細江英公先生のサイン入り写真集が再入荷したので、ご紹介いたします。
この写真集は、発行元のGALLERY WHITE ROOM TOKYOというギャラリーが既に閉めてしまったので、一般には入手しずらい写真集で、しかも限定1000部。
いずれ他の細江英公写真集と同じように貴重なものとなるでしょう。
デザインは高橋しげお氏で、ベルベナチュラルという用紙を使った、ひじょうに美しい仕上がりとなっています。「抱擁」から20点、「薔薇刑」から20点併せて40点のモノクローム写真が、片面ずつの印刷で掲載されています。1000部限定で、細江先生のサイン入りです。また、両方のオリジナルの写真集の序文を三島由紀夫が書いており、「抱擁」は初版に、「薔薇刑」は国際版に掲載されたものが、この写真集に所収されています。
この二つの写真シリーズは、人間写真家としての細江英公の両極的なシリーズと言えます。「薔薇刑」は、三島由紀夫という被写体を細江流に解体し、構成し直したもので、「抱擁」は、個を排し、肉体の美しさを抽出した連作です。その両方をハイクオリティな印刷でご覧いただけるお得な写真集です。
細江英公 「抱擁」と「薔薇刑」
発行 GALLERY WHITE ROOM TOKYO
発行年 2008年
サイズ 22.0x30.5cm
図版 「抱擁」20点、「薔薇刑」20点
テキスト 三島由紀夫、細江英公
限定 1,000部 細江英公サイン入り
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この写真集に収録されている作品を2点ご紹介します。
「薔薇刑」は、かなりバロック的な要素が強いシリーズですが、その中でも最もバロック的と言える作品です。
細江英公「薔薇刑 作品29」
1962年（Printed later）
ゼラチン・シルバー・プリント
31.1x22.8cm サインあり
「抱擁」は、「おとこと女」以来、ずっとあたためていたモチーフを満を持して撮影したもので、シンプルに抽象化されていながら、強烈なエロスを感じさせるシリーズです。このプリントは、グラビア印刷のマチエールに似ていると細江先生が気に入っていらっしゃるディジタル・ピグメントプリントによる大判の作品です。
細江英公「抱擁 作品3」
1970年（Printed in 2008）
ディジタル・ピグメントプリント
125.0x100.0cm Ed.10
サインあり
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この写真集は、発行元のGALLERY WHITE ROOM TOKYOというギャラリーが既に閉めてしまったので、一般には入手しずらい写真集で、しかも限定1000部。
いずれ他の細江英公写真集と同じように貴重なものとなるでしょう。
デザインは高橋しげお氏で、ベルベナチュラルという用紙を使った、ひじょうに美しい仕上がりとなっています。「抱擁」から20点、「薔薇刑」から20点併せて40点のモノクローム写真が、片面ずつの印刷で掲載されています。1000部限定で、細江先生のサイン入りです。また、両方のオリジナルの写真集の序文を三島由紀夫が書いており、「抱擁」は初版に、「薔薇刑」は国際版に掲載されたものが、この写真集に所収されています。
この二つの写真シリーズは、人間写真家としての細江英公の両極的なシリーズと言えます。「薔薇刑」は、三島由紀夫という被写体を細江流に解体し、構成し直したもので、「抱擁」は、個を排し、肉体の美しさを抽出した連作です。その両方をハイクオリティな印刷でご覧いただけるお得な写真集です。
細江英公 「抱擁」と「薔薇刑」
発行 GALLERY WHITE ROOM TOKYO
発行年 2008年
サイズ 22.0x30.5cm
図版 「抱擁」20点、「薔薇刑」20点
テキスト 三島由紀夫、細江英公
限定 1,000部 細江英公サイン入り
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「薔薇刑」は、かなりバロック的な要素が強いシリーズですが、その中でも最もバロック的と言える作品です。
細江英公「薔薇刑 作品29」
1962年（Printed later）
ゼラチン・シルバー・プリント
31.1x22.8cm サインあり
「抱擁」は、「おとこと女」以来、ずっとあたためていたモチーフを満を持して撮影したもので、シンプルに抽象化されていながら、強烈なエロスを感じさせるシリーズです。このプリントは、グラビア印刷のマチエールに似ていると細江先生が気に入っていらっしゃるディジタル・ピグメントプリントによる大判の作品です。
細江英公「抱擁 作品3」
1970年（Printed in 2008）
ディジタル・ピグメントプリント
125.0x100.0cm Ed.10
サインあり
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