“ときの忘れもの”今週のオークション 2008.01.18
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<<ギャラリーときの忘れものだより>>
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いまギャラリーでは、「柳沢信写真展」を開催中です。知名度という点では、それほど高くない分、いらっしゃるお客様は写真家の方や写真史を学んでいる学生さん、写真コレクターの方などが多く、「柳沢さんはご存知でしたか?」と伺うと、当然という顔で「はい」と答えられるので、畏れ入ってしまいます。たまたまたいらしたイタリア出身の画家ジャン・ベルト・ヴァンニさんも懐かしそうにローマの写真をご覧になっていましたし、いらっしゃるお客様皆さん柳沢さんの視点で捉えたイタリアを楽しんで帰られます。26日までです、ぜひお出かけください。
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<<今週の話題~諏訪敦展>>
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いつもこちらでご紹介する展覧会は既に終わってしまったものや、終了間際のことが多いのですが、今日ご紹介する「~複眼リアリスト~諏訪敦絵画作品展」は17日に始まったばかりで2月24日まで開催中です。諏訪さんは1967年生まれで、いまとなっては多くなりましたが、写実的な作品を制作する若手作家のさきがけとなった方です。しかし、今回「複眼リアリスト」と題されているように、ただあるものをあるがままに描くのではなく、モデルに対して個人的な洞察を深くし、時には一緒に生活するといったことを通して作品を作り上げていきます。40点あまりが展示されていますが、圧巻は昨年制作された大野一雄の肖像画です。今にも呻き声が聞こえてきそうな画面に圧倒されます。会場は東京千駄ヶ谷の佐藤美術館です。どうぞご覧下さい。(スタッフ 三浦次郎)
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<<今週の一点>>
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◎イリナ・イオネスコ オリジナルプリント(3)
http://page3.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c145454317

イリナ・イオネスコ(Irina Ionesco 1935- )1965年より写真を撮り始め、娘エヴァほか、多くの女性を撮り続けています。写真集『鏡の神殿』(1977)では、母親が撮った娘のヌード写真ということで、倫理的な議論も巻き起こしましたが、以来、シュルレアリスムとバロックの混沌とした写真により高い評価を得ています。日本でも人気が高く、何度も写真展が開催されて来ました。
出品作品は、1998年に制作されたイリナの自選のポートフォリオ[Porte Doree]22点組からのもので、サイズは小さいですが、イリナの魅力が充分堪能できる作品です。
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<<今週のオークションから>>
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好評をいただいております、Z氏のコレクションからの出品です。
◎Z氏コレクション特集/中山正實 銅版「Flight」
◎Z氏コレクション特集/堀井英男 銅版「春の使者No.6」
◎Z氏コレクション特集/堀井英男 水彩 1978年
◎Z氏コレクション/関野準一郎『ポプラと校舎』木版5点入り
◎Z氏コレクション特集/二見彰一 銅版「朝のテーブル」
http://page17.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/v40192070

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<<ギャラリーときの忘れものだより>>
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いまギャラリーでは、「柳沢信写真展」を開催中です。知名度という点では、それほど高くない分、いらっしゃるお客様は写真家の方や写真史を学んでいる学生さん、写真コレクターの方などが多く、「柳沢さんはご存知でしたか?」と伺うと、当然という顔で「はい」と答えられるので、畏れ入ってしまいます。たまたまたいらしたイタリア出身の画家ジャン・ベルト・ヴァンニさんも懐かしそうにローマの写真をご覧になっていましたし、いらっしゃるお客様皆さん柳沢さんの視点で捉えたイタリアを楽しんで帰られます。26日までです、ぜひお出かけください。
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<<今週の話題~諏訪敦展>>
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いつもこちらでご紹介する展覧会は既に終わってしまったものや、終了間際のことが多いのですが、今日ご紹介する「~複眼リアリスト~諏訪敦絵画作品展」は17日に始まったばかりで2月24日まで開催中です。諏訪さんは1967年生まれで、いまとなっては多くなりましたが、写実的な作品を制作する若手作家のさきがけとなった方です。しかし、今回「複眼リアリスト」と題されているように、ただあるものをあるがままに描くのではなく、モデルに対して個人的な洞察を深くし、時には一緒に生活するといったことを通して作品を作り上げていきます。40点あまりが展示されていますが、圧巻は昨年制作された大野一雄の肖像画です。今にも呻き声が聞こえてきそうな画面に圧倒されます。会場は東京千駄ヶ谷の佐藤美術館です。どうぞご覧下さい。(スタッフ 三浦次郎)
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<<今週の一点>>
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◎イリナ・イオネスコ オリジナルプリント(3)
http://page3.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/c145454317

イリナ・イオネスコ(Irina Ionesco 1935- )1965年より写真を撮り始め、娘エヴァほか、多くの女性を撮り続けています。写真集『鏡の神殿』(1977)では、母親が撮った娘のヌード写真ということで、倫理的な議論も巻き起こしましたが、以来、シュルレアリスムとバロックの混沌とした写真により高い評価を得ています。日本でも人気が高く、何度も写真展が開催されて来ました。
出品作品は、1998年に制作されたイリナの自選のポートフォリオ[Porte Doree]22点組からのもので、サイズは小さいですが、イリナの魅力が充分堪能できる作品です。
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<<今週のオークションから>>
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好評をいただいております、Z氏のコレクションからの出品です。
◎Z氏コレクション特集/中山正實 銅版「Flight」
◎Z氏コレクション特集/堀井英男 銅版「春の使者No.6」
◎Z氏コレクション特集/堀井英男 水彩 1978年
◎Z氏コレクション/関野準一郎『ポプラと校舎』木版5点入り
◎Z氏コレクション特集/二見彰一 銅版「朝のテーブル」
http://page17.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/v40192070

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