猛暑の毎日、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。
「ART NAGOYA 2012」も無事終わりましたが、続いて９月にソウルで開催される「KIAF 2012」の準備でスタッフはてんてこ舞いです。
このブログは執筆者の皆さんのご協力で何とか毎日更新を続けています。
しかしホームページ本体の作品紹介等はイベントなどで忙殺されるとついつい更新が遅れてしまいます。それもまあ何とかここ数日のスタッフの頑張りで新しい情報の掲載作業を進めることができました。
トップページから先ずはご覧ください。
そんなこんなで、ときの忘れものは今年も夏休みはありません。
スタッフは交替でそれぞれ希望の時期に休みをとることになっているのですが、さて亭主と社長はいつ休みをとろうかと思案投げ首です。
温泉には行きたいのですが、混んでいる時期は避けたい。結局は都内某所に雲隠れするのがせきの山かも知れません。

恒例のお盆の時期に合わせた「ジョック・スタージス写真展」を明日から開催します。
遠方の方でなかなか平日には来られないというお客様に、お盆休みを使って観ていただいきたいと始めたのが真夏のジョック・スタージス写真展です。

会期：2012年8月10日（金）ー8月18日（土）
会期中無休

フランスのモンタリヴェやラ・ジェニーで夏を過ごすナチュリストを毎年撮り続けているジョック・スタージスは、モデルとなる家族とは強い信頼関係で結ばれており、多くの家族が長期にわたって被写体となっています。
自然のなかで夏のひとときを過ごす彼らの、きらめくような一瞬を留めたスタージスの作品は、見るものの心にある自然への憧憬を呼び起こします。
スタージスさんの問合せは年を通じて多いのですが、1990年代から今に至る作品群をまとめてお見せできる機会はあまりありません。
今回は、2011年撮影の新作を中心に、1990年代～2000年代の代表作を集め、スタージス芸術の真髄をたっぷりご覧いただきます。
さらに、会場の制約で額装の展示は20点前後になりますが、マットを付けた状態で、多数のコレクションをご覧いただこうと思います。
どうぞお盆休みは青山へお出かけください。







■ジョック・スタージス　Jock STURGES
1947年ニューヨーク生まれ。マールボロ大学およびサンフランシスコ・アート・インスティテュートで写真を専攻。北カリフォルニアやフランスのビーチでヌーディストの家族のポートレートをその美しい自然の中で撮り続けている。8×10の大型カメラで撮影されたモノクロームおよびカラーのプリントは、少女の清冽な美しさ、家族の愛情、自然の詩情を湛えた作品として高い評価を得ている。

◆ときの忘れものは、2012年8月10日（金）ー8月18日（土）「ジョック・スタージス写真展」を開催します（会期中無休）。