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＜＜ギャラリーときの忘れものだより＞＞
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昨日13日の「小野隆生新作展」オープニング・レセプションには多数ご来廊いただきありがとうございました。遠来のお客様や久し振りに見えたお客様もいらして、なごやかなパーティとなりました。皆さんが口々に明るくなったとおっしゃる今回の作品は、ホームページでもご覧になれますが、ぜひ実物を見ていただきたいと思います。
21日（土）には17時より、小野隆生×河合哲夫によるギャラリートークを行ないます。会費1,000円（1ドリンク）、要予約です。先着順で満席になり次第締め切らせていただきますので、どうぞお早めにお申し込みください。　
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＜＜今週の話題～織田一磨＞＞
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先日、吉祥寺美術館で「織田一磨展」を見て参りました。吉祥寺伊勢丹新館の7階という少し変わった場所にある武蔵野市立の美術館です。私など存在すら知りませんでしたが、開館してから5年経っているそうです。
織田一磨の作品が66点、他に資料が展示されていて、これだけまとめて見るのは初めてでした。保存状態も良く、色も良く残っています。「東京風景」や「大阪風景」などの代表作のほかに、「画集銀座」という連作版画が出品されていましたが、これが素晴らしく、夕方の千疋屋の店先を描いた作品や、人形を売る少女の作品など、風情を感じられて出色でした。
隣接した二つの部屋には、版画家・萩原英雄さんから寄贈された作品を展示した部屋と、浜口陽三や野田九浦の作品を展示した部屋があり、こちらも楽しめます。これだけ見ることができて、たった100円です！ぜひお立ち寄りください。
また、有楽町の国際フォーラムで開催されたアートフェア東京は、前回に比べて入場者数も増えて盛況だったもようです。実際、私が訪れた水曜日の20時でも、まだ多くの方がいらっしゃいました。いろいろな作品を楽しませていただきましたが、結局、欲しいと思ったのは熊谷守一とピカソでした。なので、あまり多くを語らないでおきます。