“ときの忘れもの”今週のオークション　2008.02.29
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＜＜ギャラリーときの忘れものだより＞＞
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本日より「ハンス・ベルメール版画展」が始まりました。版画集『サドに』（1961年）と版画集『道徳小論』（1968年）から、計20点を展示しております。かなり露骨な描写でエロスとタナトスを表現していますので、「ちょっとこういうのは」という方もいらっしゃると思いますが、お好きな方が多いのも事実です。ぜひ、ご自分の目でお確かめください。お待ちしております。
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＜＜今週の話題～エディット・ピアフ＞＞
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先日アカデミー賞の授賞式がありました。そこで主演女優賞を取ったのは「エディット・ピアフ　愛の讃歌」のマリオン・コティヤールというフランスの女優でした。授賞式をご覧になった方は、彼女がかわいい女性であることをご覧になったはずです。その彼女が演じたエディット・ピアフは鬼気迫るもので、いままで年相応の役を演じてきた彼女の演技とは思えませんでしたから、映画を見たものにとって、彼女の受賞は妥当なものであり、喜ばしいことだったと思います。すでにDVDが出ているようですので、ぜひご覧いただきたい作品です。もちろんピアフ生涯にも感動させられます。（スタッフ　三浦次郎）
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＜＜今週の一点＞＞
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◎D氏コレクション特集/ヴァン・ドンゲン　リトグラフ　１
フォービスムの画家として名を馳せ、強い色彩で時代を描いたキース・ヴァン・ドンゲンのリトグラフ作品です。その退廃的な官能を感じさせる肖像画は人気を呼び、先を争って肖像画を描いてもらったと言われています。出品作は、Roland Dorgeles の著作”Au Beaux Temps de la Butte”に挿入された作品のなかの1点で、サインはありませんが、ヴァン・ドンゲンらしい筆致と色彩の作品です。どうぞコレクションにお加えください。
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＜＜今週のオークションから＞＞
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前回のZ氏コレクション特集はおかげさまで好評でした。
続いてやはり私どもの長年のお客さまで、還暦を過ぎてからコレクションを始めたD氏旧蔵の作品を何回かにわけてご紹介します。お好きな方に楽しんでいただけたらと思います。
◎sale 木村光佑　フォトリト「景-4」シート