
瑛九 Q Ei
「作品1 work 1,Yellow」
c.1950
woodcut 18.9×12.6cm
few editions
signed by Mrs. Miyako Sugita
作家自刷り(1部乃至数部のみ)、都夫人の署名あり、

瑛九 Q Ei
「作品2 work 2,Yellow and green」
c.1950
woodcut 18.9×12.6cm
few editions
signed by Mrs. Miyako Sugita
作家自刷り(1部乃至数部のみ)、都夫人の署名あり、
瑛九はその短い生涯に銅版画を約350点、リトグラフを158点制作しました。
それぞれ数年間に集中してつくられました。
瑛九の凄いところは、油彩、版画、フォトデッサンの各メディアで全く異なるイメージを描いたことです。他の作家は、たとえばムンクのように同一のモチーフを繰り返し描くことが多いのですが、瑛九はそういうことはしませんでした。
ここにご紹介する木版画は、珍しい木版画です。
瑛九が木版を手がけたことは記録にもあるのですが、実作はまったく知られていません。
少なくとも私が見たのは、この2点のみです。
稀少、かつ重要な作品です。
瑛九については、「画廊主のエッセイ」で論じていますのでお読みください。
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