ときの忘れものは、5月5日(木)まで休廊です。
メールや電話でお問合せいただいた場合、お返事は6日(金)以降になりますので、ご了承ください。
亭主と社長は久しぶりに故郷に戻り、一族のお墓参りに行ってまいります。

先日開催した「東北の酒と肴とお菓子をいただく会」には若い人から70代のお客様までたくさんお集まりいただきありがとうございました。
小さな声でもそれが一つになれば、きっと被災地の皆さんに届くでしょう。
私たちは忘れません、一市民としてできることをやる、それを今後も続けたいと思います。
参加者のお一人、Fさんがご自分のブログ<ジャージの王様>に当日の感想を書いてくださいましたのでぜひお読みください。

上野の森美術館大賞展~矢口佳那さん入選

さて、2009年の「4 Winds 2009」に出品していただいた矢口佳那さんが、第29回上野の森美術館大賞展に入選しました。
この大賞展は、「明日をひらく絵画」というタイトルが付いているように、個性豊かで可能性に富んだ作家を顕彰する目的で1983年に始まり、今回で29回を迎えます。今年は、1,516点の公募作品から249点が入選作品として決まりました。矢口さんの作品は、5月3日からの後期に展示されます。また、東京のみの展示ですので、この機会にぜひご覧下さい。

第29回 明日をひらく絵画 上野の森美術館大賞展
会場:上野の森美術館
会期:作家の名前の50音順で前期と後期に分けられ、矢口さんは後期に展示されます。
 前期:2011年4月26日(火)~5月2日(月)
 後期:2011年5月3日(火・祝)~5月8日(日)
 10:00~17:00(会期中無休)
入場料:大人600円、大高生400円、中学生以下無料
上野の森美術館大賞展表上野の森美術館大賞展裏


矢口佳那さんは、故郷である北海道を思わせる心象風景を描き続けています。油彩以外にもペンや鉛筆を使った独特のマチエールは、その空気の湿度や匂いを感じさせます。
A_海のうたを歌う_600矢口佳那 Kana YAGUCHI
海のうたを歌う
2009年 油彩・キャンバス
50.0x72.7cm(M20号)
サインあり

B_遠くで風が鳴る_600矢口佳那 Kana YAGUCHI
遠くで風が鳴る
2009年 油彩・キャンバス
50.0x72.7cm(M20号)
サインあり

C_灰色の日_600矢口佳那 Kana YAGUCHI
灰色の日
2009年 油彩・キャンバス
50.0x72.7cm(M20号)
サインあり

矢口佳那(Kana YAGUCHI)
1982年北海道釧路市に生まれる。2002年武蔵野美術大学造形学部油絵学科入学。2006年武蔵野美術大学卒業制作優秀賞を受賞、同年卒業。2007年世界堂大賞展でぺんてる賞受賞。2008年第4回新宿アートインフィニティに入選。2011年第29回上野の森美術館大賞展入選。
個展:2007年「矢口佳那展」(ギャラリー山口/京橋)、2008年「展示風景を見る」(中和ギャラリー/銀座)、2009年「曇りの日」(art&bar entkukui エンククイ/恵比寿)、「矢口佳那展」(新宿眼科画廊/新宿)
グループ展:2008~2011年「満月展」(千駄木画廊/千駄木)、2008年「アジアの陽光(SUNSHINE OF ASIA)」(中和ギャラリー/銀座)、第4回アート・ジャム展「人形」‘Doll Festival’(ギャラリー山口/京橋)、2009年「4 Winds 2009」(ときの忘れもの)、TCAF2009にときの忘れものブースから出品。
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