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＜＜ギャラリーときの忘れものだより＞＞
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本日3日より「マン・レイ展」が始まります。マン・レイは、写真家として多くの作品を遺しましたが、それはまた同時代のアートの最先端を記録したものとしても非常に価値があります。写真から感じられる当時の伸びやかな空気は羨ましくもあります。マン・レイは、終生画家を目指し、多くの油彩や版画作品を制作し、そしてダダイストとして最もその才能を見せたオブジェを作り、また映像作家として実験的な映画も制作しました。まさにマルチメディアアーティストの先駆けであるマン・レイの活動の一端を23点の作品でご紹介いたします。25日までです。
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＜＜今週の話題～アートフェア週間＞＞
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今週は、東京はアートフェア週間です。2日から秋葉原UDXビルのアキバ・スクエアで「101Tokyo Contemporary Art Fair 2009」が始まったのに続き、3日からはアートフェア東京が始まります。今回は143のギャラリーが参加し、東京国際フォーラムだけでなく、隣の東京ビルTOKIAガレリアにも第2会場としてブースが出店します。「101Tokyo」のほうは、参加画廊が30あまりなので、ゆっくり見てもそう疲れませんでしたが、アートフェア東京は、ちょっと覚悟が要りそうです。最近はアートフェアばやりですので、同時期に開催するからには独自のカラーが必要と思われますが、2日に「101Tokyo」を見た限りでは、確かに秋葉原ということでまさにアニメキャラクターの作品もありましたが、さほど独自性は感じられませんでした。空いているときに行ったので問題ありませんでしたが、もし、多くの観客が来た場合、ブースもそれほど広くなく、通路も狭いのでかなり混雑しそうです。それだけの観客が来てくれればそれはそれで良いのかもしれませんが。とにかく、アートで街が盛り上がってほしいものです。
（スタッフ　三浦次郎）
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＜＜今週のオークションから＞＞
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◎オノサト・トシノブ特集
日本の抽象美術の先駆者であり生涯円を描き続けた作家、オノサト・トシノブを特集します。
幾何学模様のおりなすオノサト作品は誰にもマネできない緻密さが特徴ですが、見る者に「温かさ」を与えてくれるのはなぜでしょうか。
◎オノサト・トシノブ特集　南画廊　オノサト・トシノブ画集