“ときの忘れもの”今週のオークション　2008.01.03
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＜＜ギャラリーときの忘れものだより＞＞
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皆様、新年明けましておめでとうございます。本年もギャラリーときの忘れものならびにヤフーオークションをよろしくお願い申し上げます。
新年は、1月8日（火）からの営業となります。そのため、この期間に落札いただきました作品は、休み明けにの発送なりますので、どうぞご了承ください。
ギャラリーでの展示は、11日からの「柳沢信写真展」で始まります。伝説化しつつある写真家柳沢信が1993年にイタリアで撮影したシリーズをご紹介します。何ということのない街角を捉えた写真ですが、一度見るとなぜか脳裏に焼きついてしまう不思議な作品です。ぜひお出かけください。
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＜＜今週の話題～今年の展望＞＞
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「今年の展望」と言っても美術界とかのことではなく、ときの忘れものの今年のことです。1月は上記の「柳沢信写真展」、2月は「菅井汲・元永定正版画展」と、ここまでは決まっているのですが、そのあと3～5月は企画はいくつかあるもののまだ流動的です。6月は「北郷悟　版画と彫刻展」をギャラリーせいほうさんと共催の予定です。6月末から池田20世紀美術館で開催される「小野隆生展」は、今年の大きなイベントのひとつで、それに合わせてときの忘れものでも7月に「小野隆生展」を開催します。8月には今年も「ジョック・スタージス展」を行います。また、6月末から世田谷美術館で開催されます「石山修武展」にも協力するなど、今年もあっという間に過ぎてしまいそうな予感がします。どうぞ、今年もときの忘れものにご注目ください。
（スタッフ　三浦次郎）
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＜＜今週の一点＞＞
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◎福沢一郎　リトグラフ「夜の鳥」1956年　マット付
http://page12.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/p91120959


福沢一郎（1898～1994）は、昭和初期における所謂「シュルレアリスム絵画」の紹介者として広く知られ、戦後は神話や物語に主題を求め、骨太の量感あふれる人体表現や独特な色彩感覚に優れた作品を残しました。この「夜の鳥」というリトグラフは、1950年代に日本有数の大コレクターであったＫ氏らが所謂版画専門家ではない多くの画家たちがリトグラフの制作を勧める中で生まれた作品です。
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＜＜今週のオークションから＞＞
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好評をいただいております、Z氏のコレクションからの出品です。
◎Z氏コレクション特集/作者不詳　木版「花とクラウン」
◎Z氏コレクション/棟方志功サイン入図録+別冊太陽
◎Z氏コレクション特集/竹田和子　銅版画「作品」シート