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＜＜ギャラリーときの忘れものだより＞＞
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画廊では「エルンスト・ハース写真展」を開催中です。闘牛や走る人の動きを流れるように捉え、なかば色だけの抽象表現のような作品は、成り行きまかせに見えますが、実際には経験を重ねた上で結果を予測ながら撮影していたはずです。まだマニュアルだけの機材で低感度のカラーフィルムを使ったこのような撮影には、かなりの技術が必要です。彼の作品が他の多くの写真家に大きな影響を与えたというのもうなずけるところです。
他にモノクロのポートレート、アメリカを捉えたシリーズ、花のポートレートとも言えるシリーズなど22点を展示しています。ハースの多様な写真世界をご覧ください。
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＜＜今週の話題～ART@AGNES＞＞
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1月10日（土）、11日（日）の二日間、神楽坂のアグネスホテルでART@AGNESが開催されました。最近のホテルの客室を使ったアートフェアの日本における先駆けでしたが、その役目を終えたとして、5回目の今回で終了するとのこと。1回目は招待者のみでしたが、2回目に一般公開したところ長蛇の列で長時間待たなければならないという事態となり、以降は入場日時を決めた予約制として待たずに入場できるように改善されました。今回、最終日の最終回に入場しましたが（私が申し込んだ時点では、もうこの時間しかありませんでした）、待つことなく入れましたし、中でもそれほど窮屈な思いもせずに見ることが出来ました。展示も皆さんもう慣れてらして、いろいろ工夫もなさっていたようです。ただ、作品にキャプションがなく、出品リストも言わないと出してくれないというのは買いなれたお客さんでないと言い出せないのでは。こちらも見ながらいろいろ学ぶことが多いアートフェアでした。（出費も多かったです）
（スタッフ　三浦次郎）
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＜＜今週のオークションから＞＞
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今や忘れられつつある「創作版画」と「蔵書票」を今週は特集いたします。