表現で現代の具象彫刻を先導する『北郷悟』
《銅版「くり返される呼吸-日常」を挿入》
特集2:伝統木版にモダンな色彩感覚を吹き込んだ『内間安王星』
《銅版「Rose One(B)」(後刷り)を挿入》
「版画掌誌第5号」B版
特集1:前衛映画のパイオニア『ジョナス・メカス』
《シルクスクリーン『わが街ニューヨークに捧げるラブ・レター』を挿入》
特集2:闇を刻む詩人『日和崎尊夫』
《生前制作された木口木版『たがねの花』『殖』2点挿入》
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