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＜＜ギャラリーときの忘れものだより＞＞
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「謝恩セール」には、多数ご来廊いただきありがとうございました。また遠方の方からも多くのご注文をいただき深く御礼申し上げます。次回は、またちょっと内容を変えて12月に予定しております。どうぞお楽しみに！
さて、7月3日（金）から若手作家4名のグループ展「4Winds2009」が始まります。光を浴びて陽に向かう植物を描く永井桃子、自己の中に沈潜し、そこから描く秋葉シスイ、記憶の断片を画面に定着させる矢口佳那、古典技法で重厚なマチエールを作り出す猪瀬直哉と、四人の個性がぶつかり合う展示になっています。どうぞご覧ください。
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＜＜今週の話題～ヤン・ファーブル ＞＞
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先日、彩の国さいたま芸術劇場でヤン・ファーブル演出の「寛容のオルギア」という作品を見てきました。彼の作品を見るのはこれが初めてで、たいして知識もなく、コンテンポラリー・ダンスだとばかり思っていました。しかし、実は、かなり演劇的な要素が強く、またとびきりキツいブラックユーモアもたっぷりあって、退屈などしている暇を与えない衝撃的な舞台でした。衝撃的というのは、もちろんその表現方法や台詞などいろいろあるのですが、開演前に、かなりしつこく「撮影・録画はできません」とアナウンスだけでなく、場内の女性スタッフも繰り返していたのを、「いまさら分かりきったことを、どうしてこう繰り返すのか？」と不審に思いました。が、その疑問の答えはステージが始まってすぐに分かりました。このように書けば、だいたいご想像がつくと思いますが、その通りです。あまり見たくないものもありました。（笑）また、この舞台には、寺山修司の天井桟敷の芝居と共通するものがあるように感じて、少し懐かしい気もしました。次回作もぜひ見てみたいと思っています。
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＜＜今週のオークションから＞＞
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◎創作版画と蔵書票特集／ 今や忘れられつつある「創作版画」と「蔵書票」を今週は特集いたします。