ときの忘れものが「ペシャワール会」と中村哲医師への支援活動に参加したのは2002年の「アフガニスタン支援/東松照明写真展 アッサラーム・アレクイン」からです。
 2006年からはヤフーオークションを利用して、毎週、私どものコレクション作品を提供し、落札者は落札金額の全額を「ペシャワール会」の郵便振替口座に直接振り込むという形の支援活動に取り組んできました。おかげさまで皆さんからペシャワール会への送金は、この4年間で35万円をこえました。あらためてあつく御礼を申し上げます。
 先日、ペシャワール会の事務局からお詫びの電話をいただきました。
というのは、事務局の手違いで、ときの忘れもの支援金と明記された方に自動的に(つまり本人の意思の確認をせずに)会報と振込み用紙を送り続けてきてしまい、ある方から「支援金は送ったが、入会したわけではないので、会報や振込み用紙は送らないで欲しい」と抗議の電話を受けたとのことでした。
 もっともな話で、この試みを始めたときに、ペシャワール会の事務局には「当方(ときのわすれもの、及び落札者)が勝手に支援金として送金するので、何も対応しなくて結構です」と申し入れていました。(寄付や会費用)の振込み用紙などを送られたら不愉快に思う方も少なくないでしょう。知らなかったとはいえ、落札者の皆さんには深くお詫びする次第です。
 ペシャワール会からは、以下のメールが届きましたので、ご報告します。
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ときの忘れもの 代表 綿貫様

いつもペシャワール会の活動にご支援をいただき誠にありがとうございます。
現在、、アフガニスタンでは中村哲医師が現地の人々とともに、用水路のメインテナンスと自立定着村の建設に全力で取り組んでおります。
さて、この度はこちらの不行き届きにより、オークションの落札者全ての方々に当会の会報と会費の払込用紙等を自動的に送付してしまい、ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません。
本来ならば、このお話をいただいたときに当会では寄付者には活動のご報告のために会報を年4回お送りすることを原則としている旨お知らせすべきでした。
これを怠ったことが原因でご迷惑をおかけすることになり、まことに申し訳ありません。
今後、事務局として一層気を引き締めて仕事をしてまいりますので何卒ご容赦いただきますようお願いいたします。
尚、今後の対応としてオークションのサイトに「会報不要の方は、その旨払込票の通信欄にご記入下さい」の文言を記載していただければ幸いに存じますので、ご検討いただきたくよろしくお願いいたします。
末筆ながら、向寒のみぎり皆様のご健康を心からお祈り申し上げます。
ペシャワール会事務局室長 平尾 篤

ペシャワール会事務局
〒810-0041福岡市中央区大名1丁目10-25 上村第2ビル603号
TEL:092-731-2372、FAX:092-731-2373
peshawar@kkh.biglobe.ne.jp
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/
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以上のような経緯ですが、ペシャワール会に送金された方で(その後自動的に送られてしまった)会報の送付が不要な場合は、恐縮ですが、私ども、またはペシャワール会にご連絡ください。送付を中止してもらいます。

先日、某週刊誌に「中村哲医師にノーベル平和賞を」という一文が掲載されました。
混迷が続くアフガニスタンで、地元の人々と地を這うような活動を続ける中村医師とペシャワール会の活動には、頭が下がります。
私たちも微力ですが、支援活動はアフガンの人々に平安が訪れるまで、継続してまいります。
ご迷惑をおかけした方々に深くお詫びするとともに、ヤフーオークションを使った「ペシャワール会支援チャリティオークション」に尚一層のご支援とご協力をお願いする次第です。