秋晴れの一日、新幹線に飛び乗って静岡県掛川に行ってきました。
目的は「駒井哲郎作品展」。
1953(昭和28)年1月、銀座の資生堂ギャラリーで駒井哲郎の初個展が開催されました。
それから67年、生誕90年を記念して、ゆかりの資生堂ギャラリーと掛川の資生堂アートハウスの2会場で福原義春さんのコレクションによる駒井哲郎作品展が開催されています。
先日の銀座でのオープニングの様子はこのブログでお伝えしましたが、掛川会場についてはまだご紹介していませんでした。
資生堂アートハウスは、1978年に資生堂が所蔵する美術品、広告宣伝資料などを収蔵公開する施設として建設されました。
設計は計画設計工房(谷口吉生、高宮真介)、二人はこの作品によって1979年の日本建築学会賞作品賞を受賞しています。
小規模ですが、瀟洒な佇まいをみせる名建築といっていいでしょう。
今回は、銀座が駒井ファンの意表をつくモノタイプ、カラー銅版画など色彩作品だけで埋められているのに対し、掛川では所謂駒井哲郎の代表的作品、及びブックワークが展示されるということで亭主も楽しみにしていました。
福原コレクションの総数は約500点と聞いているので、銀座・掛川二会場をフルに使っても全部を展示することは不可能で、実際には銀座が100点、掛川が150点とのこと。
展示は瀟洒な会場に相応しく、メイン会場には駒井哲郎本来のモノトーンの詩情溢れる作品群が年代順に並べられ、もうひとつのスペースには、ブックワークがその中身までがよく見えるように見事な展示になっていました。
ひとつ一つの作品などにについて、詳しい感想を述べたいのですが、亭主にとっては一年に一度あるかどうかの超多忙スケージュールの毎日とあって、それはまた他日に譲りましょう。


●2010年10月26日(火)~12月19日(日)銀座・資生堂ギャラリー
●2010年10月29日(金)~12月19日(日)掛川・資生堂アートハウス
図録は、50年かけて集めた500点を超える福原コレクションの全貌が収録されていて圧巻です。
●『駒井哲郎作品展 福原コレクション 生誕90年ー闇と光のあわいに』図録
発行日:2010年10月25日
発行・編集:資生堂企業文化部
印刷・製本:光村印刷?
サイズほか:29.5x22.5cm 241ページ
収録図版:485点
執筆:堀江敏幸、駒井美子、福原義春、林洋子、清水真砂、福島昌子、
桑原規子、三上豊、横山勝彦、西澤晴美、中島理壽(年譜)
編集協力:桜井裕子、三上豊、綿貫不二夫
目的は「駒井哲郎作品展」。
1953(昭和28)年1月、銀座の資生堂ギャラリーで駒井哲郎の初個展が開催されました。
それから67年、生誕90年を記念して、ゆかりの資生堂ギャラリーと掛川の資生堂アートハウスの2会場で福原義春さんのコレクションによる駒井哲郎作品展が開催されています。
先日の銀座でのオープニングの様子はこのブログでお伝えしましたが、掛川会場についてはまだご紹介していませんでした。
資生堂アートハウスは、1978年に資生堂が所蔵する美術品、広告宣伝資料などを収蔵公開する施設として建設されました。
設計は計画設計工房(谷口吉生、高宮真介)、二人はこの作品によって1979年の日本建築学会賞作品賞を受賞しています。
小規模ですが、瀟洒な佇まいをみせる名建築といっていいでしょう。
今回は、銀座が駒井ファンの意表をつくモノタイプ、カラー銅版画など色彩作品だけで埋められているのに対し、掛川では所謂駒井哲郎の代表的作品、及びブックワークが展示されるということで亭主も楽しみにしていました。
福原コレクションの総数は約500点と聞いているので、銀座・掛川二会場をフルに使っても全部を展示することは不可能で、実際には銀座が100点、掛川が150点とのこと。
展示は瀟洒な会場に相応しく、メイン会場には駒井哲郎本来のモノトーンの詩情溢れる作品群が年代順に並べられ、もうひとつのスペースには、ブックワークがその中身までがよく見えるように見事な展示になっていました。
ひとつ一つの作品などにについて、詳しい感想を述べたいのですが、亭主にとっては一年に一度あるかどうかの超多忙スケージュールの毎日とあって、それはまた他日に譲りましょう。


●2010年10月26日(火)~12月19日(日)銀座・資生堂ギャラリー
●2010年10月29日(金)~12月19日(日)掛川・資生堂アートハウス
図録は、50年かけて集めた500点を超える福原コレクションの全貌が収録されていて圧巻です。
●『駒井哲郎作品展 福原コレクション 生誕90年ー闇と光のあわいに』図録
発行日:2010年10月25日
発行・編集:資生堂企業文化部
印刷・製本:光村印刷?
サイズほか:29.5x22.5cm 241ページ
収録図版:485点
執筆:堀江敏幸、駒井美子、福原義春、林洋子、清水真砂、福島昌子、
桑原規子、三上豊、横山勝彦、西澤晴美、中島理壽(年譜)
編集協力:桜井裕子、三上豊、綿貫不二夫
コメント