画廊の夏は普通はヒマである。
暑くて人は来ないし、絵も動かない(ということはお金もない・・・）。
夏休みをたっぷりとるところも多い（羨ましい）。
しかるに、ときの忘れものは、夏はほとんど無休で営業するはめになってしまった。
以前は人並みに二週間の夏休みがあったのだが、後述するように2007年から敢えてお盆休みの時期に「ジョック・スタージス写真展」を開いて以来、夏休み返上が定着してしまった。

3人展展示作業
20日から始まる「Tricolore2010―君島彩子・若宮綾子・渡辺貴子」展の展示作業が一昨日行なわれました。
美しい女性作家三人がそれぞれ割り振られた壁面の前で四苦八苦。13時から19時までかけて、どうやらそれぞれの個性が反映した展示になりました。

渡辺貴子さん展示作業1渡辺貴子さん展示作業2
ただいま試行錯誤中。
渡辺貴子さんの展示作業

若宮綾子さん展示作業1若宮綾子さん展示作業2
ただいま奮闘中。
若宮綾子さんの展示作業

君島彩子さん君島彩子さんの展示風景
君島彩子さんの展示風景


さて本日、亭主は早朝6時起きで高崎へ。
明日（19日）のマンドリン演奏会に全力投球です。
帰京後、席を暖める暇もなく、東北へ。大事なお客様に会いにうかがいます。
7月24日（土）の夕方は、ギャラリートーク（三上豊＋出品作家）なので帰京しますが、直ぐにその夜の最終便で大阪へ向い、マンドリンの後輩たちが全国大会に出場するので観客席から応援します。
トンボ帰りしたその翌日は、秋の展覧会準備に栃木県へ出張します。
まことに忙しい。

そんなこんなで東京に居る日が少ないのですが、８月になればジョック・スタージスさんの新作写真展が始まります（8月10日～8月21日＊会期中無休）。
どうぞ皆さん、今年の夏も東京で、スタージスさんの清冽な写真を堪能してください。

ジョック・スタージス新作写真展が終わるや否や、8月27日（金）～9月4日（土）「銀塩写真の魅力Ⅱ展」（＊会期中無休）が続き、息つく暇もなく、9月8日（木）～13日（月）韓国ソウルでの「KIAF 2010」に出展です。
ときの忘れものが写真に舵をきった仕掛け人ともいうべきコレクター原茂さん企画の＜ギャラリーで写真を買う醍醐味＞もスタートします（詳細は近々発表します）。
これじゃあ、夏休みなんか到底とれませんね（タメ息）。

◆今月のWEB展は、7月16日～8月15日まで「永井桃子展」を開催しています。
永井桃子
永井桃子「光途 - 植物の目」
2005年　　油彩・キャンバス
162.0×130,5cm（F100号）

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