先月から倉庫の引越し作業でてんてこ舞いしています。
先日の日曜11日には全社員、お友達、運送屋さんなど総勢9名で川越から所沢の新しい倉庫へ荷物を大移動して、ようやく目途がつきました。
翌12日は痛む腰をさすりながら久しぶりの休日(ときの忘れものは月曜休廊)を社長と二人、都心の画廊やパーティなどはしごしました。
先ずは、新橋の東京美術倶楽部で開催された「第41回古流傳統生花展」に。主催の古流松應会家元の千羽理芳先生の作品の前でパチリ。
千羽先生には亭主がアドヴァイザーとして関わった現代工藝といけばなとのコラボレーション「美のかたち こころの器 資生堂ギャラリー<現代工藝展1975~1995>より」に参加していただきました。
私、今までいけ花の世界にはとんと疎かったのですが、おかげでたいへん勉強になりました。
その展覧会では千羽理芳先生はじめ11人のいけばな作家に参加していただき、毎週鈴木治や八木一夫らの陶芸作品にお花をいけてもらったのですが、花の命は短くて、写真しか残らない。
そこでいま記録としての図録を私どもで編集しています。
お上りさんと化してアルマーニへ入ったのはいいのですが、どれもゼロが・・・・・
「細江英公・人間写真家五十年を祝う会」に出席。
今まで出版記念会のようなものは開いたことがないという細江英公先生を囲む大パーティでした。
司会を小島一慶さんが務め、森山真弓さん(代議士、日本カメラ財団理事長)、福原義春さん(東京都写真美術館館長)、田沼武能さん(写真家)、川田喜久治さん(写真家)、岡井耀毅さん(写真ジャーナリスト)さんらが次々とスピーチ。
ヨシダ先生は3月に開催した細江英公展で細江先生と絶妙のトークを繰り広げてくださいました。
高橋さんがどなたかに、ときの忘れもののブログで連載している植田実さんのエッセイについて聞いたらしい。高橋さんのことを書いたところを読みたいとおっしゃるので、全頁をプリントアウトしてお送りしますと約束する。
会場では旧知の方々にたくさんお会いしたのですが、びっくりしたのは、数時間前ご挨拶したばかりの千羽理芳先生が出席されていたこと。
聞けば「細江とは高校の同級生なんだ、細江は英語弁論大会で全国一位になるなど優秀でねえ。ぼくはサッカーやっていて細江が撮ってくれた写真もある」とのこと。
知りませんでした。
世の中狭いというか、優れた人材というのは繋がって出てくるというか・・・・
なかなか密度の濃い一日でありました。
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