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＜＜ギャラリーときの忘れものだより＞＞
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画廊では「五味彬写真展　YELLOWS1.0」を開催中です。1991年にプリントされた作品を2点のものから50点のものまで、10種に分類して額装・展示しています。また、1991年に出版されるはずだった本の現物や実際に断裁され、五味先生自らが貼り合わせた「Yellows」も併せて展示しています。
そして、この展覧会カタログ「ときの忘れものアーカイブスvol.1　五味彬　Yellows」も好評発売中です。普及版は、税込価格1,050円です。
オリジナル・プリントを1点入りの特装版は、10月25日までの特別価格4,000円（税込）です。
17日には、作家によるギャラリートークがございます。まだ空きがありますので、どうぞご予約の上、ご参加ください。参加費1,000円（１ドリンクつき）です。
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＜＜今週の話題～パリでの写真展＞＞
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先日パリに行った話を書きましたが、パリではふたつの写真展を見てきました。リチャード・アベドンとパトリック・デマルシェリエの展覧会です。前者はもう亡くなっていて、回顧展という形での展示でした。ジュー・ド・ポームが写真の美術館となってから初めて入りましたが、ショップにも多くの写真集が置いてあって楽しめます。展示は、巨大に引き伸ばされたウォーホルのファクトリーの写真など、もともと強い作品をより一層インパクトを強くしていて、アベドンの仕事を強烈に印象付けるものでした。入場者の列ができるほどの盛況でした。それに対し、パトリック・デマルシェリエの展示は、プティ・パレという19世紀以前の美術を展示しているところに、現代のファッションモデルや俳優や歌手などいわゆるセレブの写真を、絵画と絵画の間に展示するなどしていて、非常に面白い効果をあげていました。日本では、まず考えられない展示方法です。また、コンタクト・プリント（ベタ焼きのことです）をたくさん展示していたのがたいへん興味をそそられました。写真家としては手の内をさらけ出すことになりますから。
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＜＜今週のオークションから＞＞
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◎エド・ベイナード「トンボの図柄のある花瓶」木版