画廊ではいまラウシェンバーグ展を開催中ですが(明日まで)、社長のお供で新澤君とともに北陸福井に来ています。
「マイコレクション物語」の連載を始めた荒井由泰さんにお会いしてあるプロジェクトの打合せをしています。
荒井さんの住む勝山市は人口3万人に満たない山間の小都市ですが、そんな小さな街に磯崎新設計の住宅が二つもあることでもおわかりの通り文化的レベルは驚くほど高く、亭主は40年近くこの街に通い続けています。
久しぶりに緑したたる自然に触れ、静かな時間を過ごすとほっとします。
The Gallery Voice紙のNO49号
福井の荒井さんと同じように古い付き合いとなる画廊沖縄の上原さんが開催している「高良憲義展」については先日、このブログで少し紹介しました。
先日、上原さんから画廊の機関紙・The Gallery Voice紙のNO49号が配信されてきました。
(下に掲載した画面では読めないと思うので、上記をクリックしてください。)
均質化する文明を前にして、私たちはたやすく伝統的な文化や習慣を放棄してしまう。さらに私たちは、ときに戦争や原爆、ヘリ墜落事件といった忘れてはならない悲惨な出来事までも、過去のものとして風化させてしまう。高良氏の作品は、悲惨な出来事をも記号として消費し、そして風化させていくことにも非難の矛先を向ける(以下略)
・・・・・居村匠「忘却への楔:高良憲義氏の絵画」(美術批評家)
画商とて他の商売と同じく、美術作品を商品として扱い、その売買で生計をたてている。
亭主も上原さんもそれは同じです。
しかし上原さんが日本最南端の沖縄でこの商売を持続させるのは、東京では考えられないほど多くの困難があるのは想像に難くありません。
しかし、電話で聞く上原さんの声はいつも明るく、屈託がない。
上原さんの発信するThe Gallery Voiceを読んでいると、日ごろの身過ぎ世過ぎに追われてつい忘れてしまう「志」という言葉を思い出します。
どんな商売にも「志」がなくてはいけないんだ、そう思います。





こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
「マイコレクション物語」の連載を始めた荒井由泰さんにお会いしてあるプロジェクトの打合せをしています。
荒井さんの住む勝山市は人口3万人に満たない山間の小都市ですが、そんな小さな街に磯崎新設計の住宅が二つもあることでもおわかりの通り文化的レベルは驚くほど高く、亭主は40年近くこの街に通い続けています。
久しぶりに緑したたる自然に触れ、静かな時間を過ごすとほっとします。
The Gallery Voice紙のNO49号
福井の荒井さんと同じように古い付き合いとなる画廊沖縄の上原さんが開催している「高良憲義展」については先日、このブログで少し紹介しました。
先日、上原さんから画廊の機関紙・The Gallery Voice紙のNO49号が配信されてきました。
(下に掲載した画面では読めないと思うので、上記をクリックしてください。)
均質化する文明を前にして、私たちはたやすく伝統的な文化や習慣を放棄してしまう。さらに私たちは、ときに戦争や原爆、ヘリ墜落事件といった忘れてはならない悲惨な出来事までも、過去のものとして風化させてしまう。高良氏の作品は、悲惨な出来事をも記号として消費し、そして風化させていくことにも非難の矛先を向ける(以下略)
・・・・・居村匠「忘却への楔:高良憲義氏の絵画」(美術批評家)
画商とて他の商売と同じく、美術作品を商品として扱い、その売買で生計をたてている。
亭主も上原さんもそれは同じです。
しかし上原さんが日本最南端の沖縄でこの商売を持続させるのは、東京では考えられないほど多くの困難があるのは想像に難くありません。
しかし、電話で聞く上原さんの声はいつも明るく、屈託がない。
上原さんの発信するThe Gallery Voiceを読んでいると、日ごろの身過ぎ世過ぎに追われてつい忘れてしまう「志」という言葉を思い出します。
どんな商売にも「志」がなくてはいけないんだ、そう思います。





こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
コメント