“ときの忘れもの”今週のオークション　2007.06.08
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＜＜ギャラリーときの忘れものだより＞＞
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「瑛九展」も好評の内に終わることが出来ました。多くの方にご来廊いただき、ありがとうございました。
次の展示は、15日からの「井村一巴展」です。モノクロームのセルフポートレートの印画紙に、ピンで引っ掻いて様々な描き込みをした作品を出品いたします。写真ですが、描き込みはすべて異なりますので、「一点もの」と言えます。約60点の作品がどんな世界をギャラリーに作り出してくれるか楽しみです。
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＜＜今週の話題～松山へ＞＞
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この週末、四国の松山市へ行ってまいりました。目当ては愛媛県美術館で開催中の「智内兄助展」です。智内さんは、最近パリでのみ作品を発表していたので、近作を見る機会がありませんでしたし、このような規模の展覧会もなかったので、わざわざ出かけて行ったわけです。もう少し古い作品も見たかったですが、質・量とも満足のいく作品群でした。最近の作品は以前のような妖しさが薄れていますが、画面の構成や色使い、緻密な描き込みなど素晴らしいものでした。
このほかに、松山から伊予鉄道で30分ほど行った所にある「高畠華宵大正ロマン館」という美術館で見た、小林かいちやフォーゲラーの作品もたいへん印象に残りました。たまに遠出も良いものです。
（スタッフ　三浦次郎）
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＜＜今週のオークションから＞＞
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「今週のセール」には、マンダラで知られる前田常作の小品シルクスクリーンを3点と、先週に引き続き富士山の写真の第一人者であった岡田紅陽撮影のものを含む絵葉書セットを出品中です。どうぞご覧下さい！
◎sale 前田常作　シルク「銀河冥想・三角」シート
◎sale古い絵葉書・岡田紅陽など[富士山の風景]バラ10枚