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先日ご案内したように社長の恩師、久保貞次郎先生の小展覧会を後輩の学生さんたちが企画したというので、新座の跡見学園女子大学へ行ってきました。
社長は短大で久保先生に教わったので、校舎は茗荷谷でしたが、4年制のキャンパスは埼玉県新座市にある。ちょっと一般の方には遠いですね。
図書館の横の2号館にある花蹊記念資料館の小さな展示室の入り口に、おお久保先生が座っている! 久しぶりの恩師との再会です。

会場には、久保先生が愛した、靉嘔、池田満寿夫、竹田鎮三郎、北川民次、ヘンリー・ミラー、木村利三郎、オノサト・トシノブたちの作品が展示され、ガラスケースの中には著書や、世界の子供たちの児童画がおさめられていました。
久保先生の活動の軌跡が写真とともに紹介されており、没後10年を経て、先生に接したことのない若い学生さんたちが企画したということが何より嬉しいことでした。
記念館の前におかれた彫刻は広井力さんの作品です。

お亡くなりになったのが1996年の秋でした。
1974年に私と社長を引き合わせてくれたのも久保先生でした。
私は先生にずいぶんとご迷惑をかけてしまったのですが、社長のことは晩年まで「イケダ君(旧姓)」といってかわいがってくださいました。

久保先生に教えていただいた数々のことを思い出し、その恩に少しでも応えられるような仕事をしたいと決意をあらたにした次第です。
企画してくれた学生さんたち、ありがとう!

「久保貞次郎―活動のあしあと―」展
会 期 :~2月10日(10日は午前まで)
開館時間:9:30~16:30
休館日 :日曜・祝日
会 場 :跡見学園女子大学 花蹊記念資料館 〈2号館1階〉
  通常の開館日は月曜日~土曜日の9時30分から16時30分 入館無料。
  ※日曜・祝日、展示替え期間、大学休業日は休館
  〒352-8501 埼玉県新座市中野1-9-6
  電話:048-478-0130

展覧会は学生のみで企画したものなので、資料館のホームぺージには、情報が掲載されていません。