亭主の家にはテレビがないので、見もしない番組の宣伝をするのはヘンなのですが、親しいお客様とあれば、ぜひ皆さんにお伝えしたい。
明日3月5日の深夜0:10からのNHKテレビ「トップランナー」にシンガポール生まれの写真家レスリー・キーさんが出演します(再放送はBS2で、3月10日(水)午前3:00)。
世界中で500誌以上の表紙を撮ってきたレスリー。一流ファッション誌のみならず、広告写真、ユーミンら著名アーティストのCDジャケットも手掛け、ビヨンセなど海外スターからの依頼も絶えない。
躍動するダイナミックなポーズ。被写体の魅力を100%伝える表情。レスリーは、人間の『命の輝き』を撮ることに最大限の情熱を注ぎ込む。今回はトップモデル・香里奈の雑誌撮影現場にロケで密着、レスリーならではの撮影術に迫る。(同番組HPより)
私たちが知るレスリー・キーさんは、そんな華やかな世界の人とは思えない気さくな青年です。孤児として施設で育ち、写真家に育ててくれた周囲への感謝の気持ちを忘れず、身銭をきってボランティアをする。
2006年に刊行した『Super Stars』は“ASIA IS ONE”(アジアは1つ)をテーマにアジアを代表する300人にのぼるスターを約1年半を掛けて撮り続けて完成した640ページもの写真集ですが、そのきっかけは2004年12月26日のスマトラ沖地震でした。地震の大被害を知るや持ち前の行動力で、ユーミンをはじめ300人を越すアジアのアーティストに電話をかけまくり、22ヶ月かけて写真集を完成させます。そして一冊につき20ドル(US)を特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパンに寄付したのでした。
彼と話していると、かつて私たちが持っていたはずの「夢」や「志」「恩返し」という大事な言葉を思い出します。
ときの忘れものにいらしたのは、「五味彬写真展」がきっかけでした。
彼が今春出版と写真展を予定している写真集『SUPER TOKYO』は、日本人クリエーターたち1000人(!)が登場するらしいのですが、その何人かは私たちも知る人なので、刊行が楽しみです。あっと驚く人が登場するかも。


2009年8月4日ときの忘れものにて社長とレスリー・キーさん

2009年8月12日細江英公先生とレスリー・キーさん、ときの忘れもののスタッフ
◆ときの忘れものは銅版画代表作15点による「ハインリッヒ・フォーゲラー展」を開催しています(3月6日[土]まで)。
展覧会はいつもの通り人影も少なくひっそりとしたものですが、昨日に限っては千客万来。朝から次から次へと、今回の出品協力者のご姉妹の方、初めての人、数年ぶりの人、思わぬ人、それも客同士が旧知という偶然の出会いもあり、夜までひっきりなしに来客が絶えず、にぎやかな一日でした。締めくくりは香港のホテルアートフェアに行ってきた友人の画商さんが帰国の報告に。いずれ中国が美術市場の大きな核になることは私も承知していましたが、その窓口ともなるのが香港であるとの話に目が覚める思いでした。いずれ私たちも中国、香港に出てゆくことになるのでしょうか。
ヴォルツァーノに着いた三浦からは、「荷物が届かない」と悲鳴メールが届きました。
さてどうなることやら。
フォーゲラー展、ぜひご来場ください。


左)フォーゲラー「初めての夏」
右)フォーゲラー「受胎告知」
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
明日3月5日の深夜0:10からのNHKテレビ「トップランナー」にシンガポール生まれの写真家レスリー・キーさんが出演します(再放送はBS2で、3月10日(水)午前3:00)。
世界中で500誌以上の表紙を撮ってきたレスリー。一流ファッション誌のみならず、広告写真、ユーミンら著名アーティストのCDジャケットも手掛け、ビヨンセなど海外スターからの依頼も絶えない。
躍動するダイナミックなポーズ。被写体の魅力を100%伝える表情。レスリーは、人間の『命の輝き』を撮ることに最大限の情熱を注ぎ込む。今回はトップモデル・香里奈の雑誌撮影現場にロケで密着、レスリーならではの撮影術に迫る。(同番組HPより)
私たちが知るレスリー・キーさんは、そんな華やかな世界の人とは思えない気さくな青年です。孤児として施設で育ち、写真家に育ててくれた周囲への感謝の気持ちを忘れず、身銭をきってボランティアをする。
2006年に刊行した『Super Stars』は“ASIA IS ONE”(アジアは1つ)をテーマにアジアを代表する300人にのぼるスターを約1年半を掛けて撮り続けて完成した640ページもの写真集ですが、そのきっかけは2004年12月26日のスマトラ沖地震でした。地震の大被害を知るや持ち前の行動力で、ユーミンをはじめ300人を越すアジアのアーティストに電話をかけまくり、22ヶ月かけて写真集を完成させます。そして一冊につき20ドル(US)を特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパンに寄付したのでした。
彼と話していると、かつて私たちが持っていたはずの「夢」や「志」「恩返し」という大事な言葉を思い出します。
ときの忘れものにいらしたのは、「五味彬写真展」がきっかけでした。
彼が今春出版と写真展を予定している写真集『SUPER TOKYO』は、日本人クリエーターたち1000人(!)が登場するらしいのですが、その何人かは私たちも知る人なので、刊行が楽しみです。あっと驚く人が登場するかも。
2009年8月4日ときの忘れものにて社長とレスリー・キーさん
2009年8月12日細江英公先生とレスリー・キーさん、ときの忘れもののスタッフ
◆ときの忘れものは銅版画代表作15点による「ハインリッヒ・フォーゲラー展」を開催しています(3月6日[土]まで)。展覧会はいつもの通り人影も少なくひっそりとしたものですが、昨日に限っては千客万来。朝から次から次へと、今回の出品協力者のご姉妹の方、初めての人、数年ぶりの人、思わぬ人、それも客同士が旧知という偶然の出会いもあり、夜までひっきりなしに来客が絶えず、にぎやかな一日でした。締めくくりは香港のホテルアートフェアに行ってきた友人の画商さんが帰国の報告に。いずれ中国が美術市場の大きな核になることは私も承知していましたが、その窓口ともなるのが香港であるとの話に目が覚める思いでした。いずれ私たちも中国、香港に出てゆくことになるのでしょうか。
ヴォルツァーノに着いた三浦からは、「荷物が届かない」と悲鳴メールが届きました。
さてどうなることやら。
フォーゲラー展、ぜひご来場ください。


左)フォーゲラー「初めての夏」
右)フォーゲラー「受胎告知」
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