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<<ギャラリーときの忘れものだより>>
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いまギャラリーでは、細江英公+横尾忠則によるシルクスクリーン・ポスター5点を展示しています。二人の見事なコラボレーションは、一度見たら目に焼きついてしまうような強いイメージとして迫ってきます。
そして、4月13日からは「小野隆生新作展」が始まります。初日の13日には17時より、イタリアから小野隆生先生を迎えてのオープニング・レセプションがございます。今なお進化し続ける小野先生の作品もぜひ生でご覧頂きたいと思います。万障お繰り合わせの上お出かけください。
また、21日には17時より、小野隆生×河合哲夫によるギャラリートークを行ないます。会費1,000円(1ドリンク)、要予約です。先着順で満席になり次第締め切らせていただきますので、どうぞお早めにお申し込みください。
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<<今週の話題~花見か芸術か>>
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これ以上の花見日和は望めないであろうと思われる麗らかな日曜日、竹橋の東京国立近代美術館へ行って「靉光展」を見ました。竹橋の駅を出ると、たくさんの人が北の丸公園へ桜を求めて歩いているのに、美術館方向に曲がる人はほとんどいません。実際、美術館内は閑散としていました。今日は常設展が無料の日なのに。
「靉光展」は、10歳の時に描いた父親の肖像画で始まります。10歳でこれを描いたの?と驚かされます。その後の絵の変わり方も興味深く、今までは「眼のある風景」と「自画像」くらいしか知りませんでしたが、ルオー風の「コミサ」という絵や、ロウを使った絵、中でも、ポスターにも使われている「編み物をする女」は、非常に魅力的でした。また、妻と結婚する時に、彼女のお兄さんに宛てて書いた身上書が展示されていて、読むと絵から受ける印象とは違って、非常にユーモアのある明るい人であったことが偲ばれます。戦争に行かなければ、もっと素晴らしい作品を描けたろうと残念に思われます。
美術館の2階にある人気レストランでは、美術館内で展示を見ている人の二倍くらいの人が順番待ちをしていました。
(スタッフ 三浦次郎)
<<ギャラリーときの忘れものだより>>
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いまギャラリーでは、細江英公+横尾忠則によるシルクスクリーン・ポスター5点を展示しています。二人の見事なコラボレーションは、一度見たら目に焼きついてしまうような強いイメージとして迫ってきます。
そして、4月13日からは「小野隆生新作展」が始まります。初日の13日には17時より、イタリアから小野隆生先生を迎えてのオープニング・レセプションがございます。今なお進化し続ける小野先生の作品もぜひ生でご覧頂きたいと思います。万障お繰り合わせの上お出かけください。
また、21日には17時より、小野隆生×河合哲夫によるギャラリートークを行ないます。会費1,000円(1ドリンク)、要予約です。先着順で満席になり次第締め切らせていただきますので、どうぞお早めにお申し込みください。
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<<今週の話題~花見か芸術か>>
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これ以上の花見日和は望めないであろうと思われる麗らかな日曜日、竹橋の東京国立近代美術館へ行って「靉光展」を見ました。竹橋の駅を出ると、たくさんの人が北の丸公園へ桜を求めて歩いているのに、美術館方向に曲がる人はほとんどいません。実際、美術館内は閑散としていました。今日は常設展が無料の日なのに。
「靉光展」は、10歳の時に描いた父親の肖像画で始まります。10歳でこれを描いたの?と驚かされます。その後の絵の変わり方も興味深く、今までは「眼のある風景」と「自画像」くらいしか知りませんでしたが、ルオー風の「コミサ」という絵や、ロウを使った絵、中でも、ポスターにも使われている「編み物をする女」は、非常に魅力的でした。また、妻と結婚する時に、彼女のお兄さんに宛てて書いた身上書が展示されていて、読むと絵から受ける印象とは違って、非常にユーモアのある明るい人であったことが偲ばれます。戦争に行かなければ、もっと素晴らしい作品を描けたろうと残念に思われます。
美術館の2階にある人気レストランでは、美術館内で展示を見ている人の二倍くらいの人が順番待ちをしていました。
(スタッフ 三浦次郎)
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