
細江英公 Eikoh HOSOE「薔薇刑 作品32」
1961(モダン・プリント)
ゼラチン・シルバー・プリント
Image Size 20.0×30.0cm
(印画紙サイズ11×14インチ)
Signed
◆写真展"Body and Soul" Part1:2007年10月5日[金]―10月13日[土]
Part2:2007年10月19日[金]―10月27日[土]
12:00-19:00 *日・月・祝日休廊
ときの忘れものでは、昨年あたりから本格的に写真作家の紹介に力を入れてきましたが、今回は"Body and Soul"と題して、ポートレイトを中心に人物を被写体とした作品をパート1・パート2に分けて展示します。
ときの忘れものの原点は瑛九です、だから写真にはごく近い場所にいたわけですが、ジョナス・メカスさんを除き、なぜか写真は扱ってこなかった。私はどうもすばしこく立ち回るのが苦手で、流行にすぐ飛びつくという芸当ができない。写真に関して、1970年代から細江英公先生という最も優れた師匠が近くにいたにもかかわらず、なかなか腰を上げることができなかった。
でも三浦という最強のスタッフ(もともと彼はコレクター)が加わり、写真に本腰を入れることになりました。どうぞご贔屓に願います。
写真家の最も興味ある被写体は人間であり、その肉体と内なる魂です。
その典型がポートレイトといえますが、他にもオブジェとしての肉体、情念を表現するための肉体もあるでしょう。しかし、表現方法は異なっていても、それはいずれも人間讃歌であり、生への尊厳を希求するものです。
今回の展示では、その多様な表現による"Body and Soul"をご覧いただきたいと思います。
●Part1
Larry CLARK, Eikoh HOSOE, Yousuf KARSH, Jonas MEKAS, Jan SAUDEK, Jock STURGES
世界を舞台に活躍している写真家細江英公の代表作「薔薇刑」「鎌鼬」「ルナ・ロッサ」ほか、16点をご覧いただきます。
●Part2
Manuel Alvarez BRAVO, Robert DOISNEAU, Kazha IMURA, Irina IONESCO, Andre KERTESZ, Man Ray, W. Eugene SMITH, WEEGEE
もはやアイコンとも呼べるロベール・ドアノーの「市庁舎前のキス、パリ」、マン・レイの「キキ」ほか、17点を展示します。
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